【ゴルフの基本】ゴルフクラブのキャディバッグへの入れ方

最終更新日:2018/09/20

初心者の方はキャディバッグへの正しいゴルフクラブの入れ方がいまいち分からないかもしれません。

キャディバッグには仕切りやポケットなどいろいろとあります。

ゴルフが上手な人はキャディバッグの整理整頓をしっかりとされている方が多いです。

そこで今回は、上手な収納方法やクラブの正しい入れ方を説明します。

キャディバッグへのゴルフクラブの入れ方で分かること

ゴルフが上手な人のゴルフクラブは常にきれいにされており、キャディバッグの中も常に整理整頓されています。

またラウンド中にクラブを戻すときもキチンと元の場所に戻します。

バタバタしているからと入れ方を考えずに、いろいろな場所にクラブを片していませんか?

常に元の場所へ戻すことでリズムを保ちながらクラブを出し入れでき、ラウンドすることができます。

キャディバッグに中でゴルフクラブがグチャグチャになっていると、次のショットの際にどうしてももたついてしまいます。

そうなることでリズムも崩れますし、集中力が途切れてしまうこともあります。

そうなってしまうと上手くプレーできるはずがありません。

ゴルフが上手い人はそういったところまで意識してプレーしているのです。

キャディさんの多くは、キャディバッグの整理整頓具合でその日のラウンドの過酷さを判断すると言います。

自分のプレーのためにも、そしてキャディさんに迷惑を掛けないためにも、日頃からキャディバッグの中を整理するように心がけましょう。

キャディバッグの中のゴルフクラブの正しい入れ方

それではキャディバッグの中をどのように整理整頓して収納すれば良いのでしょうか。

キャディバッグの中はほとんど仕切りで分けてあります。

キャディバッグによって仕切り方は様々ですが、5~7割くらいが一番収納しやすいです。

中には14個に仕切られており、ゴルフクラブ1本に1ヶ所と言ったものもあります。

もちろんそれが一番整理はしやすいのですが、使うゴルフクラブの本数等によって使いづらい人もいるでしょう。

キャディバッグでゴルフクラブを収納するのに考えるのは以下の3つです。

・ゴルフクラブの番手が分かりやすい
・出し入れしやすい
・本数を確認しやすい

キャディバッグへの正しい入れ方は、まず仕切りの下段から短い番手を入れること。

そしてドライバー等のウッドは上段に入れます。

もちろんキャディバッグの仕切りによって変わるのですが、長いクラブが上、短いクラブが下、そして左から順に並べると言うのが基本的な並べ方になります。

パターは短いので下段になるのですが、ラウンド中はカートに設置されている専用パタークラブ立てに入れます。

キャディバッグへゴルフクラブの正しい入れ方をしないと

キャディバッグへゴルフクラブの正しい入れ方をしないと、先に話したようにラウンドでもたついてしまいリズムが崩れてしまうものです。

しかしそれだけでなく大切なゴルフクラブを傷つけてしまう可能性もあります。

自分のせいで自分のゴルフクラブが傷ついてしまうのであれば仕方のないことですが、他人のゴルフクラブを傷つけてしまうと大変なことになります。

正しい入れ方以前に、ウッド系のクラブのカバーは、使わないときには必ず装着しておくようにしましょう。

使わない時でも面倒だからと最初にカバーを外してそのままラウンドする人がいます。

しかし長いクラブは当然キャディバッグから飛び出る部分も長くなります。

その結果自分のゴルフクラブ同士、そして他人のゴルフクラブとぶつかり合ってしまい傷ついてしまうのです。

クラウンやシャフトが傷つくくらいであればショットへの影響はありませんが、フェースが傷ついてしまうとクラブの機能が使えなくなってしまいます。

またカバーを付けておくことだけでなく、正しい入れ方も同じです。

下段にウッド系を入れて置くと他人のショートアイアンとぶつかってしまいます。

結果やはりどちらかのゴルフクラブに傷が付いてしまうのです。

ラウンドの際はゴルフクラブ以外は抜こう

ゴルフ好きの皆さんは、キャディバッグに練習用のスイングバッド等を入れている人がいます。

また中には晴天にもかかわらず傘を入れている人もいます。

確かにキャディバッグにはチョコチョコ隙間があるので、ついつい入れたくなる気持ちは分かります。

ラウンド前に練習用のスイングバッドを使って軽く素振りをしたい気持ちも分かります。

しかし不要なものをキャディバッグに入れると出し入れの邪魔になるだけでなく、トラブルの元になることもあることを知っておきましょう。

どんなにキャディバッグへ正しい入れ方をしておいても、不要なものを入れていると意味がありません。

出し入れの邪魔になることは想像できるかもしれませんが、トラブルの元と言うのは意外に思う人もいるかもしれません。

その理由は練習用のスイングバッド等には硬いものであったり、鋭角なものだったりするからです。

カートでの移動中は想像以上にキャディバッグは大きく揺れ、クラブ同士に起こる衝撃は強いです。

鋭角なものであったらカバーを突き抜ける可能性もあります。

結果大切なゴルフクラブを傷つけてしまうことになるのです。

せっかく正しい入れ方をしているのに残念なことになってしまいます。

キャディバッグの上手な選び方

キャディバッグへ正しい入れ方をするために、上手にキャディバッグを選ばなければなりません。

そのためには自分のゴルフクラブの本数やラウンドスタイル等に合わせてキャディバッグを選ぶようにしましょう。

まずキャディバッグにはカート型とスタンド型の2種類あります。

カート型は多くのプロゴルファーも使用しており、頑丈でサイズも豊富です。

また口枠も広くゴルフクラブの出し入れがスムーズです。

しかし重量があるので持ち運びには不便なのがデメリットと言えるでしょう。

対してスタンド型は、スタンド用のスティックを使って立てることができるので倒れにくく安定感があります。

また軽量なので担ぎラウンドをする人には便利です。

口枠や口径サイズは実に様々なタイプがあります。

比較的大きな枠で口枠数の少ないものから14分割されているものまであるので、自分の使用するゴルフクラブの数に合わせて選ぶと良いでしょう。

キャディバッグのポケット数が多いものもオススメです。

収納力が高いと、先に話したような不要なものをクラブを接することなく上手く収納することができます。

ラウンドで使用する細々としたものも分けて収納することができるので、ラウンド前の準備もスムーズに行うことができます。

キャディバッグのお手入れ方法

ゴルフクラブの正しい入れ方をし、丁寧に扱っていてもキャディバッグは汚れてしまうものです。

汚れの目立たないものだと一見汚れていないように見えるのですが、ゴルフ場は土埃や砂などで汚れが付着しやすい環境なのです。

また雨の日のラウンドであれば雨に濡れたり、泥が付いたりすることもあります。

一度付いた染みはなかなか取れません。

ですからラウンド後はキャディバッグを軽く拭くようにしましょう。

気になるような汚れが付着している場合は、一般的なキャディバッグの素材である合成皮革やナイロン、ポリエステルやエナメルであれば、水に薄めた中性洗剤を付けた布で軽く汚れを拭き取ります。

本皮の場合は乾いた布で表面の汚れを拭き取り、専用のクリームを塗り込みます。

その後10分くらい日陰で乾かし、最後に乾いた布でクリームを拭き上げます。

本皮以外の素材のお手入れは比較的手軽にできます。

また保管する際は直射日光を避けて保管してください。

ラウンドで直射日光に当たるので弱い作りではないのですが、ずっと当てたままにしておくと変色や劣化する原因になるので気をつけましょう。

面倒なのは慣れるまで、慣れてしまえば逆に便利

キャディバッグへのゴルフクラブの正しい入れ方、どうでしたか?

ゴルフクラブを使うたびに元の場所に戻すと言う作業を最初は面倒に感じるかもしれません。

しかし間違いなく使う際はスムーズに取り出すことができます。

慣れてくると「使った場所へ戻すだけ」と思えるようになってきます。

そして最終的には元の場所へないのが不便に感じるくらいになるでしょう。