ゴルフクラブのアイアンには寿命があるのかご存知ですか?

最終更新日:2016/11/14

今使用しているアイアンを使い始めたのはいつ頃ですか。

ゴルフクラブを長年大事に使う人も多いと思います。

また、中古クラブショップでは古いタイプのクラブがいくつも並んでいますが、クラブの寿命はどれぐらいなのでしょうか。

ゴルフクラブのパーツで寿命が短いものは?

毎年のようにクラブメーカーから新しいモデルのアイアンが発売されていますよね。

ですが、アイアンは頻繁に新製品に買い替えないで使っている人も多いのではないでしょうか。

そのアイアンですが、いつの時代のクラブですか。と尋ねたくなるようなアイアンを使っている人もいます。

打ちやすくなっている、とか良く飛ぶようになっている、とかでクラブの買い替えを考えると思いますが、そもそもゴルフクラブに寿命はあるのでしょうか。

ゴルフクラブは、いくつのパーツで出来ているかご存知ですか。

下から行くと、クラブヘッドがあり、シャフトとヘッドの接着付近にあるソケット、それからシャフトとグリップがあります。

この中で一番寿命が短いのはゴム製のグリップですね。

ゴムですので、劣化して硬くなったりしますし、グリップがすり減ったりする人もいると思います。

グリップは簡単に交換することができますので、新しいグリップに交換してしまえば、アイアン自体はまだまだ使えますね。

アイアンの使用頻度と寿命の関係

年1、2回の会社のコンペでしかゴルフをしない。という人もいらっしゃると思います。

そんな人は、ゴルフクラブを頻繁に買い替えることはないでしょう。

10年以上昔に発売されたアイアンセットを使っている人もザラにいると思います。

ではアイアンの寿命は10年以上はあると言ってよいかというと、そうではないですよね。

毎日練習場で100球以上の球を打ち、毎週1回以上のラウンドを行っている人の場合は、使用頻度が高いので寿命も短いのではないでしょうか。

あなたはゴルフクラブの使用頻度はどれぐらいですか。

後者のようにかなり頻繁にクラブを使用している人の場合だと、シャフトが本来の機能より低下しているかもしれません。

そして、芝の上からボールを打つ回数が多く軟鉄アイアンのヘッドを使用している場合は、ボールをミートしている部分が剥げてきているかもしれません。

このような人の場合は、5年いや3年ぐらいでアイアンの寿命を迎えるかもしれませんね。

ゴルフクラブの寿命は扱い方次第で大きく変わる

ゴルフクラブは、ゴルフをする上で必要な道具ですが、大事に扱っていますか。

ヘッドに泥を付けたままで何日間もゴルフバッグの中に放置したままにしていませんか。

また、雨でゴルフをした後、クラブヘッドやシャフトが濡れたままの状態で放置していませんか。

アイアンの場合はカーボンシャフトではなく、スチールシャフトを使用している人も多いと思います。

スチールシャフトを雨の中で使用した後放置していると錆びることがあります。

ヘッドも同様で軟鉄のヘッドだと錆びる恐れがあります。

シャフトは、中が空洞になっているので、スチールシャフトを外から見た感じではわからなくても、シャフトの中が錆びてしまっている場合があるかもしれません。

普段あまりゴルフをしないから、と使い終わった後の手入れを怠ると、案外早く寿命がきてしまうかもしれません。

長く使えるようにラウンドを終わった後は、しっかり手入れをしてあげて下さいね。

アイアンの買い替え基準は何ですか

あなたの使っているアイアンですが、いつ頃買い替える予定ですか。

新製品が出るたびに新しいの試したい。という人もいるでしょうが、お菓子を買うようにちょっと試しに買ってみようか。というわけにはいきませんよね。

逆に10年以上ゴルフをやっているけれど、一度もゴルフクラブを買い替えたことがない。という人もいるかもしれません。

ドライバーとアイアンでは、クラブを買い替えるタイミングが違うと思います。

ドライバーは1本単位で購入できますが、アイアンとなるとセット単位になってきます。

また、アイアンは、それほど大きな変化がない。ということもあるでしょう。

クラブの寿命ですが、使用頻度が少なければかなり長いと思いますが、特に買い替え基準がないという人でも、ゴムでできているグリップは固くなったり、滑りやすくなったりしてきますので交換が必要です。

ひび割れするぐらいまでグリップを交換しない人もいるようですが、グリップは消耗品ですので、定期的に交換してくださいね。

アイアンも寿命が長いとはいえ、10年前のクラブと比べると現在発売されているクラブはとても打ちやすくなっていますので、長年同じアイアンを使っている人は新しいアイアンセットの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

ゴルフクラブはどこに保管していますか

キャディバックはかなり大きいですので、自宅で保管する場合は置き場所に困ってしまう人もいるでしょう。

また、奥様から邪魔な扱いを受けている場合もあるのではないでしょうか。

自宅で保管すると邪魔になるので、車のトランクに入れたままにしている。という人もいるようですが、これはあまりオススメできません。

もし普段車を止めている場所が屋根もない屋外であれば、ゴルフクラブへの悪い影響が出てしまう可能性が高いです。

夏場の車内温度がとても高くなることをご存知の方も多いと思います。

また、車が移動するたびにトランクの中でクラブは揺れてぶつかりあっています。

ウッドはヘッドカバーをしているかもしれませんが、アイアンに1本ずつ保護するカバーを付けている人は少ないでしょう。

もし、自宅にクラブを保管する場所が取りにくいのでしたら、トランクルームを借りて保管するのをオススメします。

大事に扱ってゴルフクラブの寿命が短くならないようにしてもらいたいですね。

ウッドもアイアンもパーツ毎に寿命が違う

アイアンは、4つのパーツから出来ています。

グリップ、シャフト、ソケット、クラブヘッドですね。

ソケットについては、別に大した役割はないという意見もあるようですので、グリップとシャフトとクラブヘッドの3つを見てみましょう。

グリップは消耗品です。

握った時にグリップが滑りやすくなっていたり、硬くなっていたりしたら、すぐ交換した方が良いでしょう。

1年ぐらいを目安に交換したらよいかチェックしてみて下さい。

次にシャフトですが、スチールの場合は錆びる恐れがあります。

ですが、手入れをしっかりしていればそう簡単に折れたりしないでしょう。

シャフトがへたる(金属疲労)ということもあるようですが、とはいえそう簡単には金属疲労するとは思えません。

使用頻度にもよりますが、1週間に1回以内の練習やラウンドペースであれば5年10年と使っても大丈夫だと思います。

そしてヘッドですが、シャフト以上に寿命が長いでしょうね。

特にステンレスヘッドだと軟鉄ヘッド以上に長年使えると思います。

ゴルフクラブの寿命伸ばすのもあなた次第

あなたのキャディバックの中に何本ぐらいクラブが入っていますか。

ゴルフに行った後で1本1本手入れをしようと思うとめんどくさい。とあまり手入れをしない人もいると思いますが、雨の日にプレーした時ぐらいは乾いたものでしっかり拭いて手入れをしてくださいね。

ゴルフクラブを大事に扱って、クラブ寿命を長く出来るようにしてください。

そうすればラウンドに行ったときに良いスコアで回れるかもしれませんよ。