ネットで知るアイアンの種類と特徴!ゴルフメーカー別10選

最終更新日:2019/04/01

多くのゴルファーはアイアンを購入するとき、「以前に使っていたタイプに似ているもの」を選ぶ傾向があるようです。

初心者の場合にはやさしさや価格を基準にすることが多くなりますが、買い替えの場合にはグレードアップを希望しているため性能や自分との相性が重視されます。

アイアンはゴルフメーカーによって特徴が異なり、また性能を表す基準についても若干の違いがあります。

選ぶときは数値のほかに、ネット購入者の人気度なども参考にしながら、できるだけ多くの種類から自分に合うものを探すようにしましょう。

有名ゴルフメーカーのアイアンの種類や特徴がすぐに分かる

現在のネット社会では、リアル店舗を回って各メーカーの最安値のゴルフクラブを探すよりも、スマホやパソコンで購入したほうが、かかる時間消費と交通費を考えるとお得です。

スマホ画面さえ開けば、豊富な種類のなかから好みのメーカーやモデルを選んで、24時間いつでも注文できるのがネットショッピングの特徴ですから、ゴルフクラブもネットショッピングを利用している人が多くなっています。

ネットを開いて「ゴルフ アイアン」で検索すれば、リアル店舗よりも、はるかに多くの種類が並んでいることにすぐ気づきます。

そのため全部を確かめることはできないでしょうから、自分なりの基準を設定して絞り込みが必要になるかもしれません。

メーカーやモデルに指定がなければ、人気のアイアンから選ぶことができるでしょう。

間違いなく上位の中に『ダンロップ XXIO X(ゼクシオ10)』があるはずです。


DUNLOP(ダンロップ) XXIO X ゼクシオ テン アイアン 5本セット N.S.PRO 870GH DST シャフト スチール メンズ 右 番手:#6-9、PW
ネット参考価格 62,585円(税込み)

発売開始から10代目のモデルであることからX(10)がついていますが、性能は常に進化を続けています。

もともと「つかまりの良さ」と「振り抜きの良さ」がゼクシオの特徴ですが、低重心化したことで高弾道のボールを簡単に打ち出すことができるようになり、誰でもピンポイントに狙うことができるという新たな特徴を持つようになっています。

また前作よりもロフト角を1度立ててストロング化したことから、以前よりもさらに「飛ぶアイアン」へと変貌しています。

長く使える種類のものを選ぶのがアイアン選びの鉄則ですが、性能とステータスを兼ね備えているXXIO X(ゼクシオ10)はその要件をクリアしているゴルフクラブといえます。

国内ゴルフメーカーのアイアンは種類豊富な球筋が特徴

国内ゴルフ界では住友系ダンロップと雌雄を決するメーカーがブリヂストンです。

ブリヂストンの特徴は「軽くて振り抜きが良い」というのが一般的な印象です。

プロが試合で使用している種類も豊富なので、精度や打感に対する信頼度の高いメーカーであることが分かります。

その豊富な種類の中でも、プロのニーズに最大限応えたアイアンが『TOUR B X-CB』です。


BRIDGESTONE(ブリヂストン) TOUR B X-CB アイアン 6本セット Dynamic Gold スチールシャフト S200 番手:#5-9、PW
ネット参考価格 46,366円(税込み)

1ヤード単位のショットが要求されるプロトーナメントでは、インパクト時の打感(フィーリング)はとても重要になります。

ヘッドは軟鉄の鋳造タイプなので、いわゆる柔らかいショットが可能になり、正確な距離やスピン量の加減など多くの種類の球筋を打ち分けられるのが特徴です。

「そこまでの技量は…」と言う人でも、バックフェースの厚みを見れば一目瞭然ですが、打点部に厚みを持たせたことでインパクトの衝撃を最大限ボールに伝えることができて、飛距離を生むアイアンに仕上がっています。

TOUR B X-CBの最大の特徴は飛距離アップなのです。

ロフト角をみると7番アイアンが32度となっていますが、先行モデルのTOURB X-BLADEが35度なので、比べると10~15ヤードは飛ぶことになります。

ゴルファーによってはTOUR B X-CB の7番アイアンが、他のメーカーの5番アイアンに匹敵する飛距離を手に入れることができるのです。

アイアンに必要なのは「ピンポイントに狙える正確な飛距離」がゴルフの常識と言われていますが、ゴルフクラブは飛ぶほうが楽に攻められるのが常識でもあります。

同じ種類のゴルフクラブに比べて特徴のあるRMX218アイアン

高度な攻めのゴルフよりも、安定したアイアンショット求めるのであれば、国内メーカーのヤマハのアイアン『RMX218』がおすすめです。


YAMAHA(ヤマハ) 18RMX 18RMX 218 IRON #6-PW FubukiAiII50 R カーボン メンズ 18RMX 218 右 Ix5 フレックス:R
ネット参考価格 69,496円(税込み)

国内メーカーの中でも、初心者から上級者まで幅広いゴルファーに支持を受けているのは、そのスイートスポットの広さに人気の理由があるからです。

正確な軌道でゴルフスイングをしているつもりでも、だれでも当たり損ねはあるものです。

しかしRMX218のゴルフへッドは、同じタイプに比べてスイートスポットが広いため、ミスショットを軽減できます。

ドライバーへッドであれば広いフェース面によって、スイートスポットを広げることはできます。

対してアイアンはフェース面が狭いため、スイートスポットを広げると大きなフェース面になってしまうのが一般的です。

ところがRMX218は使われている鋼材の種類が、科学技術の粋を集めたマレージング鋼なのです。

ミサイルや飛行機などに使われている鋼材で、世界各国で輸出規制の対象とされている貴重で高価なものです。

チタンのように硬いだけではなく、バネなどにも使用できる種類なのが、この鋼材の特徴でしょう。

このマレージング鋼で作られたアイアンはボールへの反発力が高く、しかもバックフェースはポケットキャビティなので、打ち出したボールにサイドスピンがかかりにくいという効果も得られます。

メーカーはこの特殊鋼材によって「プラス1番手」をコピーにしていますが、それよりも高弾道の直進性でグリーンをとらえる機会が増えるのが、このアイアンにおける最大の特徴と言えるでしょう。

豊富な種類のアイアンの中でヒット作となったM4の特徴

「ゴルフ界を席巻した」と言っても過言ではない、海外有名メーカーのテーラーメイドが作ったM4、その中で2018年モデルのアイアン6本セットは、この種類には珍しくネットで安価な価格帯になっています。


TAYLOR MADE(テーラーメイド) 2018 M4 アイアン (6本セット #5~#9+PW) FUBUKI TM6 カーボンシャフト メンズ 右利き用
ネット参考価格 49,600円(税込み)

高級アインアに多い、ステンレス材のヘッドを使用しています。

硬いステンレスによって弾かれたボールは、当然のように大飛距離が期待でき、また維持管理も簡単なことから、初心者をはじめ多くのゴルファーから人気となっています。

さらにその飛距離を確実なものとしてくれるのが、フェーススロットによる高反発と、リブコアによるインパクト時のエネルギーロスの低減です。

簡単にいうと、ミスショット気味でもターゲットに向けて打ち出すことができるということ。

ヘッドの種類はポケットキャビティですのでボールのつかまりがよく、しかも特徴的な低重心モデルで高弾道の球筋を簡単に打つことができます。

ゴルフクラブのソール部分には、メーカーとして特徴的ともいえるソールポケットと呼ばれる過度なスピン防止構造が施されているので、高弾道で上から落としてバックスピンを抑えることができるところが中・上級者の人気を集めているところです。

ゴルフ界ではトッププロが使用しているメーカーであり、その中でもM4モデルは人気の種類となっていて、さらにお求めやすい価格帯になっていることから、おすすめのアイアンといってよいでしょう。

アイアンの種類でも飛距離が出せる特徴的なゴルフクラブVG3

上級者向きのアイアンといえば、最初に頭に浮かぶゴルフメーカーはタイトリストです。

そのタイトリストのアイアンには何種類かありますが、もっともプロモデル化した種類に入るマッスルバックタイプは難易度が高いため除外します。

それよりも少しだけやさしくなったAPシリーズが高い人気を誇っていますが、あえて日本国内用に作られた種類の『VG3アイアン』がおすすめです。


TITLEIST(タイトリスト) VG3 2018 VG3 アイアン (5本セット) N.S.PRO 950GH スチールシャフト 番手:I#6~#9+PW メンズゴルフクラブ 右利き用
ネット参考価格 77,847円(税込み)

本来アイアンはピンポイントに距離を出せることが重要なのですが、日本ゴルフ界向けにメーカーが作ったVG3の特徴は飛距離アップにあります。

同伴プレーヤーとあまりにも飛距離が違うと、無意識に力みが出てミスショットに繋がるというゴルファーの心理に応えたのがVG3アイアンの特徴です。

7番アイアンのロフト角はなんと30度、同じメーカーのマッスルバックタイプが35度ですから、飛距離がアップするのも頷けるところです。

しかも打感の良い軟鉄鍛造モデルで、ソールにだけ比重が重くなる鋼材のタングステンを使っているので、特徴的な高弾道の球筋でピンポイントに攻めることができます。

若干グースネック気味なので、ボールのつかまりが良い分だけフックが気になるところですが、スライス系の多い日本人にとっては、まさにピッタリのゴルフクラブと言えます。

ゴルフメーカーの特徴を引き出した種類といえばXRアイアン

ゴルフキャップやゴルフボールでお馴染みのゴルフメーカーで、ビックバーサで一世を風靡したキャロウェイ社の種類では、『STEELHEAD XR アイアン』がおすすめです。


"キャロウェイ(Callaway)STEELHEAD XR アイアン 6本セット 番手:I#5/I#6/I#7/I#8/I#9/I#PW/ "
ネット参考価格 46,124円(税込み)

クセのある顔つきが特徴的なメーカーとして有名ですが、インパクトの安定感とボールのつかまりには定評があります。

このメーカーの最新作はXフォージットですが、その7番アイアンを比較すると、XRのロフト角のほうが3度立っているため、飛距離アップが期待できます。

最近は他のアイアンでもロフト角の立ったストロングタイプはありますが、XRはなんとカップフェースという特徴的なヘッド構造です。

一般的なヘッドは、複数の鋼材を組み合わせたコンポジットを1枚にして作られますが、カップフェースはヘッドのフェース部分をはめ込む作りになっています。

フェース面だけ専用に作られているため、薄くて反発の強いのが特徴ですが、この種類の唯一の欠点は生産コストが高くなることです。

すでに生産開始から年数が経っているため、定価で10万円を超える品が半額以下で購入できるのも魅力のひとつと言えます。

本来は高額な種類に属するカップフェースのアイアンが、安価に購入できるため『XR アイアン』はおすすめの品と言えます。

メーカーの特徴を活かして上級者用の種類に見えるSF2アイアン

ゴルフで100打を切るようになったら初心者は卒業でしょう。

100打を切るまでの汗と涙でにじんだアインアを新調するのであれば、いきなり上級者用モデルにするよりも、操作性の良い中級者用のゴルフクラブの種類から選んだほうが、さらなる飛躍が期待できます。

老舗のゴルフメーカーのリンクスから出ている『プレデター SF2』は、中級者用の種類でありながら、顔(ヘッド)は上級者用の種類に見えるのが特徴のアイアンです。


Lynx リンクス PREDATOR SF II プレデター SF2 アイアン 7本セット (カーボンシャフト、スチールシャフト)
ネット参考価格 42,984円(税込み)

メーカーのアイアンセットをみると6番アイアンから9番アイアンまでが、ミート率の高いポケットキャビティタイプが特徴的で、しかも7番のロフト角が30度と超ストロングタイプの飛距離が期待できます。

さらにピッチング・アプローチ・サンドのウェッジは裏面に特徴があり、板のようなフラットバックによって振り抜けの良さがイメージできて安心感がでてくるはずです。

このウェッジのフラットバックこそがリンクスらしさであり、「ウェッジのリンクス」としてのメーカーのこだわりが垣間見えるところです。

ちなみに6番アイアンからのラインナップに、距離の不安があるとしたら心配は要りません。

6番アイアンのロフト角は25度ですから、一般的な5番アイアンと同程度のロフト角になっているからです。

アイアンZ785の特徴は種類のシャフトとプロ仕様のゴルフクラブ

中級者用アイアンから上級者用アイアンにグレードアップするのであれば、トッププロが使っているゴルフメーカーのダンロップの『スリクソン Z785 アイアン』は狙い目の1つと言えます。


DUNLOP(ダンロップ) SRIXON スリクソン Z785 アイアン 6本セット (番手:I#5~I#9+PW) N.S.PRO 950GH DST スチールシャフト メンズゴルフクラブ 右利き用
ネット参考価格 68,382円(税込み)

ゴルフスイングが安定してきて、自分のスイングの特徴を把握してくると、ゴルフクラブをカスタマイズしたいと考えるのは当然のことだと思います。

このZ785はメーカーへの注文の時点でシャフトが選べるため、より自分に合ったアイアンにカスタマイズすることができるのがポイント。

トップレベルであれば、ヘッドスピード52m/sまでに対応するダイナミックゴールドシャフトのX100、ヘッドスピード49m/sまでに対応する同じくS200のシャフトの2種類から選べます。

また「アイアンはどうしてもスチールでなければ」と言う人には、カーボンと同じへッドスピードで対応できるN.S.PRO MODUS3 TOUR120シャフトのXとSが用意されているのも特徴の1つです。

さらに「プロ並みはまだ早いかも」と考えるのであれば、軽量スチールシャフトのN.S.PRO 950GH DST スチールシャフトのSが49m/sまでに対応し、Rが44m/sまでに対応します。

ここに抽出した種類はN.S.PRO 950GH DST スチールシャフトのSタイプなので、41m/s ~49m/sまでのヘッドスピードに対応できますので、中級を卒業してトップアマを目指すのには適しているクラブと言えるでしょう。

なおネットショッピングではメーカーへカスタマイズの依頼はできませんが、豊富な種類の中から自分に合ったものを選ぶと、メーカー価格の6割程度で購入することができます。

多くの種類を持つメーカーが販売を続けるM2アイアンの特徴

良質なゴルフクラブは、メーカーが発売してから期間が空いても販売は続くもので、同じ種類のマイナーチェンジを繰り返しながら進化するものあります。

人気メーカーであるテーラーメイドの『2017 M2 アイアン』は、まさに良質なポテンシャルと不動の人気から進化が続いています。


TAYLOR MADE(テーラーメイド) 2017 M2 アイアン (6本セット #5~PW) REAX90 JP スチールシャフト メンズ 右利き用
ネット参考価格 62,700円(税込み)

世界的にM2が注目されたのは、ゴルフ界NO.1のネームバリューを持つタイガー・ウッズが多くの種類の中から選んで復帰戦で使用したからでしょう。

同じ種類のクラブがある中、多くのゴルファーから「ピカイチ!」と称えられたのは、超がつくほどの低重心から打ち出される高弾道の球筋にあります。

また安定感のある大きくて肉薄なフェースと、ソールに施されたスピードポケットによって確実なミートが約束されたことです。

その大ヒット作をあえてメーカーがマイナーチェンジしたのは2017年のことで、トゥ側を広くヒール側を狭くしたアイアンのフェース面は三角形に感じるのが特徴です。

フックフェースでさらにトゥ側を厚くしたので、アドレスしてみると「つかまりが良いアイアン」の第1印象を受けるはずです。

マイナーチェンジで特徴的なのは、普通にゴルフスイングしてもフェースが返るということ。

つまり外見と性能によるスライス対策が施されているのが特徴で、7割のゴルファーが「スライスに悩んだ経験がある」と言われることを踏まえれば、多くのゴルファーに支持されている理由は見えてくると思います。

ゴルフクラブに多くの種類があっても赤EGGアイアンを選ぶ理由

アイアンは「馴染む」ことが必要なので、頻繁に買い替えるものではないという考え方があります。

実際にプロは同じ種類のゴルフクラブであっても、2~3年は打ち込んでから試合で使うと言われています。

その打ち込み数をアマチュアが行うとしたら、3~5年は必要なのではないでしょうか。

そう考えると「長く使えるアイアン」は選択肢になるはずです。

ただゴルフメーカーは毎年のようにマイナーチェンジを繰り返して、すぐに旧型モデルになってしまうので、性能は満足していても型の古さから買い替えを選択することはあるものです。

ゴルフメーカーとしては有名なのに、年式が知られていないアイアンがあります。

プロギアの『赤エッグ PF』は、精悍なスタイリングと飛距離が魅力的なアイアンです。


PRGR(プロギア) 赤EGG 17アカエッグアイアン パワーフォージドアイアンM37スチール #7-P 4I スチール メンズ 17 EGG IRON 右 番手:#7 フレックス:R
ネット参考価格 68,800円(税込み)

メーカーとしては「高性能」にこだわりのあることは周知のところですが、赤エッグのパワーフォージドアイアン(PF)は、高反発のルール規制の限界を追求した飛距離アップ型のアイアンです。

小ぶりなヘッドが特徴的で、見た目で振り抜きの良さをイメージでき、さらに7番アイアンのロフト角で26度が超がつくストロングタイプの種類に属するところも特徴となっています。

長く使い続けられる種類のクラブを選ぶと、同伴プレーヤーの飛距離を意識せずに、また流行り廃りに影響されることなく、ゴルフを楽しむことができるはずです。

アイアンの種類やゴルフメーカーの特徴を調べてネットで購入

アイアンを購入するとき、多くの種類の中から、それぞれの特徴をつかむのは容易なことではありません。

また1つのゴルフメーカーの品から選ぶと、本当に自分に合ったものなのかを判断することが難しい場合があります。

多くの中から簡単に選ぶことができる、ネットショッピングが便利なのは言うまでもありません。

ただしネットは手にとって確かめることはできないので、性能の分析や他人の評価などを隅々まで見ることが選ぶ上でのポイントでしょう。