ゴルフ場で、キャディバックにピンを入れているゴルファーを見たことありますか。
プロゴルファーで使っている選手は結構いるのですが、何故アマチュアゴルファーには少ないのでしょうか?
価格が異常に高い訳でもなく、ゴルフショップに全く置いていない訳でもありません。
では、ピンのゴルフクラブの実際の評判とはどうなのでしょうか?
ピンのゴルフクラブは上級者向け?
ピンのゴルフクラブを使ったことないゴルファーたちの間では、ピンは上級者向けのイメージが強いようです。
使ったことのない人の評判とはなんとも不思議ですが、「ピンのクラブはなんだか難しそうで」と言うのが多く見られました。
日本で外国のメーカーと言えば、キャロウェイやテーラーメイドなどが有名です。
ですからピンは日本での展開が遅かったためかまだ小規模なので、マニアックなイメージは否めません。
しかし世界では他のメーカーに全く劣らない超有名ゴルフメーカーで、定番ゴルフクラブとして使っている人は沢山いるのです。
国内でも5~6年前くらいから営業にも力を入れ出したので、大分印象は変わりました。
他のゴルフメーカーと同じで、上級者向けの難しいクラブもあれば、初心者向けの簡単なものや、レディースクラブまでどこよりも幅広く取り扱っています。
ピンを愛用しているゴルファーの中には、ピンほど初心者向けのクラブはないと言う人もいるほどです。
印象が薄いとか、マニアックと言ったイメージばかりが先行していますが、実際に使用している人たちにとってはいろいろな面で最高のゴルフメーカーなのです。
そのピンのゴルフクラブの魅力をここで是非知ってください。
ピンのゴルフクラブが初心者向けと言う評判は本当?
初心者向けのゴルフクラブを考える際に、各メーカーが初心者セットとして販売しているものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
確かに始めたばかりで何を買ったら良いのか分からない初心者に、「初心者セット」としてある程度必要なクラブを購入しやすい金額で手に入れられるので手っ取り早いですよね。
でもそれ、初心者なら誰にでも合うゴルフクラブなのでしょうか?
初心者であっても、クラブとの相性は必ずあります。
ですが、もちろん自分に合うスペックなんて分かるはずもありません。
だからと初心者セットに目が向いてしまいますが、ピンではカスタムフィッティングで初心者ゴルファーでも簡単に最適なクラブスペックを測ってもらえます。
初心者だからこそ、その時にしっかりとマッチしたクラブを使ってゴルフの基本を学んでいくべきなのです。
スイングが固まっていなくても、身長や手の大きさ、手首から地面までの高さなど大人であればほぼ変わることのない数値。
これを元にクラブ選択ができるのも強みです。
そんなオーダーメイドのゴルフクラブを作っても、料金が変わらないのも魅力の1つです。
そしてレベルアップに合わせて再度フィッティングをし、ゴルフクラブのスペックを変えていけます。
初心者向けと言う評判はここからきているのです。
ピンのゴルフクラブ(アイアン)の評判は
ピンのゴルフクラブの中でも「iブレードアイアン」の評判を紹介します。
捕まり具合に関しては、特別捕まらない訳ではないですが、見た目ほど重心距離の短さを感じず、控えめな印象です。
直進性は悪くないですが、極端に操作性に振った印象はなく、それなりに安定感があります。
ピンゴルフにはアスリート系のイメージがあり、このモデルは見た目がハーフキャビティなので打つ前はハードな印象を受けますが、実際に打つと見た目ほど難しくなくむしろ優しい印象を受けます。
最近はミッドサイズのヘッドが主流になっている中、このモデルのヘッドはかなり小さいです。
そのため最初はヘッドがコンパクト過ぎて緊張するかもしれませんが、打ってみるとその小ささを忘れるくらい打ちやすいですね。
先程ピンは初心者に向いているゴルフクラブと話しましたが、このモデルは中級~上級者向けのモデルです。
デザインがシャープで見た目はアスリート系なのに、優しさのあるアイアンは使って気に入る人多数でしょう。
ピンのゴルフクラブ(ドライバー)の評判は
ピンのアイアンを使用している人はあまり見かけませんが、意外とドライバーを使っている人は見かけます。
その評判はどうなのでしょうか。
ドライバーは飛距離性能の高さの評価がかなり高いです。
アマチュアゴルファーは飛距離を伸ばすことを追求する人が多いので、ピンのゴルフクラブの中でもドライバーを使用する人は多いのでしょう。
最新のG400ノーマルモデルであっても、超高弾道でキャリーが出て、なかなか落ちてきません。
対してLS TECモデルは中弾道で伸びのある弾丸ライナーで、失速せずにどこまでも突き抜けていきます。
どちらも弾道は違いますが、確実に飛距離は出るドライバーです。
飛ぶだけでなく、直進性も高いので、かなりの安定感があります。
やさしさについては、アスリートとまではいきませんが、若干難しさを感じる人はいるでしょう。
ドライバーの作り自体に癖と言うものが全くないので、フィッティングをしてもらえば驚くほど自分にピッタリのドライバーを手にすることができるでしょう。
ピンのパターの評判はピカイチ
ピンはドライバーやアイアンといったゴルフクラブを作る以前に、パターから始まったメーカーです。
ピンのゴルフクラブの日本での認知度は低めではありますが、パターの認知度はとても高いです。
昨シーズンのパターランキングがダントツ1位だった、鈴木愛選手はピンのパターをずっと使用しています。
それは彼女の腕ももちろんですが、パターの性能も相まってのことでしょう。
ピンは世界で初めてトゥヒールバランス理論を採用したAnserパターで成功し、Anserは今やパターの定番になっています。
世の中にたくさんあるピン型と呼ばれるパターは、ピンゴルフのパターのコピーと考えても良いくらいです。
また現在ピンのパターには中央の溝を深く、周辺部を浅くして打点がバラついても真っ直ぐ転がってくれるTR溝が搭載されています。
ピンパターのフェースを近くで見ると、中央部分が濃い色になっているのですが、それがTR溝です。
真っ直ぐ転がす為に必死に練習している人は、是非ピンのパターを試打してみてください。
もしかしたら今まで必死に練習していたのが馬鹿みたいに感じられるかもしれません。
それだけピンのパターの評判はピカイチなのです。
マニアックなんて言わせない!有名な契約プロたち
ピンとクラブ契約をしているプロゴルファーたちを知ったら、マニアックなんて評判は吹き飛んでしまうことでしょう。
その筆頭が世界で活躍しているレフティー、ババ・ワトソン選手です。
優勝回数12回、マスターズで2勝を挙げている実力派です。
ピンのゴルフクラブの中でもドライバーの飛距離の評判が良いと言う話をしましたが、飛ばし屋と言われる彼の飛距離を見ると憧れを持つ気持ちが理解できます。
日本人に目を向けると最近ツアーでの活躍はいまいちですが、小さい体で凄まじい飛距離を誇っている一ノ瀬優希選手もピンの契約プロです。
そして活躍の場をアメリカにしている上原彩子選手も契約プロです。
彼女のショートゲームの素晴らしさを見ると、ピンのウェッジの性能も試してみたくなりますよね。
しかし日本人の中では鈴木愛選手が真っ先に名が挙がります。
先にも話しましたが、日本でピンのパターの人気を更に高めているのは彼女と言っても良いでしょう。
もちろんピンのパター自体がかなり力を入れて研究や開発を続けてるので、より使いやすいパターになっていることも理由の1つです。
ピンのマイナスイメージは払拭できましたか?
ゴルフクラブのメーカーはたくさんあり、イメージもそれぞれあります。
それぞれに評判や評価などマイナスなものからプラスなものまでたくさんあります。
それらを鵜呑みしてしまうと間違ったクラブ選択をしてしまう可能性が出てきてしまいます。
クラブを選ぶ際は、自分自身を信じてください。
自分とのフィーリングが一番大事です。