ゴルフをこれから始める初心者の女性、もっと上手くなりたい女性はどうしていますか?
どこかでレッスンを受けたりスクールに通っていますか?
男性の先生や知人に教わったりしていませんか?
それは決して悪いとは思いませんが、男性のスイングを参考にしても背丈や筋力が違うのであまり参考になりませんよね。
どうせなら女性に教わった方が上達が早そうではないですか?
そこで今回は女性目線でゴルフ技術を磨いてく秘訣をまとめてみたいと思います。
【女性のゴルフ上達】ゴルフクラブの選び方
ゴルフ練習場へ行くと、男性の方々が熱くクラブについて語っているのをよく見ます。
中にはこだわりのカスタマイズをしている方もいます。
女性は?というと、男性に比べクラブ選びに無頓着の方が多いようです。
一般的に女性は男性より力がないので、軽くて軟らかいシャフトで、長さも短いのがオススメです。
しかしそれもまたスイングタイプによって変わってくるので大手のゴルフショップや工房で機械を使って計測してみるのも大事です。
それでもクラブ選びで一番大事なのは自分のフィーリングなので、データが良かったとしても、構えた感じが気に入らなかったり、打感に違和感を感じたらもう一度選び直してください。
そして上達していくとヘッドスピードや力も変わってくるので、それに応じてクラブを変えていくのも必要になってきます。
私も最初は軟らかいシャフト(L)を使っていましたが、現在は少し硬めのシャフト(A)を使っています。
打ちづらくなってきたなぁっと思ってきたら再診断することをオススメします。
ゴルフは”道具でするスポーツ”なので、ぜひ”道具”にはこだわって欲しいです。
それだけでゴルフが何倍も楽しくなります。
【女性のゴルフ上達】グリップの握り方
グリップの握り方も経験値と共に変化していきます。
練習やラウンドを続けているうちに上達に併せて自分に合うグリップの握り方を見つけていきます。
しかしまずは、基本的なグリップの握り方をしっかりとすることが大事です。
一番オーソドックスな握り方が、オーバーラッピングです。
女性だからといって特別な握り方はありません。
右利きの方は左手から握ります。
クラブが親指以外の指の付け根に当たるように左手の平に沿って自然に握ります。
右手は小指と薬指中指の付け根の指の付け根にクラブを当て、最後に人差し指と親指を添えます。
人差し指と親指で出来ているシワが右肩を指していればベストです。
一度韓国で有名なレッスンプロに習う機会がありまして、そのときにずっと疑問に思ってたことを彼へ質問しました。
「グリップは緩めに握るのがいいのか、ギュッと握るのがいいのか」です。
その疑問は世界中のゴルファーが考えることだそうです。
答えは、アイアン(ウェッジを含む)はギュッとが正解です。
ウッドはそれよりも緩めなのが正解です。
しかしどちらも共通して守らなければならないのが、インパクトでは、グリップを雑巾を絞るくらいにしっかりと握ることです。
そして緩めと言ってもテイクバックの際にクラブがぐらつかないことも大事です。
【女性のゴルフ上達】芯で当たらず悩んでいる
女性でも男性と同じようにアイアンショットで芯に当たると打感と弾道が全然違います。
とても軽い感じで飛距離も伸びます。それだけ芯に当たるショットというのは大事です。
雑誌等でも良く目にすると思いますが、最も注意することはヘッドアップをしないことです。
ボールの行く末が気になる気持ちは良くわかります。
しかし、打った後かっこよくフィニッシュを決めてからでもボールの行く末は十分に確認できます。
ヘッドアップをすると肩の開きが早くなるのでフェイスが開いた状態で打ってしまうので、芯には絶対に当たらないのです。
次に注意することは体重移動です。
右足でしっかり体重を受け止め、左足に乗せます。
腰を切るタイミングを知ることでこの体重移動を身体で覚え、インパクトのタイミングを身につけていきます。
このときも腰を切ることに集中すると肩も一緒についていき開きが早くなるので気をつけてください。
この2つが上手くできるようになってきたら上手く芯に当たるようになっています。
そうなってきたら、スイングや打感だけでなく数字で芯に当たっているかをチェックするのも良いことです。
ゴルフショップの本格的な測定器や簡易測定器を使って、機械で出るミート率が1.35以上であれば「芯で捉えている」ということになります。
【女性のゴルフ上達】飛距離が出ない
ゴルフをしていて飛距離に悩む女性はとても多いと思います。
ドライバーの飛距離が伸びるとセカンドショットに短いクラブを持てるのでとても楽になります。
しかし、勘違いしてる方が多いのですが、力いっぱいクラブを振っても飛距離は伸びません。
女性で多いのがインパクトまでに力を出し切ってしまって、インパクトでボールに全く力が加わらない打ち方です。
意識するのは、身体の右側でボールを打つということです。
そこで大事なポイントは右脇を締めることです。
右脇を締め、右腰に肘を押し付けるようにグリップを引き付けます。
そこから遠心力を使ってインパクトまで一気にクラブを振り下ろします。
身体の前(ボールの場所)にヘッドが来たときに最大の力がボールに伝わるのです。
そこからは、一気に打ちたい方向へフォローして下さい。
その時に左肘が抜けないように気をつけてください。
そうすると少なくとも10ヤードは飛距離が伸びます。
10ヤード伸びると、セカンドショットの際の視界がすごく変わってきます。
パーオンする確率がぐんと上がりスコアアップにもつながります。
気をつけないといけないのは、飛距離が伸びる分方向性が不安定になることです。
そこは上達していく上で誰もが悩むことですので、また練習を積んでいくしかないです。
【女性のゴルフ上達】ボールが上がらない
ドライバーでボールが上がらない原因は、まず芯を捉えていないことです。
ドライバーはボールが上がるようにロフト角等設計されているので、芯を捉えれば嫌でもボールは上がります。
次に、ティーの高さです。
ロボットではないので私たち人間はその日によってスイングが少しずつ変わります。
1ホール目のドライバーの当たり具合でその日の自分に合ったティーの高さを決めて下さい。
経験を積んで上達していくと感覚でティーの高さが決められるようになります。
ティーの高さはフェイス部分にうっすらと付くボールの跡で判断できます。
ドライバーではティーの高さは重要です。
またご自身が使っているドライバーのロフト角によっても最適なティーの高さもあるのでゴルフショップや工房で確認することもおすすめします。
女性用ドライバーのロフト角は12°~14°くらいが多いです。
アイアンでボールが上がらない原因は、飛ばそうと思って強く振ることで打ち急いでしまっていることが多いです。
ボールが上がらないなぁと思ったら、ゆっくりスイングすることを心がけてください。
そうすることで逆にヘッドが走り上手く芯を捉えることができます。
そうです。
アイアンもドライバー同様芯を捉えることが重要なのです。
そしてもう一つ共通して気をつけなければならないのはやはり、ヘッドアップをしないことです。
ヘッドアップはゴルフ全般において絶対してはいけないことです。
【女性のゴルフ上達】ボールが左右に曲がってしまう
女性のゴルフ初心者の方はボールが右に行ってしまうことが多いです。
ボールに当てることを意識しすぎて体が突っ込んでしまうからです。
身体が突っ込むと肩が開くのでフェイスが開いた状態でボールに当たります。
そんなときは右足をインパクトまでがんばって踏ん張ると突っ込み防止になります。
それが上手くいくようになると今度は左に曲がりだします。
でも実は、ボールが左に曲がりだしたら上手くなってきている証拠なのです。
左に曲がりだしたら簡単な修正で真っ直ぐ打てるようになります。
しかしどんどん経験を重ねていくと今度は左に曲がるのが直らないという悩みにぶつかります。
ゴルフとは本当難しく複雑なスポーツです。
練習場では真っ直ぐ打てるのにコースに出ると左へ曲がるという方は、手打ちになっていることが多いです。
コースは練習場の様に真っ直ぐスタンスを作れるところは少ないのが理由です。
もう一つの原因は、フェース面が返っている事です。
手首を返してフェース面をターンさせるので左に曲がってしまいます。
手の動きが先行することで振り遅れを恐れ手首の動きが入りやすくなるのです。
左肩とヘッドを同時に動かすように意識するのが解決策になります。
憧れのゴルファーの動画を見て未来の自分をイメージ
いろいろと文字や写真で勉強することも良いですが、憧れのゴルファーの動画を見てイメトレをすること大事です。
綺麗なスイングを通して未来の自分をイメージするとモチベーションも上がります。
またテレビなどでツアーを見てコースマネージメントを勉強するのもラウンドしたときにとても役に立ちます。
そして女性にとって楽しみな、かわいいゴルフウェアもゴルフを勉強しながら見つけることができるのもまた一つの楽しみになるかもしれません。