ゴルフ上達のために必要なこと。
それは一に練習、二に練習、三も四も五も練習ととにかく練習あるのみです。
しかし練習場へ行ってボールを打つだけがゴルフ上達のために必要な練習ではありません。
練習場や自宅等で素振りの練習をすることも、自分のスイングを確認するためには大切な練習です。
そこで今回は、ゴルフ上達に役立つおすすめの素振り器具を紹介します。
素振り器具を使った練習のメリットとは
素振り器具を使った練習をすることで、ゴルフ上達にどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずコンパクトな素振り器具を使用すれば練習場へわざわざ足を運ばなくても、いつでも、そしてどこでもゴルフの練習が可能になります。
またボールを打った練習ばかりしていると、無意識の内に悪い癖が復活したり、スイングが崩れたりするのですが、素振り器具を使って練習することでスイングの基本を身につけることに集中できます。
素振り器具を使い意識したスイングをゆっくりであったり、スピードをつけて振ったりする反復練習が可能で、正しいスイング軌道を理解することができるでしょう。
以上のようにたくさんのメリットがあるのですが、何といっても一番のメリットはやはりお金を掛けず、そして時間を気にせず練習ができることです。
練習場へ行くとボール代、入場料、場所によっては駐車場代が必要となりますが、素振り器具を使って自宅等で練習をすれば素振り器具の初期購入費だけで済みます。
また練習場へ行く時間が省けますし、仕事が遅くなって帰りの時間を気にしながら練習するよりも、素振り器具を使えば好きなだけ練習をすることができるのです。
そこでこのあとから、おすすめの素振り器具を4つ紹介します。
おすすめのゴルフの素振り器具【AzasGolfドライバット】
まず最初におすすめするゴルフの素振り器具は「AzasGolfドライバット」です。
一見長めの普通のバットにしか見えないですが、この素振り練習器具はキャディバッグにいつも入れていてほしいです。
木製のバットになるのですが、長さは一般的なドライバーと同じ45インチです。
重心もドライバーと同じくらいの位置にありますが、重さが600gとドライバーよりも倍近く重い作りになっています。
またグリップはドライバーと同様の太さなので、重さ以外はドライバーを振るような感覚で使えます。
しかしこの重さがこの素振り練習器具の特徴であり、ゴルフ上達に役立つところです。
バットに重さがあるので、手や腕を使ったスイングでは何度も振ることができません。
体全体を使わないと思うようにスイングできないのです。
ですからこのバットで素振りをすることで自然と体幹を使ったスイングができるようになります。
使い方のコツは、大きくゆっくりと素振りをすることです。
そうすることで正しいスイングプレーンになるだけでなく、スイングで大切なスイングリズムを身につけることができます。
おすすめのゴルフの素振り器具【スイングトレーナー】
次におすすめするゴルフの素振り器具は「スイングトレーナー」です。
この素振り器具は、別名「グリップ矯正スイング器具」であり、ゴルフの基本で最も大切なグリップを矯正してくれます。
シャフトが通常の長さのものと短いものの2タイプあります。
どちらもグリップ部分が凸凹しており、そこに指を合わせて握ることで正しいグリップを身につけることができます。
グリップは身体とクラブを繋ぐ唯一の接点となるので、握り方が間違っているだけで正しいスイング軌道でクラブを振ることはできません。
正しいスイングはグリップから、これはゴルファーの基本であり常識でもあります。
この素振り器具を使って練習することで、実際のクラブを持った時も自然と正しいグリップができるようになるでしょう。
この素振り器具は、気づいたらグリップの握り方が変わってしまうような初心者ゴルファーに特におすすめです。
またシャフトの短いタイプのものを使うことで、素振りの際にフェースの向きを確認しやすいのもポイント。
これをゆっくりスイングをすることで、正しいフェースローテーションを理解することもできます。
おすすめのゴルフの素振り器具【ふにゃふにゃシャフト】
次におすすめするゴルフの素振り器具は「ふにゃふにゃシャフトスイング練習器具」です。
グリップを握ると、釣り竿かそれ以上に先がうなだれた状態になるほどシャフトがふにゃふにゃしているものです。
これはドライバーなどの長いクラブが苦手な方や、飛距離を伸ばしたい方におすすめの素振り器具です。
ふにゃふにゃシャフトを振ることでシャフトのしなりを簡単に体感することができます。
良く飛距離を伸ばしたい人が柔らかいシャフトのクラブを使って練習をしますが、そういった感覚で使える練習器具です。
手や腕を使ったスイングだとしっかりと気持ち良く振ることができません。
ですから体を使ったスイングで、トップの切り返しとための感覚を掴む必要があるのです。
「ビュン」と言う音がクラブをしっかりと振れており、ヘッドスピードが出ている確認音のようになっています。
これが思い切り振れば出るものでもなく、しっかりとボディーターンをして捻転を利用したスイングでないとその音は出ません。
この素振り器具でしっかりとスイングできるようになると、あなたの飛距離は驚くほど伸びているでしょう。
おすすめのゴルフの素振り器具【2WAYスイング練習器】
最後におすすめするゴルフの素振り器具は「2WAYスイング練習器」です。
最初に紹介した素振りバットのようなものなのですが、両サイドにグリップが付いているのが特徴です。
重心が偏っているため、持つ方によって重かったり、軽かったりします。
どのように作られてるのかとても不思議に感じるのですが、それよりも多種多様に使えるのがこの素振り器具の利点です。
バランスが軽い方も持って素振りをすることで、ヘッドの走りを意識した素振りができます。
日頃使っているクラブの何倍も軽いので、最初に振った時は拍子抜けするくらいです。
またバランスが重い方を持って素振りをすることでストレッチできたり、体幹を鍛えることができます。
最初に紹介したAzasGolfドライバット同様、重さを利用したスイングで大きなスイングアークを作ることができるでしょう。
またスイングリズムを身につけることもできます。
練習やラウンド前のストレッチにも使えますし、日常の筋トレにも使え、正しいスイングプレーンを身につけることにも使えます。
2WAYと言いますが、それ以上に様々な練習のできる素振り器具です。
本格的にスイングを作りたい方は
素振り器具とは少し違うのですが、本格的にスイングを作りたい方におすすめするのは「M-Tracer」です。
自分のゴルフクラブに装着してスイングすることで、自分のスイングをデータ化したものをスマホで確認できます。
振ることでスイングを身につけるのではなく、スイング軌道等をデータとして見ることで細かな自分のスイングの悪い癖や、直さなければならないポイントを確認することができます。
またこの器具はドライバーやアイアンだけでなくパターにも使うことができます。
練習器具としてはおよそ2万円と少し高めではあるのですが、自分のスイングを客観的に見ることができるのでゴルフ上達には絶大な効果があります。
ただ機械や数字が苦手な人にはあまり向いていないのでおすすめできません。
アマチュア用の簡易的なものになりますが、プロゴルファーもこのような器具を使い正確な数値をもとにスイング改善に取り組んでいます。
その代表格で世界のトッププロが使用しているのは「トラックマン」。
それは高いもので3百万円くらいします。
もちろんアマチュアゴルファーがスイング改善にそこまでお金を使うことはできないですし、そこまでの機能は必要ないので、M-tracerくらいの機能で十分でしょう。
空いた時間を有効利用して練習時間を増やそう
ここで紹介した素振り器具はM-tracer以外は5千円前後で購入することができます。
これらを使用することで時間を無駄にすることなくゴルフ上達のための練習ができるはずです。
練習に行く時間がなくても、自宅などですぐに練習に取り組めます。
素振り程度でも、常にゴルフと触れ合うことはゴルフに対する意識向上にも繋がるでしょう。