2017年もたくさんのドライバーが発売したり、注目を浴びたりしていましたよね?
今回は、ティーチングプロライセンス保持者がたくさん試打したドライバーの中で、良く飛距離が出たドライバーをランキング順に紹介します。
ティーチングプロ
・男
・使用クラブ Titleist915D2 9.5度
・シャフト Attas4u 6X
・平均飛距離 270ヤード
・2017年平均スコア 76.3
それでは、飛距離の飛んだ順に紹介します。
2017飛距離No.1キャロウェイGBB EPIC FORGED ドライバー
こちらのクラブは、2017年10月に発売されたばかりの最新モデルになります。
従来、EPICには、GBB EPIC STARというものが出ており、既にそのモデルの時から飛距離が出るドライバーとして注目を浴びていました。
紹介するモデルはSP-700チタンという素材を使っており、GBB EPIC STARよりも打感に弾く感覚が最高にあり、その弾きで飛距離が出るように作られています。
試打したモデルは、純正のため、以下のスペックになります。
・シャフト Speeder Evolution for GBB 7S
・ロフト角 9.5度
・長さ 45.5インチ
このモデルを試打した結果は、平均飛距離がなんと281ヤードでした。
自分の持っているドライバーよりも10ヤード以上平均飛距離が出ていたので、その場で買ってしまいそうな衝動に狩られましたが、色々なクラブを試打する気持ちを優先し、なんとか抑えました。
打音に関しても、従来のキャロウェイの音に比べて、心地良く、ゴルフ場で良くEPICのドライバーを見かけるのも頷ける商品となっています。
GBB EPIC STARと打ち比べると、なお音の違いが良く分かります。
ドライバーと言えばテーラーメイド?2017年版M2
紹介するM2ドライバーは、2代目の2017年モデルのものとなります。
M2ドライバーの特徴は、ロケットボールズシリーズからしっかり引き継がれている弾きの良さ、ドローが打ちやすいのが健在です。
さらに、この2017年モデルでは、打点が少しズレでも力強くボールを弾いてくれるので、平均的な飛距離アップが見込めるのも特徴です。
M2ドライバーが人気の1つの理由には、2017年マスターズチャンピオンのセルヒオ・ガルシアや、オリンピックゴールドメダリストのジャスティン・ローズが使用しているのもありますね。
M2ドライバーは、ドローが出やすい秘訣として純正シャフトでは、先端側がしなるようにできています。
パワーの無いゴルファーでも、振り切りやすくなっています。
それでは、試打した結果です。
・シャフト 純正 TM1-217S
・ロフト角 9.5度
・長さ 45.75インチ
試打した平均飛距離は、278ヤードを記録しました。
しかし、自分のクラブに比べてややしなりが強い分、左にランディングすることが多かったです。
しかし噂通り、やはり飛距離が出ますね。
打ちなれているせいで飛距離が出る?タイトリスト917D2
続いては、タイトリストです。
上手く色々なメーカーでランキングが分かれていますが、1メーカー1種類を試打したわけではありませんのでご安心ください。
タイトリストで言えば、VG3なども試打していますし、テーラーメイドで言えば、M1やグローレのドライバーも試打しています。
さて、こちらの917D2ですが、2017年発売で、タイトリストの中でも比較的優しいドライバーになっています。
個人的主観にはなりますが、タイトリストの打感が柔らかくてとても気持ち良く、ボールを潰したような感覚で打てます。
何よりタイトリストの特徴は、直進性が高いことです。
従ってスライサーには向かないですが、インテンショナルスライスは打ちやすいのです。
つまりスイング軌道に素直に飛んでいってくれるのが、タイトリストの特徴です。
さて、そんなクラブの試打結果です。
・シャフト 純正Titleist-Speeder517S
・ロフト角 9.5度
・長さ 45.5インチ
このクラブでの平均飛距離は276ヤードを記録。
M2に比べると、純正シャフトがややハードなので、シャフトを変えればまだまだ飛びそうということで、自分と同じAttas4u6Xで再び打ったところ、平均飛距離が279ヤードと伸びました。
シャフトを変えるだけで飛距離が出るとはさすがですね。
しかし、今回のランキングでは、純正シャフト基準で並べているので、ここに記載させていただきました。
反発力抜群ドライバー!PRGR RS 2017ドライバー
このドライバーというか、PRGRのコンセプトとして、常に飛距離を重視し、公式ルールギリッギリの数値で作っているので、当然飛距離が出るドライバーとなります。
反発力がある分、打感、打音も弾きがすごく良く、インパクトした瞬間に飛距離が出るのを実感できるドライバーとなっています。
たまに、ギリギリを極めすぎて、反発性能がルール外になってしまうPRGRですが、今回のモデルはルール内に収められたとのことです。
PRGR独自の研究により、開発されたフェースの広い範囲で反発係数を最大にできる「ダブルクラウン設計」という技術を持って開発しました。
そんなPRGRのRS2017を打った結果がこちらです。
・シャフト RSオリジナルカーボンS
・ロフト角 9.5度
・長さ 45.5インチ
計測した平均飛距離は275ヤード。
しかし、一番バラつきが少なかったです。
割と芯を外してもその分、ランが出るようになっており、総距離の誤差が少なくなっています。
そのため一番飛距離の計算が立ちやすいドライバーという印象です。
毎シリーズ安定感が出る!2017年最後の新モデルXXIO 10
やはり飛距離と言えば、欠かせない存在のXXIOです。
2017年12月10日発売。
これは10にちなんだのでしょうか。
どのクラブよりも高弾道になりやすく、キャリーが伸びます。
芯が広いのはいつも健在で、大体のミスヒットも芯で捉えてると錯覚するほど芯が広いです。
老若男女に人気のXXIOドライバーで、昔は初心者に最適と言われていましたが、最近では、シングルブレーヤーも使っているのを良く見かけます。
やはり飛距離が出ると感じるのではないでしょうか。
残念ながら、今回はシャフトを変えないと、引っ掛けボールが出てしまうくらい、純正のシャフトではしなりが強すぎと感じましたが、それでも打ってきました。
・シャフト ゼクシオMP1000S
・ロフト角 9.5度
・長さ 45.5インチ
少し抑え目に打ったのですが、平均飛距離は266ヤードを記録。
直進性のボールも多く、ゼクシオ特有の高い打音で気持ち良くスイングできました。
残念ながら、シャフトを変えたバージョンの試打がなく、この記録のみですが、シャフトのスペックをもう少しハードにしたら、「距離も伸びたのかな」と感じられる結果でした。
改めて、初心者のゴルファーは皆さんXXIOから始めたら良いのでは?と感じさせるほど、方向性のブレが無かったです。
番外編での飛距離が出るドライバーGelong DCT-315
このドライバーは、ランキング外として、紹介します。
その理由は、長尺ドライバーであり、最高飛距離はすごいのですが、やはり長尺ということで、平均飛距離があまり良くありませんでした。
このクラブの特徴も、PRGRと似ていて、高反発ギリギリの数値です。
さて、このクラブでの数値です。
・シャフト 純正シャフトS
・ロフト角 9度
・長さ 47.75インチ
こちらのクラブの平均飛距離は264ヤードですが、最高飛距離は297ヤードでした。
他のランキング内のクラブの最高飛距離は、286ヤードだったので、大きなすごく飛距離の出るドライバーとなります。
残念ながら、筆者もここまで長いクラブを振り回すことはないので、方向、飛距離共に大きくブレてしまいました。
しかし、最高飛距離はすごいので、ランキング外ではありますが、紹介しました。
ターゲットを限定した2017年隠れNo.1です。
2018年も熱いドライバー業界!
2017年の飛距離が出るドライバー紹介はいかがでしたか?
2018年もテーラーメイドからは、M3、M4、キャロウェイからはROUGE STARなど、ぞくぞくと新しいモデル、シリーズが発売しています。
2018年版もまた紹介できる日が来るのを期待していてください。