ゴルフがなかなか上達しない人の考え方に共通する事はなにか

最終更新日:2017/04/10

ゴルフというスポーツは本当に難しいですよね。

ゴルフを始める際は、止まっているボールを打つのだからと簡単なイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

しかし、なかなかゴルフが上達しないアマチュアゴルファーは多いですよね。

では、なぜゴルフというスポーツが難しいのか、上達しない方のゴルフに対する考え方から見ていきましょう。

ゴルフが上達しないアマチュアゴルファーは多い

ゴルフを始めて最初に壁となるのが、ラウンドでの100打切りではないでしょうか。

ゴルフ、ラウンドをする前に道具を購入し、ゴルフウェアもばっちり決めて、いざラウンド!
しかし、最初はなかなか上手くいきませんよね?
パー4なのに8打とか10打とか打ってしまう方がほとんどではないでしょうか。

始める際は、止まっているボールを打つのだからと比較的簡単に思えたゴルフ、練習場で打ってもそこそこ当たる、しかしコースに行ってラウンドするとなぜこれほどまでに上手くいかないのか、を痛感させられますよね。

ゴルフスイングというのは、恐らく一般的に人生で関わるどのスポーツよりも特殊な打ち方になるのではないかと思われます。
これが、ゴルフというスポーツを難しくしているのです。

右打ちなら正面を向いて、身体を閉じたまま左方向に打つ。
他のスポーツではあまり見られない動きですよね?

野球のスイングに似ていますが、実は異なります。
野球のスイングは普通にバットを振れば野球の初心者でもボールはまっすぐ飛んでいきますよね。
でもゴルフスイングでは、そうはいきません。
ゴルフを始めたばかり、初めて間もないゴルファーはまずここで悩むことになります。

ダウンスイングでインサイドにクラブを下ろしてくる動きをマスターするまでに時間がかかってしまうゴルファーが多い為、なかなか上達しない方が多いのです。

上達しない為にゴルフをやめてしまうゴルファーも多い

ゴルフがなかなか上達しない、いくらやっても100打を切れないゴルファーは相当数います。
そして、何度やっても上達しない為、ゴルフをやめていくゴルファーも多いのではないでしょうか。

ゴルフをやめた方からよく聞くあのセリフ、
「俺にはセンスがない。」
ですよね。

ゴルフのスコアや練習方法は考え方の問題がほとんどなのですが、どうしても上達しない為にやめたり、自然とゴルフをプレーしなくなる方がいます。

実はゴルフで100打を切るのはそう難しいことではないのですが、いつも同じ失敗、同じ練習しかしないゴルファーには、スコアを伸ばす事が難しいスポーツでもあります。
また、個人スポーツでスコアという客観的な数字が常に見えるのもやめる原因と言えますね。

最近では、ゴルフレッスンも身近になり、会社帰りに手ぶらでも受けれたりする施設が整っていますので、スコアの伸び悩んでいるゴルファーは是非レッスンを受けられる事をオススメします。

費用を払う事で、練習しなければならないというインセンティブが働く事もメリットになると思われます。
やめるのはそれからでも遅くはありません。

ゴルフが上達しないのは練習方法が間違っているから

ゴルフがなかなか上達しないのは、あなたの練習方法が間違っているからかもしれません。

練習方法として、皆さんは練習場へ行かれると思います。
そして、クラブを取出し、ボールを打つ。
最初はウェッジなど短いクラブから、徐々に長いクラブへ、最後はドライバーをぶっ飛ばして。
といったルーティンの方が多いのではないでしょうか。

実は、その練習方法ではあまり上達しません。

ゴルフのスコア構成を考えてみれば分かるのですが、ドライバーやロングアイアン、ミドルアイアンに至るまで、ラウンド中何回使用するでしょうか。

ドライバーは、パー72として18ホール中、ハーフにそれぞれショートホールが2個あるとして使用しても14回です。
ミドルアイアンやロングアイアンなど18ホール全て使用したとしても18打にしかなりません。

この2つの要素で32打です。
残りは全てパターとアプローチになりますよね。

という事は、ゴルフのスコアの構成要素として大きいのはアプローチとパターとなります。

ゴルフがなかなか上達しないゴルファーは、口ではこの言葉を言われるのですが、調べて見ると、実際練習の時間は短かったりします。

短いクラブやパターの練習を増やさない限り、ゴルフは上達しないと考えた方がよさそうです。

ゴルフが下手なままなのはクラブのせい?

アマチュアゴルファーの皆さんがよく思われる事の1つに、ゴルフが上達しないのはクラブが悪いまたは合わないからというのも良く聞くセリフですよね。

最近では、ゴルフクラブメーカーからさまざまなテクノロジーの訴求がされたクラブが登場しており、今使っているクラブよりも良く思えるクラブが毎年沢山発売されます。

では、昔と比べてどの位クラブは進化しているのでしょうか。

確かに、昔の木でできたクラブ、パーシモンなどと比べれば最近のクラブとは圧倒的に違いますが、軽量チタンヘッド、しなり効率のよいカーボンシャフトが登場した10年くらい前から比較すると、大枠ではそれほど変わっていない部分が多かったりします。

特に、ここ数年で購入された最近のゴルフクラブは進化しており、毎年大幅な変化や進化をもたらす事が難しくなってきています。

ルールも変更になり、反発係数の高いヘッドや、スピンがかけやすい従来の物より溝の形状がルールに沿った物でなければ使用できなくなっています。
したがって、数年前に購入したクラブから新しいクラブに買い替えたとしても、クラブの特性だけでスコアアップを図るのは難しいと言えるのです。

比較的新しいクラブをお持ちのゴルファーは、クラブを疑うよりも先ずは自分の腕や練習方法を疑ってみましょう。

上達するにはどうしたらよいか

ゴルフが上達しないゴルファーでも、やはり他人よりも上手くなりたいと思うのが自然な感情ですよね。

では、どうしたらゴルフが上手くなるのでしょうか。

まず、高いお金を払ってレッスンに通うのを考える方が多いのではないでしょうか。

しかし、レッスンに通うだけではゴルフの上達スピードは上がりません。
考えていただくと分かるのですが、英会話でも同じく通っただけで英語がペラペラ話せるようになるわけではないですよね。

実際に外国人と英語でコミュニケーションを図り、英会話で習った事を復習しながら繰り返し行う事で英語が話せる様になるはずです。

これはゴルフも同じです。
レッスンに通い、習った事を復習して実際のラウンドに生かす必要があります。

特に、レッスンでは人工芝の上でしかボールを打つ事出来ない事がほとんどだと思われる為、芝生や土の上からボールを打つ必要があります。
そして、同じ失敗を何度もする事によって、ミスショット時の身体の動きが分かる様になってきます。

この失敗の動きを感じる事が重要なのです。

ナイスショットは気持ちがよいものですが、ゴルフはいかに失敗をしないスポーツ、消去法でしかスコアが上がらないスポーツです。
成功、失敗含めた身体の動きを感じれる様になって初めて上達したと言えるスポーツなのです。

ゴルフが上達しない人は簡単にあきらめてしまっていないか

ゴルフが上達しない人は、失敗の連続からゴルフを簡単にあきらめてしまっていないでしょうか。

ゴルフは様々なスポーツの中でも特に難しいスポーツです。
アドレス、ゴルフスイング、自然条件、コンディションなど様々な要素がよい条件とならなければスコアに結びつかないスポーツです。

ゴルフを始めて間もない初心者は上手くいかなくて当たり前なのです。
ダフリやトップ、スライスOBなど上手くいかない事がほとんどですよね。

しかし、練習を重ねる事によって、確実に上手くなります。
逆に、簡単にすぐ上手くなれる様なスポーツなら、これほどまで競技人口が多いスポーツにはならなかったでしょうね。

ゴルフが上手くいかないからといってあきらめるのは簡単です。
しかし、ゴルフは100打を切り、90打台、80打台、70打台と上達するにつれてゴルフというスポーツの面白みが分かってきます。
特に、普段あまり練習の出来ないアマチュアゴルファーの皆さんは、90打台、80打台を出せる様に時間があれば練習していただければと思います。

きっと、ゴルフは楽しいスポーツとなりますよ。

なかなか上達しない人は考え方と練習方法を見直しましょう

ゴルフがなかなか上達しないゴルファーは、練習で長いクラブを持つのはやめて、短いクラブやパターを積極的に練習しましょう。

ゴルフスコアの圧倒的要素を占めるショートゲームを自分の物とする事によって、ゴルフのスコアは良くなります。
また、ラウンドごとのばらつきも少なくなります。

ショートゲームはつまらないかもしれませんが、ショートゲームでのクラブの使い方を覚える事で、ドライバーショットへ生かす事も出来るようになるのです。
しっかり、練習を重ねましょう。