梅雨時期の雨ゴルフで必要な持ち物を準備して万全の対策を!

最終更新日:2018/06/07

梅雨の時期が近づいてきました。

ゴルフは、雷が鳴るかよほど激しい雨で無い限り雨天決行のスポーツです。

しかし雨ゴルフの経験がないと、戸惑ってしまうことがあるでしょう。

そこで梅雨時期に向けて万全の準備で挑めるよう、雨の日に必要な持ち物や注意点を紹介します。

雨ゴルフの持ち物での必需品(レインウェア)

雨ゴルフの持ち物での必需品、大活躍するのがレインウェアです。

「レインウェア」なので当然雨の日しか使いません。

ですからお金を掛けるのももったいない気がして安いものを買ってしまう気持ちは理解できます。

しかしそのようなレインウェアでは、実際に雨が降ってきた時に後悔するものです。

レインウェアの必須条件は、撥水・通気性・動きやすさです。

撥水性が悪いとレインウェアを着ている意味がありません。

また通気性が悪いものは、体の熱気や汗でレインウェアがまとわりついてしまい、着心地も悪くプレーに集中できません。

そして最も大事なのが動きやすさです。

ゴワゴワしたり、窮屈だったりして動きを制限してしまうレインウェアでは、スイングの妨げになってしまいます。

レインウェアの金額はピンからキリまでありますが、多少高くても性能と着心地の良いものを選ぶようにしましょう。

安いものを買って、スイングの妨げになるくらいであれば、レインウェアを着用しない方がまだ良いかもしれません。

雨ゴルフにあると便利な持ち物と言えば「グローブ」&「タオル 」

レインウェアは雨ゴルフの必需品ですが、他にも準備しておくと良い持ち物があります。

まずはゴルフグローブです。

雨天用素材のゴルフグローブを準備することも大事ですが、「ゴルフグローブの替え」を準備するのを忘れないでください。

雨天用素材のゴルフグローブであっても、濡れることは必至です。

何ホールか使用していれば、当然雨は染み込んできます。

理想はホール毎の取り替えですが、3ホールくらいでも問題ありません。

ただ皮のグローブを使用するのは厳禁です。

皮のグローブは、雨に濡れると滑りやすくなるので気をつけましょう。

次に準備しておくと良いのは、タオルです。

ラウンドには必ずタオルを持って行く人であっても、雨の日はハンドタオルとミニタオルを数枚ずつ持って行くと良いです。

ミニタオルはクラブのグリップやフェース、ボールを拭くためなので、汚れても良いものを準備しましょう。

ハンドタオルは自分の顔や体を拭くので、いつも使っている物でOKです。

多めに準備しておくと、ラウンド中も気にせず使うことができます。

雨ゴルフに忘れたくない持ち物は「ビニール袋」&「マイ傘」

雨ゴルフにあると便利な持ち物は、ビニール袋です。

スマホやタバコなど濡れては困るものを、ジップ式のビニール袋に入れて置くと安心です。

カートの中だと安心していても、雨は意外と降り込みます。

気がついたらビショビショと言う経験をした人は少なくないはずです。

また濡れたタオルやグローブを入れるためのビニール袋も準備しておくと良いでしょう。

濡れたままバッグの中に入れてしまうと、濡れてない物まで濡れて悲惨な状態になってしまうからです。

また濡れたゴルフシューズを入れて持ち帰るのにも使えます。

ゴルフ場によってはロッカールームや浴場にビニール袋を備えている所もあります。

そして「傘」なのですが、今はほとんどのゴルフ場がカートに備えてあるので、敢えて準備する必要はありません。

しかし小さめだったり、重くて使いにくいものもあります。

ですから自分専用の傘を準備しても良いかもしれません。

ゴルフ専用の傘は、UVカットのものが殆どなので、雨の日だけでなく日傘用として使っても良いでしょう。

いつもの物にプラスワン

雨ゴルフの持ち物の必需品はレインウェアと話しましたが、雨の強さによってはレインウェアを着ていても濡れます。

ゴルフは、ゴルフ場がクローズするか、本人がキャンセルしない限り多少の雨では中止になりません。

ラウンド途中に豪雨に見舞われる可能性も十分あります。

予備のゴルフウェアを1セット準備しておき、昼食休憩の前に着替えると良いでしょう。

またラウンド前にゴルフウェアに撥水スプレーを一振りするだけでも濡れた感じは違ってきます。

そしてゴルフウェア同様、1セットかそれ以上準備して欲しいのが、靴下です。

靴の中がグショグショになると踏ん張る力も半減しますし、気持ち悪い感触にもなります。

ラウンド終了後に履き替える分とは別に準備しておくようにしましょう。

ゴルフシューズは、余裕があれば2足準備しておき、途中で履きかえるようにしましょう。

1足しか持っていない人は、撥水スプレーを振り掛け、ハーフ休憩で乾燥機に入れるなどして、できるだけ濡れた状態を避けられるようにしましょう。

残念ながら雨ゴルフを断念する場合

持ち物の準備万端であっても、同伴競技者と話し合いのもと、泣く泣くキャンセルする場合もあるでしょう。

ところで雨の日のキャンセル料はどのくらいするのでしょうか。

キャンセル料は、ゴルフ場やシーズンによって変わります。

また平日か土日祝日かによっても違います。

多くの場合、土日祝日で1週間前、平日なら数日前にキャンセルしないとキャンセル料が発生します。

地方によっては当日であってもキャンセル料を取られない場合もあります。

しかし大抵のところでは当日キャンセルは100%です。

台風接近により明らかにプレーできない場合、もしくはゴルフ場がプレー不可と判断し、クローズする場合は、キャンセル料は発生しません。

プレーを始めてしまったら、1ホールしかプレーせずにキャンセルしてもグリーンフィーは支払わなければなりません。

もちろんプレー途中にゴルフ場がクローズと判断した場合でもグリーンフィーは発生します。

しかしプレー料金はハーフくらいになる時もあります。

予約した場合は、こまめに天気予報をチェックして早めの判断をするようにしましょう。

雨ゴルフでのスコアのまとめ方

十分に雨のための持ち物を準備しておいたところで、スコアを落としてしまうのは、雨の中のラウンドに慣れていないせいもあります。

しかし雨に上手く対応すればスコアをまとめることができます。

まず雨の日のゴルフコースの状況を理解しておくことです。

ゴルフウェアの上からレインウェアを着ていないこともいつもと違うことの1つです。

また体自体が濡れていたり、グローブが濡れていることも含まれます。

あとは雨の中だとランも出ないので飛距離が落ちます。

フェアウェイだけでなく、グリーンでも転がりが悪くなるので速度が遅くなります。

そしてバンカーやグリーンに水が溜まりやすいです。

場合によってはローカルルールで移動することができます。

以上のようにいつものように、そしていつも以上のスコアを出すには悪条件が揃っています。

ですからスコアを多少落とすのは仕方の無いことだと割り切ってプレーするようにしましょう。

割り切ってプレーすることで、落ち着いてプレーすることができ、冷静な判断ができるようになります。

ゴルフの対戦相手は人ではなく自然と自分

「ゴルフ=あるがままの状態でボールを打つ」です。

その状況でどう打っていくかを判断したり、そのために十分に準備しておくことが大事です。

雨の日のゴルフには、雨の日の楽しさがあります。

強風であれば、その風を上手く利用していく手段もあります。

いかに自然と上手く向き合っていくかが鍵となってくるのです。