ゴルフ仲間に差をつけよう!雨の日でも滑らないオススメ手袋

最終更新日:2018/05/06

梅雨の季節が近づくとゴルファーにとってはどんより気分。

雨に濡れると気をつけていても手元が滑ってしまうことがあります。

一度滑ると次のショットも不安になり、上手くスイングができなくなってしまいます。

そこで雨の日でも安心できる滑らない手袋を紹介します。

ゴルフ用手袋とは

ゴルフ用手袋は、手とクラブの接点となる大変重要な物です。

ゴルフ規則で着用が義務付けられているわけではないのですが、大切なのは間違いないため、ほとんどのゴルファーが着用します。

もし手袋をしていなかったら、クラブを強めに握らなければなりません。

そうするとショットの際に必要のない力まで入ってしまうのでミスショットをしてしまいます。

また手袋をつけるとグリップが滑りにくくなります。

手袋をつけた手でグリップをしっかりと握り、反対の手は添えるようにするだけです。

手袋をつけていないとクラブが滑って抜けてしまう可能性があります。

普段手袋を着用しない人も雨の日だけはつける場合は多いです。

それほど手袋は滑り止めの役割をしていると言うことです。

特に夏場など手汗が良く出るような時は、手袋の存在は非常に大切です。

しかし普段から手袋をしている人にとっては、雨の日は手袋が滑りやすくなると感じます。

日頃滑り止めとしての役割が強いのですが、雨の日になるとその性能が若干落ちてしまうからです。

そこで雨の日でも滑りにくい最強手袋を紹介していきましょう。

ゴルフ用手袋の種類

ゴルフ用手袋と言ってもその素材の種類は様々です。

一番人気なのは、天然皮革素材です。

天然皮革でも、シープ・エチオピアシープ・ペッカリーと種類があります。

これら天然皮革の人気の理由は、なんと言っても着け心地です。

自然な感じでフィット感が高く、手のひらの開け閉めをしやすく、薄くて柔らかいので素手のような感覚です。

しかし薄い分、破れやすく、劣化が早く、雨の日に使うとヌルヌルして滑りやすくなり、濡れた後は硬くなってしまいます。

それでも本皮なので価格は高めです。

それと比較して、一般的なのが合成皮革です。

合成皮革の魅力はなんと言っても価格がお手頃なのと耐久性の高さです。

また雨や汗で濡れても滑りにくく、汚れやカビに強いです。

ただ厚みがあるので、フィット感があまり良くありません。

そのためフィット性が高いという理由だけで、多くのプロゴルファーは天然皮革を使っています。

しかし密着しすぎて違和感のある人や汗っかきなのですぐにヌルヌルして嫌と言う人もいます。

それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に必要な性能、そして環境や天候に合わせて使い分けると良いでしょう。

雨の日でも滑りにくいゴルフ用手袋①

まず紹介する雨の日でも滑りにくいゴルフ用手袋は「インスパイラルグローブ」です。

サイズは18~26cm、色はシンプルなホワイトとブラック、素材は人工皮革。

この手袋の特徴は、濡れることで更にグリップ力がアップすることです。

これだけでも雨の日に使用するのにベストと言えます。

乾いた状態でもグリップ力は強いのですが、水分を含むことで更に摩擦力が増す構造になっています。

雨だけでなく、汗をたくさん流す夏のラウンドにも最適なゴルフ用手袋です。

また素手に近い薄さで着け心地も良いのがポイントです。

それだけ薄くても耐久性は高いのも嬉しいです。

非力な人はインスパイラルグローブを両手に着けることで、グリップ力がさらに強まり、普段でも、雨の日でも、クラブを思い切り振り抜くことができるでしょう。

プレーとは関係ないのですが、手袋を着けたままスマホの操作ができるようにもなっています。

電話が鳴ったからといちいち外す手間がかかりません。

これだけの高性能にも係らず、価格は1500円と低価格なのも嬉しいです。

雨の日でも滑りにくいゴルフ用手袋②

次に紹介する雨の日でも滑りにくいゴルフ用手袋は「フットジョイ ナノロックツアー」です。

フットジョイにはゴルフシューズのイメージが強いですが、ゴルフ用手袋も出しています。

ゴルフ用手袋の素材は、一般的に天然羊皮や合成皮革です。

しかしこれはナノフロントと言う繊維が使われています。

1本の繊維が700ナノメートルの極細繊維を束ねており、それが接触面積を大きくすることで摩擦力を増やしています。

ただ700ナノメートルと言っても想像できない人が多いのではないでしょうか。

人の髪の毛が60マイクロメートルなので、比較すると何ですが、イメージはできるでしょう。

またそれだけ繊維が細いので、柔軟性も十分あり、フィット感も良いです。

除湿効果が高いのでムレないと謳っているだけあり、汗だくになっても変化がありません。

通常のグリップ力も良いですが、雨の日でもそのグリップ力は全く変わりません。

お洒落ゴルファーにとってデザインがシンプルでスタイリッシュなところも魅力の1つとなっています。

価格も低価格で1500円程度になっています。

雨の日でも滑りにくいゴルフ用手袋③

最後に紹介する雨の日でも滑りにくいゴルフ用手袋は「ゼクシオ GGG-X008」です。

ゼクシオと言えば不動の人気を誇るゴルフクラブで有名です。

この手袋の特徴は、メーカー独自のサメ肌グリップと最適フィットによって、しっかりと握れるところです。

サメ肌グリップとは、グリップ力のある極細繊維のナノフロントの表面に、細かいアクリル樹脂をプリントすることで更に強力なグリップ力を発揮します。

このナノフロントは、極細繊維なので、接触面積が大きく、雨で濡れても手のひらと手袋、手袋とグリップが滑りにくくなります。

また水分を拡散するので、汗をかいてもムレにくく、汗や雨で濡れても、乾きが非常に早いです。

最も特徴的なのが、テーピングの原理をヒントに、人間工学に基づいて作られている所です。

関節可動域は伸びるように、甲側の腱の上の動きを抑えたい部分は伸びにくい素材を配置しています。

それが普段もショットの際も最適なフィット感を生み出すのです。

「ZEROブレ」と言うキャッチフレーズなのも納得のグリップ力です。

ゴルフ用手袋のお手入れ方法

ゴルフは屋外でのスポーツなので、手袋は雨で濡れることもあれば、夏は手汗でびっりょりとなることもあります。

クラブやシューズはお手入れしているのに、手袋は使った後にそのままの状態でしまっている人も多いのではないでしょうか。

そこで少しでも長く、清潔に使えるように手袋もキチンとお手入れしましょう。

まず天然皮革は、水洗いはせずに、紙やタオルでしっかりと水分を取って、陰干ししてください。

収納する際も、専用のハンガーを使ったり、縦方向に伸ばしてから型崩れしないように乾燥収納してください。

それから合成皮革は、ぬるま湯に中性洗剤を入れ、優しくもみ洗いをします。

冷たい水で洗うと痛みの原因になるので注意しましょう。

軽く絞って陰干しします。

収納する際は、天然皮革と同じ方法で収納しましょう。

この合成皮革は、簡単に洗うことができるので、ムレて臭くなるので、マメに洗うことをオススメします。

そしてゴルフ用手袋は、あくまでも消耗品と考えてください。

使用しているうちに穴が開いたり、縮んだりします。

どんなにお気に入りのものでも、劣化したものはグリップ力も下がるので新しいものを購入しましょう。

交換時期は、グリップ力の減りを感じたり、汚れが目立ってきたりした時です。

1枚のゴルフ用手袋でがんばらないで!

ラウンドの時は、ショットごどに手袋を外すようにしましょう。

なるべく汗に濡れないように自分で気をつけることも大事です。

また手袋数枚はキャディーバッグの中に常備しておきましょう。

雨の日に交換する目的だけでなく、ラウンド中に何が起こるか分かりません。

ラウンド途中にクラブハウスまで走るなんてことないように。