ゴルフ観戦で濡れない服装を準備すれば雨の日でも楽しめる

最終更新日:2018/04/30

荒天のゴルフ観戦は、1日中コース内にいても楽しめるように、服装を準備しておきたいものです。

レインウェアはもちろんのこと、タオルや他のものを活用した雨対策について紹介します。

併せて雨の日のゴルフ場で、必ず必要になるものについても案内します。

荒天のゴルフ観戦はしっかり雨対策した服装を準備する

雨の日のゴルフは嫌なものですが、本人はプレーせずにプロのゴルフ観戦ならどうでしょう?

すでにチケットを購入したゴルフ観戦となれば、例え大雨でも決死の覚悟で会場に向うことになりませんか。

もちろん雨で中止になれば、チケットの払い戻しを受けることはできますが、多少の雨なら試合は行われます。

そんなゴルフ観戦の時は、基本的にゴルフをする時と同じだけの装備はしていきたいものです。

また帰宅時にずぶ濡れのままで公共交通を利用すると大変ですから、スペアの服装も用意しておきたいものです。

まずは雨の予報が出たら、前日までにレインウェアに防水スプレーで撥水加工をほどこしておき、なるべく観戦中は濡れないようにしましょう。

また傘はゴルフ用のものがあれば、それを持っていきましょう。

ゴルフ場の中は風が強いことが多いので、普通の傘だと風に煽られて折れてしまいやすいからです。

ちなみにゴルフ観戦中の傘は、意外に邪魔になることが多いようです。

隣同士がぶつかり合うほど近くなることもあり、また傘を差すと後ろの観戦者の邪魔になることから、結果的に傘を差す人は離れた場所で見ることになるので、1日中レインウェアで観戦できるように準備をしておくのがベストです。

雨のゴルフ観戦の服装では頭や顔も濡れない工夫が必要

ゴルフ観戦では雨の影響を受けない服装を準備しておくと楽しめます。

ですからレインウェアとともにレインハットも用意したいものです。

前ツバのキャップ型の帽子は首筋に雨が入ってくるので、ハット型のタイプのほうが雨の侵入を防いでくれます。

またストローハット(麦藁帽子)の下にキャップをかぶると、かなり雨を防ぐ効果があります。

ただし麦藁帽子でツバの大きな海水浴用(女優帽のような)は、風であおられるので不向きです。

雨水が首筋に垂れてこない程度の大きさがあれば十分でしょう。

また横風などで吹き込むことを考えれば、少し大きめのタオルを頭に掛けてから帽子をかぶると、首筋を防御することができます。

ゴルフ場は横風や下からのアゲンストなど、風の通り道になって雨が横から降ってくる箇所がいくつもあります。

そんな時に役に立つのは、使い捨てのマスクです。

本来はタオルで顔を覆うと雨を防ぐことはできますが、見た目重視で、しかも濡れてきたら新たなものに交換できる使い捨てマスクは便利なアイテムなので、ビニール袋に入れて持っていきましょう。

雨のゴルフ観戦は足元の服装をひと工夫するだけで快適に

ゴルフ観戦の時季にもよりますが、雨の時の服装はゴルフウェアの上にレインウェアを着るのが一般的です。

上だけではなく下も同様に、ズボンの上からレインウェアを履くわけですが、この時ズボンの裾を靴下の中に入れると、意外に足元の濡れ具合は少なくなります。

レインウウェアを履く前に、いわゆるイチロースタイルのように、ゴルフソックスの中にズボンの裾を入れて、重ね着したレインウウェアのズボンでそのソックスを隠すと、奇異な格好には見えないはずです。

ただ夏の暑い時の2枚重ねはさすがに厳しいので、ズボンは素肌にレインウェアのほうが楽かもしれません。

この時は、長めのソックスを履くと、虫刺されを防ぐことができます。

またシューズが濡れていても、途中でソックスを履き換えるだけで、かなり歩きやすくなるものです。

交換用を何枚か持っていくことと、濡れたソックスを入れるビニール袋も忘れないようにしましょう。

雨のゴルフ観戦はどんなに服装を準備しても濡れる覚悟が必要

ゴルフ観戦の時は、原則としてゴルフシューズを履くことになっています。

雨だからと言っても、長靴での観戦は止めましょう。

ゴルフをしなくてもゴルフコースの中では、運動靴や長靴のようなものは相応しくありません。

また帰宅時用の靴も用意しておくと、ずぶ濡れの靴で帰らなくて済みます。

雨の時は帰りの服装を一式用意しなくてはなりませんが、傘を持ちながらの移動ですから、肩掛けタイプではなく背中に背負えるリュックタイプのほうが便利です。

またタオルも絞って何度も使うものと、ゴルフ観戦後に雨水を拭き取るものを使い分けるようにするなど、最小限の荷物にしておくことも大切です。

ただし首周りにタオル巻くような場合は、スペア用に何枚か必要です。

どちらにしても野外のスポーツですから、濡れることを覚悟して観戦し、終了後に着替える準備をしておくようにしましょう。

着替えを考え、しかも濡れても違和感がないのは水着です。

インナーに水着を着用すると、下着とは違って濡れても身体にへばり付くこともなく、意外と快適に観戦ができるはずです。

雨の中のゴルフ観戦でゴルフウェア以外の便利な服装

意外に便利な雨対策の服装があります。

ゴルフ観戦となればゴルフ用のレインウェアをイメージしがちですが、実は100均で売られている透明の雨用コートが便利です。

膝上まで隠れることから、雨を防御できる範囲が大きいこと、またフードが付いているタイプは透明なので完全に横を向かなくても視界を取ることができます。

ただし通気性がないので、暑い時期は蒸れるのが欠点かもしれません。

雨で濡れなくても自分の発汗でずぶ濡れになることもありますので、使用時期がポイントになります。

そんな時は、同じく100均のポンチョが便利です。

濡れる範囲はコートより広くなりますが、通気性が高いので、内側の蒸れを防いでくれます。

また動きやすいので、傘を差して歩く時も、腕の上げ下げに支障を感じることは少ないはずです。

そして普段でも使えるレインウェアとして購入するのであれば、登山用のものが良質です。

最良のものでもゴルフ用品よりはるかに安く、しかも通気性は抜群で、色や柄はシックなものが多いのが特徴です。

雨のゴルフ観戦は服装以外にも準備が必要なものがある

雨対策の服装を整え、傘で雨をガードすれば、1日中ゴルフ観戦してもずぶ濡れになる可能性は少ないでしょう。

ただ雨の日で嫌なのは、濡れることだけではありません。

傘の中に虫が寄ってくるので、虫除け対策が必要です。

虫除けスプレーをふりかけ、軒先にぶら下げる防虫グッズなどを傘の内部に下げると、ある程度防御することができます。

虫除けスプレーは露出している肌に吹きかけますが、濡れると剥がれてしまうこと、さらに顔には吹きかけないので、傘の中に入ってきた虫は集中的に寄ってくることになります。

こんな時は、虫除けスプレーよりもスプレー式の殺虫剤が便利です。

1回吹きかけるだけで、虫を排除することができますし、即効で結果を得ることができます。

またハッカ臭のある湿布やサロンパスなども効果があるそうなので、首筋や肩などにつけると、虫除けと疲労回復の両得効果があります。

また皮膚につけるのが苦手な人は、帽子のツバなどにつけても良いかもしれません。

雨の日のゴルフ観戦は観戦後の服装も必要

雨の日のゴルフ観戦を楽しむには、雨対策に適した服装を準備しなければいけません。

プレーはしない観戦ではありますが、ゴルフコース内で「失礼のない服装」を心がけたいものです。

濡れを防御する服装だけではなく、濡れた服と交換するための用意も必要です。