初心者ゴルファー必見!左手親指の水ぶくれが痛い時の予防法

最終更新日:2016/12/27

ゴルフをはじめたばかりの初心者の方、手にマメや水ぶくれができませんでしたか?

特にマメや水ぶくれが出来やすいのは左手親指です。

道具を使うスポーツなので、唯一の接点である大切なグリップに力が入ってしまうのも分かります。

誰もが初心者からスタートして経験してきた道ですから。

でもそのまま痛みを我慢して続けたり、ゴルフを諦めたりしないでください。

もっとゴルフにハマっていただきたいので、このあとのお話しを参考にしてくださいね。

初心者ゴルファーの左手親指に水ぶくれが出来やすいワケ

初心者ゴルファーは、手に水ぶくれが出来ることが多くあります。

ゴルフ上達のためには避けては通れない道ではあるのですが、水ぶくれができでも構わない場所とダメな場所があります。

左手の平の小指と薬指の下にできるのは良いですが、それ以外にできるのはダメです。

左手親指に水ぶくれができるのは、グリップの握り方を間違っています。

人差し指や親指に水ぶくれが出来るのは、肝心の中指、薬指、小指でグリップを握っていないからです。

親指と人差し指はシャフトを包み込むのですが、グリップを握るのは他の3本の指だけです。

水ぶくれが出来やすいのは、間違った握り方で強く握るからです。

軟らかく握ると少なくはなります。

グリップの握り方にもいろいろ種類があります。

自分に合った、そして正しいグリップの握り方をしっかりとマスターしましょう。

そして自分の手のサイズと握り方に合ったグリップを選ぶのも大切です。

スイングで指に水ぶくれができるのには必ず何らかの原因があるのです。

極力できないような握り方を覚えましょう!

水ぶくれの正体と治療法

ゴルフで左親指に水ぶくれができるのは望ましくないのです。

しかしできてしまったらしょうがありません。

練習に支障があるので早く治るように治療をしましょう。

水ぶくれは、医学用語では「水泡」と言います。

水ぶくれを触ると皮膚は薄く柔らかく感じます。

表面の皮膚は組織から浮き上がり、既に死んだ状態なのです。

中かにはさらさらした透明な液体が入っています。

これはただの水分ではありません。

「滲出液」と言って、血液中に含まれる血清や止血成分のフィブリンなどで構成されている液体です。

実はこの滲出液は自然治癒を促進させる作用があります。

故に、新しい皮膚や皮膚再生を促進させるために水ぶくれができるのです。

水ぶくれを見つけると潰したり水を抜いたりしたくなる気持ちは良く分かります。

しかしそのままにしておくのが一番です。

破ると雑菌が入って悪化しやすくなります。

皮が破れていないのなら、絆創膏を貼って患部を保護し、自然治癒を待ちましょう。

その際に消毒や薬は不要です。

破れている場合は邪魔な皮膚をカットしてから絆創膏で保護します。

絆創膏は清潔を保つため定期的に交換しましょう。

こうすれば親指にマメや水ぶくれは出来ない!

ゴルフのスイングではそもそも左手のグリップでは手の平や指との間に隙間ができてはいけないのです。

ぴったりと持てていないとインパクトの瞬間に手の中でグリップが動いたり、回ったりして皮膚がすれることが原因です。

さらに初心者であると上手くボールに当てることが出来ないことが多いのでその分衝撃も大きくなります。

すると水ぶくれが出来やすくなり、当たらないことによってどんどん腕や肩や手に力が入っていき、悪循環になる一方です。

またグローブのサイズが合ってないことも考えられます。

大きいと感じるグローブをしているとシワなどが出来て擦れてしまう可能性もあります。

グリップの握り方を見直し、しっかりと握り手の平や指との間に隙間が出来ないようにすると、グローブのサイズを見直すことで水ぶくれはできないようになります。

もちろんボールをクリーンヒットさせることも重要ですが、ミスもなくクリーンヒットさせられる頃には水ぶくれができない程上達しているでしょう。

親指だけじゃないマメ予防のテーピングやグッズ

正しくグリップしていても親指だけではなく他の指にも水ぶくれが出来てしまうことはあります。

そうなるとマメ予防にテーピングやグッズを使って防ぐしかありません。

最近のテーピングは薄く巻いてもしっかりと保護してくれるのでスイングの邪魔になりません。

絆創膏よりも通気性が良いので蒸れることもありません。

あまり強く巻いてしまうと鬱血してしまうことがあるので気を付けてください。

またテーピングの他にも、ロードバイクに乗る時に使っているシャーミクリームというものがあります。

水ぶくれができそうな部分に少し塗っておくと効果絶大です。

ウェアで股擦れするのを防ぐ時に使用するものです。

若干価格が高いですが、少し塗るだけで効果もあり、長持ちするので購入する価値有りです。

またフィンガーブラというマメ予防グッズもあります。

指にサポーターみたいなものを付けるのです。

マメ予防だけでなく、滑り防止や衝撃緩和にも役立ちます。

女性ゴルファー用のお洒落なデザインの物も販売されているので是非チェックしてみてください。

ゴルフが絶対好きになる!とっておきの練習法

ゴルフ上達のために一生懸命練習して、親指に水ぶくれができてしまっては、練習場から足が遠のいてしまいますよね。

間違った練習をしているからこそ、指にマメが出来てしまい…痛いから…上手く打てないから練習しなくなる!

悲しい悪循環ですよね。

せっかくゴルフを始めたのですから、楽しく練習をしてゴルフを好きになって欲しいです。

水ぶくれが出来ないようにまずはしっかり基礎を体に叩き込みましょう。

スイングの基礎はアドレスとグリップです。

ここをしっかり押さえておけば、水ぶくれができることもないし、ボールをしっかり打てるまでさほど時間は要しません。

ゴルフが好きになる瞬間ってみんな同じなのですが、”爽快な当たりをした瞬間”なのです。

練習を積んで上達していくとフルショットでの爽快な当たりを望んでしまうのですが、初心者の方なら、フルショットではなくハーフスイングでの当たりでも十分にその瞬間を味わえます。

プロゴルファーのように上手く打ちたい気持ちは良く分かりますが、はやる気持ちを抑えて、ハーフスイングでのナイスショットを目標にしましょう。

それで気持ち良く芯に当たるようになった時には、あなたはもうゴルフの虜になっているでしょう。

夢中になり過ぎてゴルフ肘の症状が出たら要注意!

どんどんゴルフに夢中になってきたら、親指に水ぶくれができることもなくなり、練習に明け暮れる日々になるでしょう。

そうなると次なる試練があなたを待ち受けています。

それは「ゴルフ肘」です。

練習のし過ぎというのも原因の一つではありますが、主な理由はやはり間違ったスイングなのです。

練習場のマットにクラブを打ちつけている、つまりダフっている人です。

そして肘に力が入り過ぎて突っ張っている感じでスイングしていること、体幹を使わずに手打ちになっていること、グリップに力が入っていることなどなどゴルフ肘になる原因はたくさんあり過ぎて渋滞しています!

「ゴルフの練習のし過ぎだわっ。」なんて自分に酔っていないで、早く自分のスイングを見直しましょう。

またその他にも滑るグリップや劣化したグリップでもスイングに無理な力や無駄な力を使うのでゴルフ肘の原因になります。

ゴルフ肘になってしまうと、”安静”しか治療方法はないので、せっかくゴルフに夢中になっても練習やラウンドをお休みせざるを得なくなります。

水ぶくれはゴルファーの必須通過点!めげるなっ!

私はマメが出来るからゴルフが下手なんだ…向いてないんだ…なんて落ち込まないでください。

ゴルフでマメができるのは、ゴルファーが必ず通る道です。

痛みがあると萎えてしまって練習から遠ざかってそのままフェードアウトという方がいますが、正直もったいないです!

最初は誰だって上手くいかないのですから、マメが出来ないように原因を見つけて、直していけば良いことです。

マメがタコになってきたら、上達した証拠です。

さらに何もできなくなったら”シングルゴルファー”間違いなしです。

ゴルフは地道な努力を必要とするスポーツです。

少しずつゴルフが上手くなる自分を楽しんでください。

ゴルフは自分の欠点を見つけ、改善し、上達…を繰り返して上手くなっていきます。

不思議ですが、それで楽しくなってくるのがゴルフマジックなんですよね。