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アイアンのシャフト交換をセルフでも失敗なくできる方法

2017.12.28

アイアンのシャフト交換は、ショップの工房でお願いするものと思っているゴルファーが多いようですが、実はセルフで簡単に交換することができます。

工賃よりも安い専用工具を1つだけ購入すれば、後は手順通りの方法でできます。

ちょっとしたコツがあるので事前に知っておくと、失敗なく新しいシャフトを装着できます。

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セルフでアイアンのシャフト交換!道具があれば方法は簡単

アイアンのシャフト交換をする時には、作業を始める前に必要なすべてのものを用意しておくことが、スムーズな交換方法のコツです。

シャフト交換を始めてから足りないものが見つかると、作業を中断しなければならず、また何度もショップまで足を運ぶ手間も掛かってしまいます。

そんなアイアンのシャフト交換に必要なものは、シャフトなどのパーツと作業に必要な道具です。
まずはその必要なものをピックアップします。

シャフト交換に必要なパーツです。
アイアンシャフトは、一般男性ならスチールシャフトを使っていることが多いと思われますが、軽量スチールシャフトやカーボンシャフトでスチールと同程度の重さのあるものも出ているので、選ぶ時には一度すべてをチェックしてみると良いでしょう。

次にソケットです。
シャフトとヘッドの接続部分についているカバーのようなものです。
シャフト交換の時には基本的に新しいソケットが必要になります。
再利用も可能ですが、手間を省くためにも新しいものを購入しましょう。
その際、内径9.1ミリもしくは9.4ミリのサイズを選んでください。
新しく装着するシャフトがどちらなのか確認してから探しましょう。
サイズを間違えると入らない、もしくはブカブカという羽目になります。
最近はカラーも選べるようなので、オリジナリティを出せるポイントとなるでしょう。

またグリップは、新しいシャフトに取り付けるものです。
シャフト交換をするということは、同時にグリップ交換をするのと同じ作業をすることになります。

それぞれのパーツの入手方法は、ショップで注文するかネットショップで購入する方法があります。
ショップは交換に応じてくれる場合があり、ネットショップは安価に入手できるので、どちらもそれなりのメリットはあります。

アイアンのシャフト交換には2つの作業方法を覚える

アイアンのシャフト交換と、グリップの取り付け方法の2つを分けて紹介します。

まずはシャフト交換に必要な道具です。
ヒートガンは、現在装着されているシャフトをヘッドから抜く時に使用する道具です。
強力なドライヤーのようなもので、ネットで安価な品を探せば2000円以下で入手できるでしょう。
形が似ているからと、ドライヤーで代替えはできませんので、ご注意を。

そして、2液混合タイプの接着剤(速乾性は不可)は、ヘッドとシャフトを接着するために使います。

また紙ヤスリ(粗目の200番くらい)は、ヘッドに差し込むシャフトの先端部分をザラつかせて、接着剤の強度を良くするために使います。
さらにガラスビーズは、シャフトの先端につける粉ガラスのことで、接着部分のぐらつきを無くし、より強固にするために使うものです。

あとマスキングテープは、ヘッドに挿し込む時のシャフトに目印をつけるために使います。

この他に定規やカッター、それから割り箸にティッシュや柔らかい布切れがあると便利です。

グリップ取り付けに必要な道具です。
両面テープは、グリップを接着させるためにシャフトに巻きます。
溶剤は、グリップ内部と両面テープを溶かして接着密度を高めるために使います。
ウッドティーは、溶剤の漏れ止めにグリップエンドの空気穴をストップするのに使います。
これは指でしっかり押さえられれば、不要です。

シャフト交換する方法はアイアンを熱してシャフトを抜く

アイアンのシャフト交換では専用の道具と言えばヒートガンくらいなので、他の道具(ガストーチなど)では代用する方法もあるので、無理に同じものを買い揃える必要はありません。

最初の作業方法はシャフトを抜くことです。

その前に名称を確認しましょう。
ヘッドにシャフトを挿す穴を「ホーゼル」と言い、接続部分をカバーするのが「ソケット」です。

ソケットは硬いプラスチックのような材質で、取り付ける時にサイズより少しきついものを打ち込んで硬く締まっているのですが、カッターで切り込みを入れると剥がすことができます。
カッターの刃が全く入らない場合は、熱湯を10秒ほど掛けてからもう一度チャレンジしてください。
熱で膨張して切りやすくなるはずです。

次にシャフトを抜きますが、振り回してもボールを打っても抜けないように接着しているので、ホーゼルの外側から熱を加えて接着剤を溶かして抜きます。
ヒートガンでしっかり加熱して、すぐにヘッドを下ろしてフェースを壁に当てて、グリップをひねると外れます。
この時、ホーゼルを除いてヘッドを濡れタオルでぐるぐるに包んでおくと、作業も楽で抜いた後のヘッドもすぐ冷めやすくなるのでオススメです。

抜いた後は、ホーゼル内に付着している接着剤の残りを、割り箸に薄い布かティッシュを巻きつけて良くふき取ります。
割り箸の反対側でホーゼルの奥行きをチェックして、マスキングテープで長さが分かるように印をつけておいてください。

アイアンのシャフト交換を上手く行う方法は接着剤の量

いよいよアイアンのシャフト交換です。

新しいシャフトの先端に、割り箸につけたマスキングテープと同じ長さの分だけの印をつけます。
そのシャフトの先端部分を紙ヤスリでこすり、皮膜を落として接着剤の塗りを良くしてください。

ここで一旦ホーゼルに挿し込み、シャフトの接着部分の最終チェックをします。
しっかり深さが確保されているか確認してください。
元々の深さまで入らない場合、奥に接着剤が残っています。
ハンドドリルがあれば楽ですが、なければマイナスドライバーや千枚通しなどでグリグリして取り除いてください。

次にソケットを装着します。
シャフトの先端面位置まで手で押し込めれば、後はアイアンホーゼル穴に差込みながらヘッドで打ち込んでください。

ここまで準備できたら、2液混合の接着剤を塗ります。
まさにスピードの勝負なので、段取り良くできるように、すべてのものを並べて置くようにしましょう。

最初にホーゼルの内側に接着剤を塗りますが、少し多めに入れる方法が接着のコツです。次にシャフトの先端にも接着剤を塗りますが、こちらは薄めで、その上に少量のガラスビーンズを付着させます。

すぐにホーゼルにシャフトを挿し込み、はみ出した接着剤は溶液でふき取ります。

後は硬化するまで(遅乾タイプなど24時間)待つだけです。
もしもソケットとホーゼルの段差が気になるようなら、硬化後カッターで削ったりヤスリで擦ったりして仕上げを行います。

アイアンのシャフト交換で重要なグリップの装着方法

アイアンのシャフト交換が終わると、今度はシャフトにグリップを装着する手順です。

グリップの装着方法は、シャフトに両面テープを巻いてグリップを挿入します。
グリップ自体は伸縮しますが、シャフトに対して口径がピッタリなので、両面テープの厚みの分だけ抵抗を受けることになります。

そこで溶剤をグリップ側につけて、潤滑剤の役割も含めて一気に挿入します。
一度挿し込んだら、とにかく途中で止めずに最後まで入れ切ることがコツです。
入れた後のほうが微調整が楽です。
入れながら向きの微調整を加えていると、最後まで入り切らず失敗してしまう可能性があります。

やり方は、まずシャフトにセンターの印をつけます。
フェースを壁に合わせて、シャフトの最頂点にマスキングテープを貼りますが、この時グリップの長さを考慮して印をつけることが大切です。

両面テープはグリップの先端1センチ程度上からエンドに向けて貼り、そのまま折り返して裏側にも貼ります。
テープはシャフトの上下で貼るのが基本で、左右に貼るのはあまりオススメしません。
テープの段差が握った際に違和感として現れやすいからです。

またスパイラル(らせん)で貼る場合には、上下が重ならないように注意してください。これも段差として違和感となります。

アイアンのグリップとシャフト交換の接着方法は遅乾が安心

グリップエンドのエア抜きの穴をウッドティで塞ぎ、グリップの中に溶剤を入れてシェイクし、余った溶剤は元の容器に戻します。
塞いでいたウッドティを抜き、グリップの先端のセンターマークに親指を合わせて一気に挿し込みます。

シャフトにマスキングテープで付けたセンターと親指が合うように入れますが、もしも合わなくても最後までしっかり入れ切ってください。
センターの調整と縦模様の歪みを直して、後は乾燥するまで待って終了です。

グリップの溶剤は自分で交換する場合、ホワイトガソリン(ジッポライターのオイル)を使う方法が一般的ですが、ホワイトガソリンは速乾性なので作業スピードが求められます。
初めての時は遅乾性の灯油のほうが、修正時間を気にせずに作業ができるでしょう。
ただし、臭いが気になる方は専用の溶剤を購入してください。

ちなみにアイアンのシャフト交換は、基本的に3番からピッチングウェッジまでの8本(人によっては5番からピッチングウェッジ)を1度に行うので、シャフトとヘッドの接着剤もグリップの溶剤も遅乾性のほうが扱いやすいのは間違いありません。

アイアンのシャフト交換の方法を覚えておくと便利

アイアンのシャフト交換はそんなに頻繁に行うものではありませんが、グリップ交換は年に1度は行いたいものです。

交換方法を覚えてしまえば、アイアンだけではなくドライバーやパターなども気軽に交換できるようになるので、滑りを気にせず心置きなくスイングができるはずです。

またシャフト交換の方法を覚えれば、自分の好みの長さに合わせるシャフトカットもできるようになります。

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