最近、アンダーアーマーを着たプロゴルファーをツアーで良く見かける様になりました。
元々、コンプレッションシャツとして多くのアスリートから支持されてきたブランドです。
そのアンダーアーマーがゴルフの服装としても定着してきました。
元々機能的には高いブランドですので、ゴルフウェアとしてもアンダーアーマーを購入される層からは機能性を重視されている事がアンケート調査からも分かっています。
では、アンダーアーマーが支持される理由、機能性について見ていきましょう。
コンプレッションシャツのパイオニア、アンダーアーマーの服装
今や、様々なスポーツを行う多くのアスリートから支持を受けているアンダーアーマーです。
恐らく、ゴルフだけでなく他のスポーツをする人でも知らない人はいないのではないでしょうか。
有名なのが、身体にピッタリとフィットするコンプレッションシャツですね。
ヒートギア、コールドギアと夏、冬分かれており、気温の変化にも対応した高機能シャツとして有名です。
実際、アンダーアーマーのコンプレッションシャツを着ると、身体が締め付けられ、動きをサポートしてもらえる様な感覚になります。
この感覚がアスリートのパフォーマンスを最大限に引き出す秘訣の様なものなのです。
また、身体にピッタリとフィットするので、普通のシャツを着た時にありがちなだぶつきが感じられません。
スポーツは運動中の感覚が非常に大切と言えるため、こうしたシャツが受入れられやすいとも言えます。
ゴルフの服装としても、コンプレッションシャツの上にゴルフウェアを着る事で、動きのサポートを得る様な感覚になります。
ゴルフもスイングの感覚が非常に重要ですので、アンダーアーマーのシャツは良いものとと言えるでしょう。
ゴルフの服装、アンダーアーマーを選ぶメリットは何か
機能性が高いアンダーアーマーシャツですので、ゴルフをする時の服装として間違いなくオススメと言えます。
そんなアンダーアーマーシャツは「モイスチャートランスポートシステム」という、汗を瞬時に吸収し発散する事で、身体を常にドライに保ってくれる機能があります。
他のメーカーでも、こうした機能を持ったシャツはあるのですが、アンダーアーマーはこの機能が強いです。
夏場のゴルフは、暑くて多くの汗をかきます。
汗でべとべとになったシャツを着続けるのは、気持ちが悪いですよね。
しかしアンダーアーマーのモイスチャートランスポートシステムによって、こうしたべたつきがなくなり、快適にゴルフを楽しむ事ができるのです。
また、夕立など雨に濡れた時も、天気が回復すればあまり時間を要せず、シャツが乾いてくれます。
自然との闘いであるゴルフには、こうした速乾性のシャツというのが本当に必要です。
シャツが濡れると身体の回転を妨げます。
アンダーアーマーのシャツを着て、無駄なスコアを打つ事がなくなるのはメリットです。
ゴルフの服装としてデザイン性を重視するゴルファーが増えた
昔のゴルフというとなんだか親父臭いというイメージがありました。
しかし、今ではおしゃれな服装も増え、若いゴルファーがおしゃれを楽しめる様なゴルフウェアも多く発売されています。
アンダーアーマーのゴルフウェアも、おしゃれなものが発売されています。
ただ、どちらかというと機能性の方が高いブランドですので、バリエーションは多くない様な感じがします。
『ゴルフでも徹底的におしゃれを楽しみたい!』
こんなゴルファーは、他のアパレルブランドを選ぶ方がバリエーションが多いかもしれません。
また、アンダーアーマーゴルフは歴史的にまだ新しいと言えます。
そういった点から見ると、今後はもっと多くのバリエーションが揃ってくるかもしれません。
また、アンダーアーマーというと、どちらかというと男性っぽいイメージがします。
元々ハードなアスリートやストイックなスポーツをする方向けのブランドでしたので、まだ女性向けとは言えない感じもします。
今後、時間の経過と共に認知度も上がって、バリエーションも増えてくるかもしれません。
アメリカのアンダーアーマーはアメフトのウェアが発祥
アンダーアーマー、つまりユニフォームの下の鎧という意味で、戦うアスリートの鎧というイメージです。
元々は、NFLの選手がアメフトに合う機能的なシャツを作る事から始まったブランドです。
大きな体格、筋肉隆々の選手がコンプレッションシャツを着て、ハードにぶつかり合う、そういったイメージのシャツでした。
ゴルフでも、アンダーアーマーのコンプレッションシャツを愛用する人も多く、まさに戦う鎧をまとうといったイメージです。
ゴルフでは、そこまでの筋肉は必要ない、むしろ筋肉をつけ過ぎると身体の回転が浅くなってしまうので、イメージは異なってきます。
しかし、ゴルフスイングをサポートする形でコンプレッションシャツを好むゴルファーも多いのも事実です。
プロゴルファーでも、メジャーを勝ったジョーダンスピースがアンダーアーマーと契約しています。
こちらは、コンプレッションシャツより普通のゴルフウェア服装としてポロシャツとパンツを着用しているイメージです。
ただ、メジャーでの露出というのは相当な影響力があるはずですので、今後さらに愛用者が増えてくるのではないでしょうか。
ゴルフは服装にドレスコードがあるスポーツ
ゴルフは、クラブハウスでは基本ジャケット着用です。
ただ、夏場はジャケットを着なくても大丈夫です。
しかし、Tシャツやジーンズは禁止です。
シャツは基本的に襟付き、パンツはスラックスに近いものとされています。
そしてプレーの服装も基本的には襟付きです。
パンツは、ルールが変更され、短パン、女子ならミニスカートも許される様になりました。
しかしジーンズを履いてプレーする事は許されない、紳士淑女のスポーツですので、服装には注意が必要です。
ただし、最近ではゴルフ人口の減少、セルフコースの増加によって昔ほど服装にうるさく言われる事が少なくなりました。
年配ゴルファーの減少、若者がゴルフをしなくなった事が大きな理由です。
折角プレーしにきてくれたゴルファーにうるさく言いにくくなったというのも背景にあります。
ただし、ゴルフのドレスコードは基本的に存在します。
プロのツアーでも、メジャーと言われる大会はすべてがちがちのドレスコードで運用されています。
また、男子プロツアーはまだまだ短パン禁止です。
うるさく言われなくなったとしても、基本的な服装は守った方が良いのがゴルフというスポーツです。
アンダーアーマーを肌着、下着と判断するゴルフ場もあるということです。
ゴルフ服装でもアンダーアーマーのロゴは目立つ
アンダーアーマーの服装で、ロゴは目立ちますよね。
ゴルフでも見かける事が増えました。
もちろん、他のアパレルブランドのロゴも多いのですが、アンダーアーマーのロゴは結構目立ちます。
また、他のスポーツでも多くのアスリートがアンダーアーマーを着てメディアに露出している事もあり、それがゴルフ場でも目立つ理由となっています。
アンダーアーマーゴルフは、ゴルフではまだ新しいブランドですので、ロゴの形が真新しいというのもあります。
日本では、アンダーアーマーと契約しているプロがそう多くない為、テレビで見かける事が少ないと感じます。
しかし、他のスポーツでは抜群の認知度を誇るアンダーアーマーですので、そうした影響からゴルフでもアンダーアーマーの認知度があがって、更に目立つ様になるのではないかと思います。
日本のプロゴルフツアーでも、アンダーアーマー契約プロが優勝する機会が増えれば、もっとテレビの露出も増え、さらに人気が出るブランドでしょう。
格好良いアンダーアーマー、しかしゴルフでの知名度はまだまだ
多くのアスリートに愛用者がいるアンダーアーマーですが、ゴルフアパレルとしての知名度はまだまだだと言えます。
コンプレッションシャツは、アンダーアーマーがトップブランドとして君臨していますが、ゴルフシャツはあまり知られていません。
今後、知名度が上がってくると、品揃えももっと豊富になってくるに違いありません。
やや男性向けの感がするブランドですので、女性向けのゴルフウェアも増えると良いですね。