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ゴルフの本で知識をつけるとき大切にしなければいけないこと

2017.7.3

新商品紹介やノウハウ記事など、さまざまな情報が盛り込まれたゴルフの本は、まさに知識をつけるのにピッタリです。

でも情報が氾濫していて、本当に自分にとって必要なのか、自分に合っている内容なのかを見極めることは意外に難しいものです。

今回はゴルフ教本を通して「自分のための1冊」を考えていきたいと思います。

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本をちらりと読んでも知識をつけることができる?

ゴルフのことが書かれている本があると、つい手にとって見てしまうことがあると思います。
人気プロゴルファーが表紙を飾り、旬のクラブの紹介記事や興味を引くノウハウ記事のタイトルが載っているからでしょうか。

このとき手に取った方は「なぜその本を選んだのか」なんて気にすることはないと思いますが、制作側は常に読者の動向を気にしていて、求めていることを載せたいと考えているわけです。

そんな出版業界の中で普遍のヒット作と言えば、「100打を切る」「80台が出る」「シングルを狙え」といったスコアアップ記事です。
また「飛距離アップ」「バックスピンの打ち方」「ドローボールの打ち方」と言った技術的な記事も人気があるようです。

手に取った本をちらりと読んだだけでも知識をつけることができ、なんとなく上手くなったような気がします。
そうしてできれば、なるべく早くにその知識を試してみたいと思うようになるものです。
そんなゴルフの本の中から、タメになる知識について考えていきます。

本で知識をつけると100打は切れる?

本の中で分かりにくいのは文字だけのもの、一目瞭然だけど肝心のコツが分からないのは連続写真を主体にしたものです。
本で知識をつけるのであれば、文字と写真(イラスト)の2つが適度に出ているものがオススメです。

その中で、もっとも人気のあるのは「100打を切る」というタイトルが出ている記事です。
ビギナーゴルファーの最初の目標でもある「2ケタで回る」ことが書かれていることから、誰でも1度は手に取ったことがあるのではないでしょうか。

一方で100打を切ると事態は、きちっとボールを打てるようになれば誰でも簡単に達成できるものです。
別に本で知識をつける必要もなく、全部のホールをボギーでプレーすれば90打ですから、4つのショートホールがダブルボギーであっても99打以内で上がる程度のことです。

400ヤードのミドルホールを5番アイアンでティーショット、2打目も同じ5番アイアンで打ちます。
すると残りはおよそ60ヤードなので、これをアプローチで乗せると3オン、あとは2パットでボギーです。

このようにドライバーを使わなくても実力に合わせてクラブを選択すれば、だれでも100打は切れることになります。

では簡単に100打を切れるのに、なぜ「100打を切る」本が売れるのでしょう。
それには、スコアメイク以外のタメになる知識をつけることができるからです。

本で知識をつけることができても実践で生かすことはできない

100打は単なる通過点で、その向こうには80台で回ることができるかもしれないと感じさせてくれるものが書かれているはずです。

本のタイトルは「100打を切る」なのに、実際に書かれている内容をすべてできたらシングルになれるほどの知識が詰め込まれています。
例えば、スタンスをとってグリップし、テークバックからトップまで、そしてダウンスイング……と書かれていても、ゴルフをやったことがあれば誰もがその内容は知っているわけです。

そこで「あなたにだけ教えます」みたいな特別な知識が書かれているもの、つまり普段は気がつかずに漫然としていた動作には隠れたコツがあって、そのポイントが分かりやすく載っていれば手に取った本はあなたのバイブルになるわけです。

ただし、打ち方を知っても実際に打席で同じように打てるとは限りません。
松山英樹プロの打ち方が書かれた本を読んだだけでは、同じだけの飛距離や同じスコアでプレーすることなどできないはずです。

つまり本の知識をつけることができても、その中の一部しか身につくことはないと言うことです。

専門家が使う本は知識をつけることができる

それでは本で得た知識は実用度が少ないということでしょうか。

しかし、そんな事はありません。

例えばプロゴルファーの資格を取得すると「PGA教本」をもらうことができます。
この本の中にはゴルフの基礎となるクラブの握り方、スタンスのとり方、姿勢などさまざまな知識が盛り込まれています。
内容は至ってシンプルに書かれていて、これからゴルフを始める人に対しての教えなければならない項目がズラリと並んでいます。

ただ市販本ではないので、一般の人が目にする機会は稀ですが、この教本に書かれていることを少しアレンジしたものが、入門書的なノウハウ本として出版されているのです。

またPGA(プロゴルフ協会)以外の団体でも、独自の教本が出されていて、中にはプロゴルファーが使っているものもあります。
例えば、今では一般的なスイングになっているボディーターン、またそれを進化させたさまざまな打ち方などは、プロゴルファーでも本によって知識をつけることで習得することになります。

意外な本のおかげで知識をつけることができる

そんな基礎的な知識の中で、ゴルフ教本ではなく整備の本でなければ知識をつけることができなかったものを紹介します。

バンカーショットです。
砂が敷き詰められたバンカーは、砂の厚いバンカーと砂の薄いバンカーがあり、ラウンドすると足首まで埋まるようなところもあれば、靴底が浮いているようなくらい砂がないところもあり、それぞれに打ち方は違ってきます。

レイアウトで見ると前述はグリーン周りに多く、後述はセカンドショット地点に置かれていることが多いようです。

ただ実際にはこのように整備されているバンカーは稀で、トーナメントコース以外の一般のコースではグリーン周りでも砂の厚い箇所と薄い箇所があるものです。
これは偶然ではなく、バンカーを整備するときレーキをつけた機械が中心点から外側に円を描いて回るために、バンカーの端に砂が集まって厚くなり、中心は薄くなってしまったものです。

このような情報はコース整備をしたことがなければ知り得ないことで、まさにコース整備で気をつけるポイントが書かれた本でしか、知識をつけることができないものということになります。

本で知識をつけるだけではなくバイブルとなる1冊を見つける

今まで世に出回ったゴルフの本にはバイブルと言われるものが何冊かあります。

その中でプロゴルファーであれば1度は目にしたことがあると言われているのが、「モンダンゴルフ(ベン・ホーガン著)」です。
初版は1960年以前のもので、しかも無敵のベン・ホーガンが現役のときに組み立てたゴルフ理論なのですが、現在も色あせることなく改訂版が出版されています。

当時と比べると道具は驚くほど進化していますし、コースマネジメントは飛距離を重視したものに変わってきていますが、それでもグリップの握り方や基本姿勢などの基礎や、クラブの飛距離に関する考察など、現在でもまったく違和感なく読むことができます。

つまり本当に良い理論は、年月が流れたとしても変わることはないと言うことです。
本で知識をつけるだけではなく、自分にとってバイブルとなる1冊を見つけることで、迷ったときに初心に戻って抜け出すときに役立つと思います。

リスク回避には同種を数冊読むこと

本で知識をつけることはとても良いことですが、あまりにも情報が多すぎて、自分にとって必要な知識なのかを判断することは難しいものです。

スイング改造など重要なものであれば少なくても同種のものを数冊読んでから、取捨選択し行動を起こすようにすればリスクは軽減できると思います。 

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