ゴルフ初心者はコースに初めて出る時どれくらいのスコアを目標設定するのでしょうか?
単純に考えると1ホール7打平均で126打。
8打平均で144打。
この辺りが妥当かなと思います。
最初から4打平均で考える必要はありません。
すべてのホール7打で回るつもりだと気楽ですし簡単に130は切れるのではないでしょうか。
ゴルフスコアで130切るのは難しくありません。
あなたは、コースでプレーしたことがありますか。
まだラウンドしたことの無い人は、いくつぐらいのスコアでホールアウトするか想像できませんよね。
1度や2度プレーしたことのある人は、過去のスコアはいくつでしたか。
130を切れましたか。
初心者にとっては、スコアもさることながら、ちゃんとクラブに当たるかどうかも心配ですよね。
スコアですが、初心者の方は130を切ることを目標にするところから始めていきましょう。
1ラウンドのスコアで考えると漠然としてしまうので、ハーフラウンドのスコアで考えてみましょう。
ハーフのスコアは65以内です。
各ホールの平均は7打ずつです。
グリーン上を平均2回のパットでカップイン出来ればショットは各ホール5回ずつ打つことが出来ます。
多くのゴルフ場ではハーフラウンド中にパー3が2回、パー5が2回あります。
パー3では、100~170ヤードぐらいの距離のホールで、パー5では長いホールで500ヤードぐらいの距離です。
パー5のホールも100ヤードずつ飛ばしていけば5回で届きます。
そう考えるとあまり飛ばせない人でも130を切ることはそれほど難しいことではないと思いますよ。
スコアが130を切れない方は考え方を変えてみよう
1度もしくは何度かコースでプレーをしているけれど、まだ130を切れない人はなぜ130を切れないのでしょうか。
男性の場合は、OBがとても多く、スコアが増えてしまう。といったケースも多いと思います。
ゴルフは3人または4人で一緒にプレーします。
一緒にプレーする人達は、ほとんどが自分より上手だと思います。
ティーグラウンドで余裕があり、ドライバーショットも遠くへ飛ばすのではないでしょうか。
そんな人達と一緒だと、自分もドライバーをキチンと当てよう。とか、遠くへ飛ばそう。と考えてしまいがちです。
そして緊張したり、力が入り過ぎてドライバーをミスしてしまうのです。
OBせずに100ヤードでも前に飛べば、十分次のショットへ繋げていきます。
ドライバーショットは、100ヤード以上前に進めるものと考えてみてはどうでしょうか。
ドライバーのOBはスコアをどんどん悪くしていきますので、アイアンでのティーショットもお勧めしたいところですが、一緒に回っている人達の目も気になると思います。
ドライバーのハーフスイングを練習して、確実に前へ飛ばす練習をしてコースに行ってみてはどうでしょうか。
ゴルフスコアが130を切ったら次の目標は110打。
すべてダブルボギーだと108ストロークです。
これは、どんな人でも達成できるスコアだと思っています。
ちょっと余裕を持たせて110ストローク、これを目標に頑張ってみて下さい。
そうはいっても簡単ではない。
なかなかそんなスコアではラウンド出来ない。
と頭に浮かんだ方、そういう人は考え方を変えてみてもいいかもしれません。
どのように考え方を変えるかというと、7番アイアンより長いクラブを使用しないでラウンドしてみる。とか、偶数クラブだけでラウンドしてみる。とか、アプローチウェッジはバンカー以外は使わない。などです。
ティーショットはドライバーでないといけない。アプローチは専用のクラブを使わないといけない。など、既に固定概念が出来てしまっていて、苦手なクラブに振り回されてはいませんか。苦手なクラブをあえて今使わなくてもいいんです。
日本のメジャートーナメントで、最終ホールにグリーン手前のバンカーからパターでカップによせて優勝したプロゴルファーもいます。
ゴルフは最終的にはスコアがいくつかを競うスポーツですので、是非良いスコアを目指してトライしてみて下さい。
1ホール毎に7打で上がるゴルフマネジメント
1ホール7打以内でホールアウトするためのマネジメントについて考えてみましょう。
ミスする前提でカップインするところからティーショットするまでを逆の順序で考えてみます。
近年多くのゴルフ場は、ベント芝の1グリーンが多いです。
380ヤードパー4のホールを例にします。
1グリーンの縦と横の幅は、それぞれ40歩(1歩1ヤード計算)と設定します。
グリーンにきれいに乗った場合は3打でホールアウトとし、グリーンのそばに止まった場合は、できるだけパターでグリーンオンさせてその後グリーン上では2パットとします。
そうすると、グリーンの近くまで飛ばすショットは4回打てることになります。
グリーンの幅が約40ヤードなので、グリーンセンターまで20ヤード、380ヤード-20ヤードで360ヤードのショットが必要となります。
グリーンオンを狙うショットを100ヤードとした場合、260ヤードのショットを3回かけることができます。
100ヤードも飛ばせれば3回で十分到達できる計算になります。
仮にバンカーに入ったとしても130ヤードを2回でいいのです。
無理に飛ばそうとするとOBになったり、打ちにくい所に飛ぶリスクが増すので、安全に攻めていくことで7打以内にホールアウトできると思いますよ。
7打で上がる気持ちなら心に余裕が生まれる
先ほど7打でホールアウトできるマネジメント例を紹介しましたが、随分余裕があると思いませんか。
グリーンオンした場合も1パットでもなく2パットでもなく3パットで良いのです。
ショットも130ヤード以上飛ばせられれば十分届く計算になりました。
もちろんパット数は1パットが望ましいですし、ショットも130ヤードではなく200ヤード以上飛ばしたいところです。
一緒にラウンドするアマチュアの実力が高ければ、ついつい同じようにプレーしたくなるものです。
ですが130ストローク以内で回ることが目的であれば、その考えは必要ありません。
そこであなたのプレースタイルを思い出してみてください。
ティーショットで無理に飛ばそうとしていませんか。
残り200ヤードの距離を慣れないフェアウェイウッドでグリーンオンさせようとしていませんか。
初めからパー7と考えてプレーしていたら、かなり余裕を持ってプレーできると思います。
パー3のホールはパー6で計算し、パー5のホールはパー8で計算します。
おそらく多くの人は、なんだ簡単だ。と思われると思います。
余裕があればショットも良くなりますので、無理はせずにプレーを楽しんでください。
スコアカードは自由に書き足しましょう
スマートフォンの普及により、スコアカードにスコアを書かずにアプリでスコアを管理する人も多くなってきました。
ですが、初心者の方はスコアカードを活用してほしいです。
スコアカードですが、単にスコアを記入するのではなく、自分なりに工夫して使うことをお勧めします。
例えば、OBのホールは○印をつけるとか、スタート前にパー3は6、パー4は7、パー5は8と目標のスコアを記入しておくなど色々と使い道があります。
お勧めは、各ホールの目標スコアをスコアカードに記入しておき、1ホール終わった毎にその目標スコアに対して同じスコアだった場合は0を記入し、1打少ない場合は-1、1打多い場合は+1と記入する方法です。
マイナスが多くなれば気分的にも余裕が出てきますし楽しくなってきます。
パー4のホールで8と記入すると、たくさん叩いたと思いますが、+1であればちょっと失敗した程度であまり焦りもないでしょう。
スコアカードは4名分のスコアが記入できるようになっていますが、初心者の方は他のプレーヤーのスコアを記入しなくてもいいです。
必要であればホールアウト後にスコアを聞いて、別のスコアカードに記入すれば良いのですから。
コースマネジメント次第でスコアはすぐに縮みます
コースマネジメントというと、何だか上級者のやることに思えてしまう人もいるかもしれませんが、初心者もしっかりコースマネジメントをしてほしいと思います。
コースマネジメントといっても大したことはしなくてよく、無理なく安全な方法で1打をプレーしてください。ということです。
練習場で10回打った結果6回以上成功しなかったことを傾斜のあるコースで出来る確率はとても低いです。
良いイメージは大事ですが、できないことを1回勝負の時に挑戦するのは無謀というものです。
例えば、池越えのショットをするか池をよけて打つか、という場面では、過去の練習を思い出して確率的にどちらを選べば良いかを選択していきましょう。