ウェッジ64度のロフト角を選ぶ場合は飛距離を重視する

世界のトッププロが使うロブショットのためのウェッジですが、フィル・ミケルソンが64度を使ったことで注目され、国内でも石川遼がキャディバッグに入れて注目されています。

一般のゴルファーにとっては扱いの難しいウェッジですが、飛距離の面からみると使い勝手の良いクラブとも言えます。

そこで難易度の高いロブウェッジの活用法について考えていきます。

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一流プロとアマチュアのウェッジ64度の飛距離を比較

かなり難易度の高いロブショットですが、専用のウェッジがあれば、いつもと同じスイングでピタっと止めることができます。

ロブショット用のウェッジは、飛距離と球筋によって使い分けるために、何種類かを携帯しなければなりません。

ただしプロ選手並みの攻めが常時必要としているのかを考えると、できれば1本に絞りアプローチウェッジやピッチングウェッジと併用したいと考えるのではないでしょうか。

飛距離には個人差はありますが、ピッチングウェッジが100ヤードであれば、アプローチウェッジは80~85ヤード、ロブウェッジは60~65ヤードと揃えれば、使い勝手が良いと考えられます。

石川遼プロは、日本ツアーに復帰した年から、59度と64度のウェッジを使っています。

ウェッジの飛距離間隔からすると、59度と64度では開きがありすぎて、一般的には少し使い難いのではないかと考えることもできます。

ただ世界の舞台で活躍した経験を持つプロですから、それなりの公算があって選んだものなのでしょう。

そんなこともあって注目されている石川プロの64度のウェッジです。

石川プロが使用する64度のウェッジの飛距離

一般ゴルファーが64度のウェッジをフルショットすると、飛距離は60ヤード程度でしょう。

ヘッドスピードやミート率によって若干の違いはあるでしょうが、想定した距離感であればどれだけ飛ぶかは関係ありません。

ちなみに石川遼プロのフルショットは65ヤードと言われています。

ただ石川選手はこの64度のウェッジをフルショット用として位置づけているわけではなく、さらにフェースを開いてロブを上げる準備をしています。

石川モデルの64度のウェッジは、使用するにあたりバンス(バウンス)を削って調整しているようです。

一般的には、打ち込む時にリーディングエッジが刺さって、ダフリにならないようにするために、ウェッジのソールに厚みを持たせます。

バンカーで砂と一緒に脱出するエクスプロージョンショットはバンスを利用しますが、芝草でもヘッドをダフリ気味に入れてソールを滑らせれば、ミスの少ないショットができます。

一方で石川プロのように、フェースを開いて打つ時は、バンスが邪魔して本物のダフリになってしまうことも覚悟しなければなりません。

そこでバンスを削り、短い飛距離専用のロブウェッジとしているようです。

飛距離のある松山プロが64度のウェッジを持たない理由とは

石川遼プロを引き合いに出すと、気になるのが松山英樹プロです。

アプローチの名手石川プロが、2017年シーズン後半で64度のウェッジを使用しはじめて注目される中、松山プロは60度のウェッジを使用しています。

もっともウェッジのラインナップは基本そのもので、52度、56度、60度と飛距離と球筋に合わせた使い方ができるように合わせています。

しかも自らが監修したクリーブランドのウェッジとあって、小さなフェースで操作性が良く、開いて打つことを想定した作りになっています。

ロフト角は60度ですが、石川プロの64度以上に使い勝手の良いウェッジに仕上がっているようです。

実はこの2人、日本ツアーでスタートした頃には、60度超のロブウェッジを使用していませんでした。

時代の流れもあるのでしょうが、一般ゴルファーの場合には、56度程度のウェッジのほうが、使う場面が多いのではないかと言われています

一般ゴルファーが64度のウェッジを使うのは飛距離のため

一般のゴルファーに60度以上のロブウェッジが必要なのでしょうか。

こんな問いに対して「必要ない」という不要論が圧倒していますが、確かにロブショットが必要な場面は少ないかもしれません。

プライベートのゴルフコースで、スティンプメーターが11以上あって、コンパクションが14以上に設定されていることはないと思います。

いわゆる鏡のグリーンのような速さに、鉄板のような硬さを持つグリーン面であれば、64度が必要かもしれませんが、実際にこんなコースコンディションなら、1ラウンドがスルーでも6時間は掛かってしまうでしょう。

つまり、ありえない設定のためにリスクの高いロブウェッジをキャディバッグに入れても、得られる効果は薄いことになります。

一方で60ヤードという飛距離を考えてみると、一般ゴルファーでもよくある残り距離ではないでしょうか。

フルショット80ヤードのアプローチウェッジを、25%分短くショットをするのは意外に難しいものです。

ロブショットのためと言うよりも、60ヤードの飛距離のために、64度のウェッジを用意しておくのは良いと言えます。

飛距離を把握すれば64度のウェッジは武器になる!

そもそも64度のウェッジに限らず、ショートアプローチのミスは良くあることです。

5ヤード先に落とすショットを考えた時、アプローチウェッジを開いたショットよりも、64度のウェッジを使ってそのままの形でショットするほうがミスは少ないはずです。

確かにロフト角が寝ていれば、ダルマ落としのようにボールの下をくぐる可能性はあります。

でも、それはフェースを開いたショットでも同じことが言えます。

一般ゴルファーだからこそ、普段通りの姿勢でスイングをしたほうが、ミスを回避できる可能性が高くなるわけです。

だとすると、技術を伴わない一般ゴルファーのほうが64度のウェッジを活用する機会が多くなる、そんな考えがあってもおかしくはありません。

ロフト角64度のウェッジで難しいショットをしようとすると、ミスショットの確率は高くなります。

でもロフト角に合わせた飛距離を想定したショットであれば、一般ゴルファーだからこそグリーン周りの良い武器になるのではないでしょうか。

64度のウェッジで得られる飛距離とリスク回避について

64度のウェッジを普通にスイングすれば、60ヤードの飛距離を得ることができます。

単純に考えるとハーフで30ヤード、クォーターで40ヤードと使い分けることができ、ロブショットにこだわらなければ、距離を刻むのには便利なクラブです。

一方でロフトが寝ていることで、インパクトでボールがフェースの上を滑る恐れがあります。

またラフなどで浮いている場合には、ボールの下をくぐってしまうことも考えられます。

せっかく開いているフェースを立てて使うのであれば、64度の意味がなくなりますので、あくまでも64度のロフト角を意識したスイングが必要になるでしょう。

このリスクは一般ゴルファーだけではなく、プロゴルファーも同じように感じているはずです。

だからこそ、すべてのプロゴルファーが64度を使っているわけではなく、限られたトッププロが攻める時の武器として使われているのではないでしょうか。

ちなみにウェッジで1番難しいのは、距離感を出すショットをすることです。

フェースを開くことでフルスイングに近いショットが打てるのも、この64度のウェッジが選ばれる要因となっているようです。

60ヤードの飛距離を刻むための64度のウェッジ

64度のウェッジが必要なのかについては議論のあるところですが、60ヤードの飛距離のためのウェッジと考えれば、一般のゴルファーにとっても利用度はありそうです。

ただし、相応の練習が必要なクラブであることは間違いありません。

練習をする時にはすくい打ちにならないよう、しっかりした打感を確認することが大切です。