フックするドライバーショットはシャフトが合っていない!

ティーショットでフックが出るようになると、安易にグリップの握り方やスイングを修正しようとしますが、もしかしたらドライバーのシャフトが合わなくなってきたのかもしれません。

フックはゴルフが上達したことが原因とも言われているので、上達したスイングにマッチングしなくなったとも考えられるのです。

そこで今回はシャフトを見直すことでフック防止ができる方法を紹介します。

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ドライバーショットがフックする時はシャフトの長さを確認

ドライバーショットがフックするのは、ドライバーそのものに原因があるかもしれません。

フックするとグリップの握り方やスイングに問題があると思われがちですが、ドライバーとゴルファー自身がマッチングしていない場合があります。

チェックポイントは、クラブヘッドとシャフトの両方が必要です。

チェックするためには、自分自身の体型などを再確認しましょう。

さらにスイングスピードなどの基礎的データがあれば簡単に分析することができます。

まず体型でチェックする時は、主に身長と腕の長さのデータが必要です。

ドライバーを構えるためにアドレスを取り、肩から腕を降ろしてグリップを握りましょう。

この時のグリップの高さは、ゴルファーの身長と腕の長さによって違います。

正しい姿勢で構えた時のグリップポジションを求めることで、ドライバーのシャフトの傾きを示すライ角や、グリップの高さに影響を与えるシャフトの長さが決まるのです。

まずは、自分のグリップポジションをすることから、フックの原因を探るようにしましょう。

ドライバーがフックするならシャフトの傾きをチェック

身長と腕の長さ、ライ角とシャフトの長さをチェックすることが、ドライバーの適合確認の第1歩です。

自分に適合するドライバーのシャフトの長さとは、「振りやすさ」ではなくグリップの位置です。

グリップの位置が合わなければ、シャフトの長さを変えることで、ライ角に合わせることができます。

なお一般的なドライバーはライ角調整ができません。

ライ角を変えるためにはヘッドのネック部分を曲げなければなりませんが、アイアンとは違ってドライバーはネックを曲げることができません。

シャフトを一度抜き、斜めに挿し直せばできないことはありませんが、それができるクラブ、工房も限られているでしょう。

そのため通常は、自分に適合するライ角で設計されたドライバーヘッドを選ぶことになります。

つまりヘッドを交換するわけですが、費用のかかるヘッド交換は現実的ではないはずです。

最近は「ガチャガチャ」と呼ばれる、ライ角やロフト角を変更できる可変式ドライバーが販売されています。

この可変式ドライバーであれば、シャフトをカットや差し替えをしなくても、フックしないボールを打ち出すことができるはずです。

ドライバーのフックはシャフトの過度なしなりが原因?

仮に可変式ドライバーでライ角調整をしてもフックするようであれば、スイングスピードとシャフトが合っていないのかもしれません。

可変式ドライバーでなくても、シャフトカットしてグリップの高さを変えても同じことが言えます。

スイングスピードを割り出す数値はヘッドスピードの速さです。

どんなにグリップを動かすスピードが速くても、ヘッドスピードが速くなければ強いインパクトを与えることはできません。

スイングによるヘッドの動きを注目すると、2つの動作を同時に行っています。

上から下に振り下ろすダウンスイングと、後ろから前に円を描くターンスイングの2つです。

ドライバーヘッドはトップの位置から前方の斜め下に向けて、円の動きをしながら動くことになります。

この時シャフトはしなり、クラブヘッドは遅れてきます。

そしてインパクトの直前でヘッドを切り返すため、シャフトはしなりと反対側に向けて戻ることになります。

この戻りが遅いとスライスして、早いとフックすることになります。

つまりこのタイミングが合わないドライバーを使うと球筋は安定しません。

ドライバーのフック防止でシャフト選びする時のポイント

ドライバーのシャフトのしなりと戻りのタイミングが合わないと、フックやスライスがでます。

シャフトのしなりは、シャフトの中間で曲がるとは決まっていません。

ヘッド側で曲がる場合もありますし、グリップ側で曲がる場合もあります。

ゴルフ用語では、シャフトの曲がり具合を表す硬さのことを「フレックス」と呼びます。

またシャフトの曲がる部分がグリップ側なら手元調子、中間が中調子、ヘッド側を先調子と言い、キックポイントと呼びます。

フレックスやキックポイントには個人差があり、好みによって違いがあるため一概にどのタイプが良いとは言えません。

自分に合っているかを確かめる必要があるでしょう。

シャフトの硬さは、S、R、Lなどで区分されていて、さらにSとRの中間にはSRと表示されるものもあります。

これらのフレックスの区分は、メーカーやモデルによって違うので、A社のSがB社ではSRになっていても不思議ではありません。

そのため表示に惑わされることなく、自分で実際に試してみて、納得のいくものを選ぶことが大切です。

フックするドライバーはシャフトのバランスをチェック!

フレックス同様にシャフトのバランスも重要で、フックしているのであればバランスが重いのかもしれません。

シャフトのバランスが合っているかは、ゴルファーの感覚的なものです。

先バランスが良いとか、手元バランスが良いと言う指標はありません。

ダウンスイングでシャフトが大きくしなるとします。

このしなりを活かすことができれば、飛距離アップが期待できます。

しかし一方で適正を超えたしなりは、その分だけ戻りも強くなり、フックの可能性が高まるのです。

要するにシャフトが柔らかく先バランスであればムチのようにしなり、結果的にヘッドをコントロールできなくなります。

さらにヘッド側が曲がる先調子は、ヘッドの稼動域が広くなるのでコントロールがしにくくなります。

こういったことから、ドライバーショットがフックしないためには、X表示のとても硬いフレックスのシャフトを選び、手元調子にすることです。

ただしヘッドスピードの速さと切り返しのタイミングが合わなければ、スライスのリスクがあります。

フックの悩みを解消するのであれば、一気にこのレベルにするのではなく、現在使用しているフレックスがRであればSに変えて、先調子から中調子に変えて様子をみていくようにしましょう。

ドライバーのフック修正のためのシャフト修正法

ドライバーのフレックスやバランス変更は、シャフト交換がもっとも効果的ですが、ぴったり合うシャフトにめぐり合うまで、何度も交換するのは現実的ではありません。

そのためドライバーのバランスを合わせる時は、現行から少しずつ変更して自分に合ったものに仕上げていくようにするのがベターです。

フックする場合はグリップの先に鉛テープを巻いて、手元側のバランスを高くすると、フェースにへばり付くような感覚が消えるはずです。

ただ鉛テープでは物足りないと感じるようであれば、ヘッド側のシャフトをカットするのも一つの手です。

わずか0.25インチ程度でも変わりますが、1度切ってしまうと元に戻すことはできないので、加工をしている工房などで相談してカットするとよいでしょう。

ホーゼルが深ければ、挿入長を伸ばすのも同じ効果を得られます。

なおグリップ位置が適正であるかも重要なことです。

アドレスの時のグリップポジションと、インパクトの時のポジションがかけ離れていると、正しくインパクトすることはできません。

フックの症状がでた時は単純に身長と腕の長さだけで割り出すのではなく、上半身の前傾角度やアームシャフト角など様々な視点を考慮し、実際にアドレスをとって正しいグリップ位置を確認することが大切です。

ドライバーのフックはシャフトとスイングのマッチングが大事

ドライバーがフックするとグリップの握り方やスイング改造で対処しがちですが、ゴルフが上達したことでシャフトの性能とマッチしていないのかもしれません。

自分の技量とドライバーが持つ性能は常に一定とは限りません。

球筋が荒れてきたら、シャフトとのマッチングをチェックしましょう。