ゴルフ上達極意!2bや2サムでのラウンド。その理由とは。

最終更新日:2017/06/17

ゴルフコースの予約サイトを見てみると2b割増だったり、2サム保証という言葉が出てきます。

これらの意味知っていますか?

覚えるのは大変かもしれませんが、ゴルフではかなりの専門用語がたくさん出てきます。

これらはゴルフの基礎知識として押さえておきたいポイントですね。

ゴルフでは2人でプレーすることを2b・2サムと言う

2bとはtwo bags(ツーバッグ)、2つのキャディバッグという意味です。
そして2サムはtwosome(ツーサム)です。

どちらも1組2人でプレーすることを言います。

通常ゴルフは1組3名から4名が基本なのですが、ネット予約等で「2b・2サム保証」と書いてあれば、1組2人でのプレーができるということになります。

でも土日祝日のように混雑が予想されるときは”保証しない=1組2人でのプレーは受け付けない”というゴルフ場もまだまだありますね。
そのため急なキャンセル等で人数が減って2人になってしまったときに、キャンセルせざるを得なくなる場合もありますので気を付けてください。

またゴルフ場によっては4人用ではなく、2人用のカートを使用できるところもあります。
後部座席が無い少し小ぶりなカートです。

どうしても4人メンバーが集まらない時などは保証してくれるゴルフ場を探すと、無理して人を集めたり、集まらないからとゴルフを断念したりしなくて済みます。

それから2b・2サムだけでなく3b・3サムもあります。
つまりこれは1組3人でプレーすることです。
もちろん3b・3サムも2b・2サム同様、保証してくれないところもあるので予約の際、確認してください。

ちなみに1bとは言いますが、1サムとは言わないのでご注意ください。

ゴルフ場によっては2b・2サムは割増料金が掛かることがある

2b・2サムは割増料金が掛かるゴルフ場があります。

しかし、最近はゴルフ場もプレーする人を増やすために、オフシーズンにだけ割増料金を無くしたり、平日限定で割増料金を取らなかったり、スループレーで割増料金を取らなかったり、いろいろと工夫をしています。

2b・2サムでラウンドすることが多い人はそういったお得情報を調べると、割増料金無しでラウンドできるところを見つけられるでしょう。

練習ラウンドは2人で行く方が多いと思います。
スループレーでのラウンドがもっとも練習には最適なので、スループレーで割増料金がないゴルフ場を探すとよいでしょう。

キャディ付きの2b・2サムの場合は、割増料金に加えてキャディフィーも2人で割らなければならないので、1人あたりのキャディフィーが4人でラウンドするときの2倍の料金になります。
ゴルフ場も1日に多くのお客さんに入って欲しいので仕方ない策だと思います。

このように4人なら安くでラウンドできるのに、2人だからと割高になるのなら、がんばってメンバー4人揃えますよね。

ゴルフ上達には2b・2サムで回った方がいい?

お話ししたように練習ラウンドでは2b・2サムで回るのがベストです。

なぜならマンツーマンになるので、集中して18ホール学びながら回れるからです。

そして、練習ラウンドでなくとも2b・2サムで回った方がいろいろと良いことがあります。

まずは、マナーやルールを学びやすいことです。
2人だと相手の方もあなただけに目を配れるので細かく教えることができます。
また技術的な面でも2人の方がアドバイスをしやすいし、受けやすいです。
いろいろな人にそれぞれのアドバイスを一度に受けてしまうと、頭の中が混乱してしまいますよね。

ゴルフで一番避けなければならないのは「混乱」です。
メンタルのスポーツでもあるので、常に冷静にゴルフを楽しまなければスコアは崩れる一方です。

だから4人でラウンドするときは教えてもらうことよりも自分のプレーに集中してください。
そして2人でプレーするときは積極的に学んでください。

こういった理由からゴルフを上達したいのなら、数回に一度くらい、2b・2サムでプレーすることをオススメします。

もちろん4人で回ることにも上達のための要素はあります。
ただ2b・2サムの方が、その要素が多いということなのです。

実際2b・2サムの割増料金はいくらぐらい掛かる?

2b・2サムの割増料金はもちろんゴルフ場によって様々ですが、税込1,080円の所が多いです。
少しお高いゴルフ場になると税込3,240円の所もあります。

3b・3サムの割増料金は税込540円の所が多いです。
少しお高いゴルフ場になると税込1,080円の所もあります。

インターネットで予約する際は、注意書等で割増があるのか、割増料金はいくらなのかが書いてあるので予約する前に確認してください。
また、電話予約の際は2b・2サムであればゴルフ場の方から割増料金の説明があるでしょう。

一番気を付けなければならないのは、先ほど少し触れましたキャディ付きラウンドの時です。
ゴルフ場によっては、2b・2サムだとキャディフィーも上がるところがあるのでゴルフ場に要確認です。

最近は平日には割増料金を取らないゴルフ場も増えてきているので、平日にゴルフに行かれる時はお得情報をきちんとチェックしてください。

割増料金も10回払い続ければ、ラウンド1回分の料金になります。
週末しか行けないという方も、早朝ラウンドや午後のスループレーであれば割増料金を取らないというゴルフ場もあるので是非探してみてください。

2b・2サムではなく1人で回れるコースもあるの?

もちろん1人で回れるコースもあります。
これこそゴルフ場によって対応が様々です。

そのゴルフ場メンバーの方のみ受付可能なところ、2b・2サムの料金を支払えば可能なところ、薄暮プレーのみ受付可能なところ、平日のみ受付可能なところなどです。
しかしもちろん1人でのプレーは完全に断っているゴルフ場もあります。

最近はインターネットで予約検索する際に、1人予約できるゴルフ場で探すことができます。
ゴルフ場によっては1人予約を受け付けていても、ラウンドは2b・2サムや3b・3サム、また同じ1bの方と組み合わせるところもあるので気をつけてください。
そういう所は必ず「1b等保証」されていないところです。

不安な方は直接ゴルフ場に問い合わせて確認するのが確実です。

土日祝日に1人で回れるコースはほとんどないと思います。
薄暮プレーだと1人練習ラウンドをされている方をよく目にします。

薄暮では最終組でボール2球を使って練習します。
なぜなら前の組は2~4人で待ち時間が生まれるからで、アプローチやパット、バンカーなどグリーン周りの練習を徹底してやれるのも薄暮での1人プレーの魅力です。

プロゴルフは2サムか3サムが基本

テレビ中継などでプロのゴルフツアーを見ていると分かると思いますが、2b・2サムもしくは3b・3サムが普通です。
PGAでは2b・2サムが多いです。
JPGA、JLPGAでは3b・3サムが多いです。

JLPGAのシーズン最後のRICOHカップはその年の優勝者とランキング25位以内の選手のみの参加なので、2b・2サムの1ウェイ(全員1番ホールから)となります。

2サムか3サムかは大会によって違いますが、4人で回る大会はありません。
ステップアップツアーなどの予選等でもやはりほとんどか2サムか3サムです。

天候により早めに終了できるように2ウェイ(1番と10番からスタート)にすることがありますが、そのときでも3サムです。

しかし実は過去に異例の4サムが1度ありました。
2015年のRBCヘリテイジで悪天候が予想されスタートが大幅に繰り上げられ、3サム2ウェイの競技になったのですが、人数の関係で最終組とその前の組が2サムでのラウンドでした。
しかし確実にホールアウトさせるため途中から、その2組を合体させ4サムでのプレーの指示がでました。
普通ではありえないことなので、その時の選手は回りづらかっただろうと思います。

上手に2b・2サムを活用して練習ラウンドを

ゴルフ予約の際に必ず見る言葉「2b・2サム」。

プロが基本としているくらいなので、ある意味贅沢なシステムではあるのですが、ネットで上手く情報を取り入れて、4サムと同じ金額で練習ラウンドに活用してください。

打ちっぱなしでは練習できないことが練習ラウンドで目一杯できます。
特に大切なグリーン回りの練習が集中してできるはずです。

また4サムよりもゆっくりプレーができるので、じっくりコースマネジメントを同伴者と考えたり、方向性をじっくりと確かめたり、歩測でヤードを計ったりなど、日頃のラウンドではなかなか時間を掛けられないところにも時間を掛けれらるのも2サムの魅力ですね。