ゴルフショップに行けば練習用のクラブがいくつも並んでいます。
ゴルフの練習器具を使うとどういったメリットがあるのでしょう。
いくつかの練習用のクラブを使ってみてそのメリットを感じてみましょう。
ゴルフの練習用クラブで飛距離を伸ばそう
もっと遠くへ飛ばしたい。という願望を持ったゴルファーは多いと思います。
アマチュアのみならず、プロも同じように遠くへ飛ばしたいと思っているはずです。
そのプロゴルファーとプロ野球選手がシーズンオフに一緒にラウンドすると、プロゴルファーをはるかにしのぐ飛距離でプロ野球選手が遠くへ飛ばすようです。
プロ野球の選手は、ゴルフクラブより重量のあるバットを毎日のように何回も何回も振っています。
そのため、ゴルフをした時はプロゴルファーをはるかにしのぐ飛距離でボールを飛ばせられるようですね。
ゴルフの練習用のクラブの1つに重い重量の練習用クラブあります。
これは重いものを振ることによって遠くへ飛ばせるようにするものです。
また、重いものを振れば、余分な動きをしにくくなります。
小手先で扱うのが難しいですので、大きな筋肉を使えるスイングが身についてきます。
重いクラブやゴルフ練習用に作られたバットなどもありますので、普段のクラブを打つ前などにこのような練習クラブを数分間振ってみて下さい。
毎回練習前後にやることで、少しづつ飛距離が伸びてくると思いますよ。
ゴルフの練習用クラブでタイミングを掴もう
ゴルフのシャフトは、硬い棒のようです。
シャフトの堅さをチェックするときにどれぐらいしなるかチェックしたりしますが、実際にボールを打つ時はそのしなり具合を感じるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
硬いXシャフトならいざ知らず、柔らかいとされているシャフトでも、アベレージゴルファーだと硬さや柔らかさを体感できない人も多いと思います。
ですが、練習用のクラブでシャフトのしなりを絶対に感じることができるフニャフニャにしなるクラブがあります。
こんなフニャフニャなクラブでボールを上手く打つことが出来るのか。と思うのですが、タイミングよく振れば綺麗にボールを捉えることが出来ます。
しかし、打ち急ぐとヘッドが戻ってこないので綺麗に当たりません。
打ち急ぎを直したい人やトップでの間の取り方が分からない人、シャフトがしなるという感じを体感したい人は、このような練習クラブを使ってみたら良いと思います。
今まで何百球とボールを打ってみてもわからなかったタイミングの取り方が、ほんの数球で分かるようになるかもしれませんね。
ゴルフの練習用クラブでヘッドを走らせるコツを掴もう
ボールを遠くへ飛ばすには、ヘッドスピードを上げる必要がありますよね。
体型や筋力が大きく関係してきそうですが、大柄の男性でいかにもボールが飛びそうな人でもあまり飛ばすことが出来なかったり、逆にとても小柄で細い女子プロゴルファーがとても遠くまでボールを飛ばしたりする場合もあります。
大柄な男性が細い女子プロゴルファーに飛距離が負けてしまう理由は何だと思いますか。
それは、ヘッドスピードが最速になるポイントをどこに持ってくるかの違いだと思います。
ヘッドスピードが最速になるポイントは、インパクト以降が理想なのですが、ボールを打つ前にヘッドスピードが最速になっているアマチュアが沢山います。
そのため、見た目は飛ばしそうなのにあまりボールが飛んでいません。
そんな人向けに、ヘッドスピードが最速になるポイントが分かる練習クラブがあります。
この練習クラブを使うことで、インパクト以降にヘッドを走らせるコツがわかってきますので、しっかり振っている割にはボールがあまり飛ばない。と悩んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。
練習用クラブ以外でオススメの練習器具1
ゴルフの練習用クラブは色々とあります。
クラブ以外にも色々と練習器具が発売されています。
その1つにバランスディスクというものがあります。
空気を入れて膨らませた平べったいクッションのようなものです。
両足でそれぞれバランスディスクの上に立ってスイングします。
クラブを振った時にふらついてしまう人や重心の位置がよくわからない。という人は、このバランスディスクに乗った状態でボールを打ってみて下さい。
最初は、とてもふらつくと思いますので綺麗にボールを打つことは出来ないと思います。
それ以前に、きちんとスイングをすることが出来ないかもしれませんね。
最初は、上手くスイング出来ないかもしれませんが、何度か試すうちにバランスの取り方が分かってくるようになると思います。
自宅でクラブを持たずにシャドウスイングをするのにも適していると思います。
何人ものプロが使っているようですので、プロのようにバランスよくスイングできるようにあなたも練習してみてはいかがでしょうか。
練習用クラブ以外でオススメの練習器具2
バックスイングでどうしても右肘が開いてしまう、所謂フライングエルボーになる方や、ダウンスイング以降に左肘が引けてしまって悩んでいる人はいませんか。
そんな人には、両腕の間隔が広がらないようにする練習道具があります。
腕にはめる腕章のような形をしたゴム製のものが両腕分2つあり、それが真ん中でくっついています。
そのゴムを両腕にはめると、必要以上に腕が広がることがないというものです。
シンプルなものですが、割と効果的です。
そのゴムを付けたままクラブでボールを打つことも出来ます。
ゴムを付けていると、とても窮屈な感じがしますが、両腕の使い方が上手い人の場合はそれほど違和感がなくスイングすることが出来ます。
ですが、肘が開いてしまう人の場合は、かなりスイングしにくくなります。
このシンプルな練習用の道具ですが、トーナメントの練習場で使用している選手を見たこともあります。
アベレージゴルファーのみならず、上級者の人も活用できる練習道具だと思いますので、気になる方は試してみて下さい。
ゴルフクラブ2本を使った素振り練習
ゴルフは力任せにスイングするのではなく、クラブの重みを利用しながらスイングしてください。とアドバイスを受けた方もいるのではないでしょうか。
頭では分かっているのだけれど、クラブの重みをどのように感じながらスイングしたら良いかいまいちわからない。という人もいると思います。
そんな方は、練習クラブを使わなくても2本のクラブを持って素振りするだけで改善させる方法があります。
2本のクラブですが、ミドルアイアン(5I・6I)ぐらいを右手と左手それぞれ1本ずつ持ってください。
そして最初は、右手と左手を30cmぐらい離して同時にスイングしてみてください。
クラブが重たくて片手ではスイング出来ないのであれば、短く握ってみて下さい。
それでも重たければヘッド側を持ってスイングしてください。
スイングした時ですが、2本のクラブがぶつかり合わないように振ることが出来ますか。
力任せにスイングすれば2本のクラブがぶつかってしまいます。
上手く出来たら、両手の間隔を20cm、10cmと近づけていってください。
クラブの重みを利用して、スイングできるようになれば2本同時にクラブをぶつからせることなく振れるようになると思いますよ。
ボールを打たなくても色々と練習方法がありますよ
練習場でボールを打つだけが練習ではありません。
練習用のクラブを使ったり、練習器具を使うことで、スイングのイメージを作ったり、悪い癖を直したりすることが出来ます。
より早くレベルアップしたいと思っている方は、練習クラブなどを使って上達を目指してみて下さい。