多くのユーザーがいるフジクラ社製カーボンシャフトでも人気の高いスピーダーエボリューションシャフトですが、使用に適したヘッドスピードはどの位なのでしょうか。
エボリューションシャフトは幅広いラインナップが揃えられており、遅いヘッドスピードから速いヘッドスピードのゴルファーまで対応可能なシャフトです。
シャフト重量もカタログを見ると40グラム台から80グラム手前までと、実に幅広い設定がされています。
では、そんなスピーダーエボリューションシャフトについて見ていきましょう。
高いテクノロジー、スピーダーエボリューションは叩けるシャフト
フジクラ社製カーボンシャフトと言えば、日本ツアーでの使用率の高さでも知られています。
ツアープレーヤーのピンをデットに狙うというシビアなショットに対しても、そのスイングポテンシャルに十分に応えるシャフトです。
フジクラ社の高い技術がなせる製造方法で生産されたシャフトは、特許技術であるコンポジット 「銅箔シート」や、シャフトの捻じれとしなり戻りを一体化させて飛距離を出しやすくする「アウターバイアステクノロジー」など高い技術によって生産されています。
一般的にヘッドスピードが速いゴルファーが強くボールを叩こうとするとヘッドが暴れてコントロールできなくなるのですが、スピーダーエボリューションはそういったハードなゴルファーに対しても要求を満足させるシャフトとなっています。
ここ一番で安心して振りきれるシャフトは、スコアメイクの強い味方となるに違いありません。
強く叩けば叩くほど飛距離が出るシャフト、それがスピーダーシャフトなのです。
ヘッドスピードが速くても安心、エボリューションはシャフト剛性が高く弾道が安定
スピーダーエボリューションシャフトは、シャフト剛性が高く、強く叩いても大丈夫な安心して飛ばせるシャフトです。
ボールも高く上がりすぎない為、風に負けない中弾道のボールで飛距離を稼ぐ事ができます。
インパクトからフォローにかけてボールをコントロールする様に飛ばす事ができるシャフトとも言えます。
エボリューションシャフトは粘りがあるので、球離れが遅く感じられ、その分ボールを操るイメージで打つ事ができるでしょう。
飛距離を出したいディスタンス系のシャフトはどうしてもボールを弾く様なイメージになりやすいのですが、スピーダーエボリューションシャフトはそういった感覚がなく、しかし飛距離もしっかり出てくれるシャフトに仕上がっています。
このあたりがヘッドスピードの速いツアーの中にあっても、使用率の高さとなって現れているのかもしれませんね。
ただ、逆に高い弾道で飛ばしたいゴルファーには向かないシャフトかもしれません。
あくまでも中弾道で距離を出したいゴルファー向きのシャフトです。
引っかかりにくく左が安心するスピーダーエボリューションシャフト
左に引っかかる事の少ないシャフトであると言えるスピーダーエボリューションシャフトですので、怖がる事無くボールを捕まえにいく事ができます。
一般的に左に引っかかるボールが出やすいゴルファーは、ここ一番の時にクラブを左に振り抜く事ができません。
なぜなら左に引っかかって大トラブルになるのを恐れるからです。
その点、スピーダーエボリューションなら、ボールの引っかかりを抑える事ができるので、安心して振り抜く事ができるのではないでしょうか。
ボールを捕まえる動作というのは、どうしても引っかかるイメージにつながりやすいものです。
これではヘッドスピードが速くても、飛距離を稼ぐ事が難しくなります。
しかし、クラブヘッドが返るタイミングをスピーダーエボリューションシャフトは調整してくれます。
しなり戻りの効果も相まって飛距離を出す事が可能になります。
ただし、いくらこのシャフトの性能が良いからといっても、力んでシャフトが寝て入ればチーピンになってしまうので、その点だけは注意が必要です。
ヘッドスピードが速くても打感の良さに定評があるエボリューションシャフト
スピーダーエボリューションシャフトは打った時の打感の良さにも定評があります。
シャフトのしなり戻りが適度に行われ、インパクトゾーンの長さを感じる事ができるからでしょうか。
ヘッドスピードの速いゴルファーはこのシャフトのしなり戻りが大きくなりますが、スピーダーエボリューションシャフトなら、暴れる事無く安心して叩けます。
また、打感の良さはゴルフを一層楽しくします。
クラブヘッドの芯を食ったインパクトの感触というのは、シャフトが良いものであればある程、手に伝わる感触が良くなります。
多くの人がゴルフにはまる理由がここにあると言っても過言ではないでしょう。
もちろん、良いスコアで上がる事がゴルフスポーツの目的ではあるのでしょうが、100打つ人でも70台で上がる人でも、このシャフトでナイスショットした時の感触は忘れられないものになるはずです。
シャフトに粘りがあるので、ボールが長くフェイスにくっついている様な感触になるはずです。
こうした良いシャフトでゴルフをすると、ゴルフをもっと好きになれるのではないでしょうか。
スピーダーの中でも高い品質と技術によって作られるエボリューションシャフト
カーボンシャフトは炭素繊維という素材でできていますが、そうした中でもこのスピーダーエボリューションシャフトはかなり高い技術で製造されているシャフトと言えます。
カーボン繊維は均一に巻く事が難しいと言われておりますが、このシャフトは緻密な製造工程の元、高い品質と質量で製造されています。
また、カーボン繊維に巻く樹脂の量を減らす事によって、シャフトのしなり戻りが良いシャフトへと仕上げてあります。
樹脂の量を減らす事によって、よりカーボン繊維の特性を生かす事ができる様です。
この辺は、ヘッドスピードの速いゴルファーなら感じ取る事のできる、シャフトとヘッドの相性につながってくるバランスの良さとなって現れます。
近年、様々な特性をもったシャフトが続々発売されていますが、その中にあっても上のランクに位置付けられるシャフトでしょう。
こうした高品質のシャフトを使うと、もう普通のシャフトに戻る事ができなくなるゴルファーも多いでしょう。
ヘッドスピードが遅いゴルファーにも対応するスピーダーシャフト
カスタムシャフトと言うと上級者向けというイメージがありますが、スピーダーエボリューションならアベレージゴルファーでも十分に使いこなせるシャフトが用意されています。
こうしたゴルファーのヘッドスピードは平均的に遅い傾向にあります。
しかし、スピーダーエボリューションなら40グラム台のシャフトも用意されており、この重量クラスなら、ヘッドスピードが遅くても選択肢として入れられますよね。
ただ軽いと言っても、中調子シャフトなので、感覚としてはしっかりとしたシャフトだと感じる事ができるはずです。
また、フジクラ社のテクノロジーによってシャフトに安定感を持たせてあるので、軽くてもしっかり振る事ができるシャフトに仕上がっています。
今や多くのゴルファーがスピーダーシャフトを使っており、その性能については論を待たないと言えるのではないでしょうか。
ゴルフ仲間でも、スピーダーシャフトを使っているゴルファーは多いと思います。
安心して飛ばす事のできるシャフト、それがスピーダーなのです。
メジャーなシャフトスピーダーの評価は高い
多くのゴルファーの武器となっているスピーダーシャフトですが、一度使えばその性能から安定したボールを打つ事ができるはずです。
幅広いゴルファーにも対応しており、40グラム台から80グラム台まで揃っているのがエボリューションシャフトです。
非力なゴルファーなら40グラム台、ハードヒッターなら70グラム台以上のシャフトをチョイスする事が可能です。
こうした理由からも、ユーザーが多い事に納得できますね。
ボールを高く上げず、中弾道で攻めたいゴルファーにはうってつけのシャフトと言えます。