ゴルフ女子に気を付けて欲しいTPOに合わせたズボンの丈

最終更新日:2018/10/07

ゴルフウェアを着用する際に守るべきマナーがあるのは皆さんご存知でしょう。

しかし近年増えてきたとは言え、やはり男子向けのマニュアル的な本や記事は多いけれど女子のためのものはまだまだ少ないです。

ズボンやスカートの丈、トップスなど女子ゴルファーへのマナーも当然存在します。

そこで女子ゴルファーのためのゴルフウェアのマナーを紹介します。

女子ゴルファーの服装の基本とは

ゴルフ場でプレーする際の服装にマナーが存在するのですが、それでもゴルフは「スポーツ」です。

特に初めてのラウンドの時は何を着て行けば良いのか悩む人は多いでしょう。

男子ゴルファーは何となくイメージを掴みやすいかもしれませんが、女子ゴルファーの場合は悩みどころが多いです。

そこでまずは女子ゴルファーのためのゴルフウェアを選ぶ際の基本を紹介します。

まず第一に考えることは、①ゴルフをしやすい服装であること②誰が見ても見苦しくない身だしなみです。

ゴルフ場にもカジュアルタイプと格式高いタイプとあります。

基本はどちらでも通用する服装をするのが好ましいでしょう。

ポロシャツとロング丈のズボンを着用していれば、どのゴルフ場へ行っても注意されることは絶対にありません。

ロング丈のズボンと言ってもジーンズやジャージ、カーゴパンツはNGなので気を付けてください。

チノパンやゴルフウェアとして販売されているロング丈のズボンであれば間違いありません。

女子ゴルファーが勘違いしているNGなズボンやスカートの丈

女子プロゴルファーの服装を参考にしている女子ゴルファーの方は少なくないでしょう。

しかしプロゴルファーが着ているからどのゴルフ場でも認められるだろうと言う考えは間違いの元です。

プロゴルファーはスポンサー契約等の関係で、ゴルフウェアとして販売されているものであれば着用の許可が下りています。

多くの女子ゴルファーがOKだと勘違いしているのがズボンやスカートの丈です。

格式高いゴルフ場へホットパンツのようなかなり短い丈のズボンやミニスカートを着ていくと入場できない可能性があります。

認められているのは最低膝より少し上くらいの丈のズボンやスカートになります。

ゴルフショップへ行くとそれよりも短い丈のものが普通に販売されているので、ついついOKなのだと勘違いしがちです。

もちろんカジュアルなゴルフ場であれば注意されることはないかもしれません。

しかし格式高いゴルフ場であれば注意される可能性の方が高いので気を付けてください。

同伴競技者がメンバー等である場合は、その人に恥をかかせてしまうこともあります。

服装のマナー違反は自分だけの問題ではないことを忘れないでください。

ズボンやスカートの丈はマナーだけではなく安全面もある

カジュアルなゴルフ場であれば短めのズボンやスカートが認められているところもあります。

しかし短めのものがNGとされているのは、マナーだけの問題でなく安全面も考慮されているのです。

全てのホールでフェアウェイしか行かないと言うくらいゴルフの腕に自信がある人であれば問題ないのかもしれませんが、プロゴルファーでもそれは難しいことです。

ゴルフ場はラフを更に越えると林や藪へボールが転がっていくようになっています。

そこがOBでなければ、そこまで入って行きプレーを続行しなければなりません。

その際にホットパンツやミニスカートをはいていると虫刺されや鋭利な枝等でケガをする可能性があります。

そのような危険から身を守るためにもズボンやスカートの丈を服装のマナーに入れているゴルフ場もあるのです。

しかし中にはお洒落や女子力を高めたいために、どうしても短めのズボンやスカートを着用したいと言う人もいるでしょう。

そのような場合でも自分の身を守るためハイソックスなどを着用することで肌の露出を控えめにすることをオススメします。

短めのズボンやスカートの下にインナー着用はOK?

夏の日焼け防止や冬の防寒対策で女子ゴルファーに良く見かけられる服装が、短めのズボンやスカートの下にスポーツインナーやスパッツ等を着用する人です。

近年はスポーツインナーの機能性も高くなっているので着用に関しては賛否両論あります。

格式高いゴルフ場では、インナーを見せていると言うのが下着を見せていることと同様の判断となりマナー違反としているところもあります。

時代錯誤だと反論する意見も多々ありますが、会員制のゴルフ場はメンバーの方々の意見が最優先とされています。

メンバーの方々がインナーの着用を認めなければ、それはゴルフ場のマナー違反となるのです。

もちろんそのような服装を認めているゴルフ場も少なくはありません。

しかし厳しいところでは着替えを準備していたり、プレーを断るところもあるのです。

事前にゴルフ場のHP等で服装のマナーを確認しておいた方が良いでしょう。

ここまでで言えることは、やはりロング丈のズボンをはくのがどのゴルフ場へ行っても間違いないと言うことです。

女子のためのゴルフ場への入退場の服装とは

実はゴルフ場によってはプレー中の服装だけでなく、入退場の服装にマナーを設けているところもあります。

カジュアルなゴルフ場はゴルフウェアのまま入退場をしても問題ないところもあります。

しかし格式高いゴルフ場のクラブハウスはホテルのロビーと考えてください。

トップスはシャツにジャケットが鉄板です。

ボトムスはフレグランスのズボンでなるべく露出のないボトムスが良いです。

女子であればワンピースもOKですが、生足は好ましくないので、タイツやストッキングを着用した方が良いでしょう。

シューズは革靴か低めのヒールやパンプスが良いです。

ミュールやサンダルはNGなので気を付けてください。

夏場であればジャケットの着用をしなくて良いところもありますが、どの季節であってもシャツを着ておけば間違いはありません。

こうした入退場での服装マナーを考えると、ゴルフへの敷居を更に高く感じてしまうかもしれません。

しかし入退場の服装マナーを厳しく設けていないゴルフ場の方が多いのでご安心ください。

せっかくだからゴルフの服装を楽しもう!

ゴルフ場へ入退場の服装やズボンやスカートの丈などなど。

ゴルフウェアのマナーは本当厳しいですし、うるさいなと感じた人もいるのではないでしょうか。

しかしゴルフとはそれだけ格式や品格を大事にしているスポーツなのです。

面倒臭がらずに発想を変えてみてください。

逆に考えるとゴルフだから、ゴルフでしかできない服装を楽しめるのです。

ゴルフショップへ行き、ゴルフウェアのコーナーを見ると華やかなデザインの物が多数あります。

特に女子のゴルフウェアコーナーは男子よりもさらに華やかです。

普段そのような服を着るかと言われるとそうでない人の方が大半です。

しかし普段はモノトーンなどのシックな服装を好んで着ている人も、ゴルフの時は真っ赤なポロシャツや花柄のズボンなど日ごろできないおしゃれを楽しむことができます。

マナーを守りながらお洒落を楽しむのもゴルフの醍醐味の一つです。

また帽子やバッグなど小物使いでお洒落を楽しめるのは女子ゴルファーのゴルフのもう一つの楽しみになります。

ドレスコードはゴルフ場によって大きく異なる

ここで紹介した以外にも、ずっと厳しいドレスコードを設けているゴルフ場も存在します。

大丈夫だと思って行っても思わぬNGを突き付けられることもあるものです。

行ったことのないゴルフ場でのラウンドの際は、事前にコースに直接問い合わせて確認すると良いでしょう。

服装で注意され出端をくじかれると楽しみにしていたゴルフも台無しです。