ゴルフクラブは大きく分けてウッドとアイアン、パターがあります。
そのうちウッドは番手ごとに通称があるのはご存知ですか?
番手の数字を読んで○番ウッドと呼ぶと普通ですが、通称で呼べるようになると、ちょっとゴルフ通になった気分になれます。
そこで今回はウッドの種類と名称と使い方までご説明いたします。
ゴルフクラブ1番ウッドと2番ウッドの名称と使い方
ゴルフクラブの1番ウッドは知っている方は多いと思いますが、名称は「ドライバー」です。
一番飛距離の出るクラブなのでティーショットで使用することがほとんどです。
まれにゴルフツアーなどでツーオンさせたいような攻めの時に、プロがセカンドショットで使用するのを見ます。
しかしほとんどがロングやミドルホールのティーショットで使います。
2番ウッドは最近では使用してる人をほとんど見ませんが、名称は「ブラッシー」と言います。
これはFWウッドなのでフェアウェイで使用します。
特徴としては、3番ウッドよりは飛ぶし1番ウッドよりは曲がらないというところです。
1番ウッドが苦手なゴルファーはそこそこ飛距離も出るのでティーショットでブラッシーを使うという手もあります。
しかし現在ではブラッシーをカバーできるクラブがたくさん出ているのが現実で使用してる人はほとんどいません。
シニアゴルファーでこだわりや馴染みもあってブラッシーをセットに入れているという方々もいます。
ゴルフクラブ3番ウッドと4番ウッドの名称と使い方
ゴルフクラブの3番ウッドは馴染みのある方が多いのではないでしょうか。
名称は「スプーン」です。
覚えやすい名称でもあります。
パー5でツーオンやアルバトロスを狙う時や長めのパー4などで活躍します。
ドライバーよりは飛距離が劣りますが十分な距離を出してくれます。
攻めるゴルフの際に活躍するクラブです。
女性ゴルファーがレギュラーティーから回るときは頻繁に使うことになるでしょう。
しかしロフト角が難しいのでヘッドスピードが十分でないとミスショットに繋がるなかなか使用するには高度なクラブです。
スプーンを得意クラブにできたらスコアアップは間違いありません。
ゴルフクラブの4番ウッドの名称は「バフィー」と言います。
これはあまり馴染みがないかもしれません。
フェアウェイでグリーンに寄せるために使用するためのクラブです。
主にセカンド、サードショットで使います。
しかし最近ではユーティリティーなど使いやすいクラブがたくさん出ているためバフィーを使用する人は減っています。
ゴルフクラブ5番ウッドと7番ウッド以下の名称と使い方
ゴルフクラブの5番ウッドは一番使う方が多いFWです。
名称は「クリーク」です。
アイアンが苦手な方が使用することが多いです。
ロフト角が18度くらいで一番打ちやすいロフト角になっています。
ヘッドスピードもスプーンのように必要ないので万人受けするFWと言ってもいいでしょう。
使いこなせばスプーンよりも飛距離を出せる場合もあります。
ゴルフクラブの7番ウッド以下の名称は「ショートウッド」です。
これもまたアイアンが苦手な方が使用することが多いです。
ショートウッドはしっかりとスピンが入り、上げやすく止めやすい!なんとも活躍しそうなクラブです。
しかしやはりこれも最近はより使い勝手の良いユーティリティーに押されぎみで使用する人が減っています。
しかしミスショットに強く高くボールを上げられるのは圧倒的にショートウッドです。
ヘッドが大きいので重心の位置が深いからです。
ヘッドスピードがあまりない方はユーティリティーでボールを高く上げるのは難しいのでショートウッドを使うことをオススメします。
ウッドと似ているユーティリティーというクラブもある。
ゴルフクラブでウッドとアイアンの良いとこ取りをしたものが「ユーティリティー」です。
名称は「ハイブリッド」とも言います。
打ちやすくて飛距離が出るクラブをというたくさんの声に応えて作られたようです。
ウッドよりランが出て、アイアンより高くボールを上げることができます。
前述したように打ちやすいクラブとして開発されたクラブなので、最近はこのハイブリッドを使う人が増えています。
ですのでショートウッドなどの役目が近いFWを使わない人が増えています。
またアイアンが苦手な方もハイブリッドを使用する人が多いです。
ヘッドスピードがあまりない初心者やシニアの方にはとても打ちやすく飛距離がでます。
女性ゴルファーは数本入れておくと活躍すること間違いなしです。
ハイブリッドにもウッドタイプとアイアンタイプがあります。
ソールが大きいものがウッドタイプで、ソールが小さなものがアイアンタイプです。
自分が得意な方のタイプで選ぶことをオススメします。
ユーティリティーはウッドより使いやすい?
ユーティリティーはヘッドスピードがなくても上手く打てる分、ウッドよりも使いやすいです。
名称が「ハイブリッド」や「レスキュー」と言われるだけあっていろいろな場面で活躍します。
ゴルフクラブの中で一番使いやすいクラブです。
ボールがラフにありFWでは打づらいライでもユーティリティーは打ち易い形になっています。
FWなら打ち負けてしまいそうな長めのラフでも、ソールが小さめでシャフトも短いので打ち負けません。
またユーティリティーはウッドより構えやすいです。
ロングアイアンの感覚で構えられます。
風が強い日に使えるのもユーティリティーです。
ボールに当てやすいので直線的な中弾道で風に負けずランがでます。
ウッドは弾道が高い分キャリーでは飛びますが、アゲインストなら風に負けてしまうでしょう。
フォローなら風に乗ってかなりの飛距離を期待できます。
しかしながら、もちろんウッドにも利点があります。
ソールが大きな分滑るのでダブリにつよいです。
ダブリが多い人にはウッドの方が使いやすいかもしれません。
マニアックですが、アイアンにも番手ごとに名称があります。
ゴルフクラブのアイアンにもウッドのように名称があります。
1番アイアンは「ドライビングアイアン」、2番アイアンは「ミッドアイアン」、3番アイアンは「ミッドマッシー」、4番アイアンは「マッシーアイアン」、5番アイアンは「マッシー 」。
ここまでがロングアイアンになります。
1・2番アイアンを持っている人は少ないです。
名前の通りにドライバーと同じ機能を持つほど飛距離の出るアイアンです。
レディースはハーフセットのことが多いのでロングアイアンは入っていません。
6番アイアンは「スペードマッシー」 、7番アイアンは「マッシーニブリック」、8番アイアンは「ロフター」。
ここまでがミドルアイアンになります。
9番アイアンは「ニブリック」 これにウェッジが加わり、ショートアイアンになります。
アイアンを名称で呼ぶことはほとんどありませんが、記憶の片隅に置いておくとちょっとした話題作りになるかもしれませんね。
しかしこれを全て知っている人の方が少ないでしょう。
自分の持っているクラブだけでも名称で!
ウッドやアイアンと全部のクラブに名称があって覚えるのが大変で単語テストみたいな気分になりますよね。
安心してください、全部を覚える必要はありません。
ましてやアイアンを名称で呼ぶ人なんてキャディーさんでも見たことありません。
自分の持っているウッドの名称を言えるようになるだけで、ゴルフ通な感じは十分に出ます。
ウッドは持って2-3本だと思います。
だいたいの人が、ドライバー・スプーン・クリークでしょう。
ほら、簡単に覚えられましたね。
次のラウンドでキャディーさんにクラブを取ってもらうときに是非挑戦して名称を言ってみてください!