ゴルフ初心者の中には、いざラウンドに行く時に何が必要なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
マナーのスポーツと言われるからには、何か忘れたら白い目で見られるのではとか、コースに入れてもらえないのではなどと不安に思うこともあるかもしれません。
そこで今回はゴルフ初心者のラウンドデビュー時にいるものについてチェックしていきましょう。
ゴルフのラウンド時の服装は?
ゴルフ初心者の方がまず最初に気になるのが、どんな服装でラウンドすれば良いのかですよね。
基本的に男女ともに襟付きというのが必須条件となります。
トップスはポロシャツやシャツなど、襟がついているものを選びましょう。
それからボトムスについては、ゴルフ場の厳しさによって変わってきます。
男性のハーフパンツの可否、女性のミニスカートの可否などはご自身が行く予定のゴルフ場のマナーに準じて判断するようにしてください。
そして帽子やサンバイザーも必須です。
こちらは身につけないとラウンドできないという訳ではありませんが、頭を守るために必ず着用するようにしましょう。
夏の紫外線対策はもちろん、ボールが飛んできた時のためのものでもありますので、忘れないようにしてください。
ゴルフのラウンド時にコースでいるものは?
ゴルフのコースに出る際に、多くの人が小さなバッグをカートに持ち込みます。
ここにコースでいるものを入れて持ち運ぶのです。
初心者の方は意外とこの事実を知らないため、カートに持っていくバッグを持ってきていなかったりします。
もちろん必要なものを手でそのまま持ち運んでも、基本的にカートの前後カゴがついているので問題はないのですが、細かなものをバラバラと裸のままカートに乗せたりすると帰る時に忘れ物をしてしまう可能性が高くなります。
そうならないためにも、整理しておけるカート持込用の小さなバッグはひとつ持っておくようにしましょう。
中身は日焼け止めや携帯、タオル、小銭、リップクリームや目薬、ティッシュなどの、自分自身がラウンドの時に必要と思うものを入れればOKです。
特にこれを持っていなければいけないといった決まりはありません。
ラウンドを重ねるうちに自分自身で必要なものが分かってくると思いますので、どんどんラウンドに出て、自分にとって必要なものをリストアップしてみてください。
ゴルフ初心者のためのお助けグッズ
ラウンドに慣れた人、特に男性で持っている人はあまり見かけないのですが、カウンターというグッズがあります。
これは打数をカウントするための道具で、自分が今何打打ったかが一目で分かる優れものです。
ゴルフはホールごとにボールを入れるまでの打数を競う競技ですが、ゴルフ初心者にとってはこの数を数える作業もなかなか大変です。
人と会話したり、打ち方について色々考えていたり、バンカーにはまってパニックになったりすると、最初はきちんと数えていても途中で数を忘れてしまったりすることは初心者には良くあることです。
そんな時にいるものがこのカウンターでしょう。
1打打ったら1回カウンターのボタンを押すだけで、自分の代わりにこのカウンターが打数を記憶してくれます。
これを使えば、途中で誰かと会話をしたり、他のことを考えても数が分からなくなってしまうことはありません。
ゴルフ初心者にとっては心強い味方となることでしょう。
ただしボタンを押し忘れてしまっては、元も子もありません。
ゴルフ初心者がラウンド時に忘れがちなもの
ラウンドをする時にいるものは自分にとって必要なものであり、それは人によって異なるという話をしましたが、皆に共通して必要だけど初心者が忘れがちなものがあります。
それが小銭です。
多くのゴルフ場は基本的に乗用カートで移動するようになったため、一見ハードには見えませんが、実はゴルフ初心者にとってはなかなか体力を使うスポーツなのです。
というのも、上手な人は1打で長距離を飛ばすため、カートでそのボールの位置まで移動しますが、初心者の場合はなかなかそう上手くはボールが飛びません。
1打つごとにまたすぐそばの見える所に飛んだりするため、歩いて移動することになる人が多いのです。
そうなると毎回カートにクラブを取りに行く時間はないため、クラブを最初から何本か抱えながら歩いて移動するのが基本のスタイルとなります。
そのため、夏場は特に汗を多くかき、持っている飲み物だけでは水分が足りなくなるという事態が往々にしてあります。
その時に小銭が必要となりますが、初心者の人は小銭を持たずにお財布を金庫に預けてしまいがちなので、誰か持っている同伴者に借りることになります。
ただし自分に必要な分だけの小銭しか持っていない人もいますので、夏場は特に脱水症状を起こさないように水分を買えるだけの小銭は手元に持っているようにしましょう。
必須ではないけど密かにいるもの
持ち物として必要な訳ではありませんが、ゴルファーにとって密かにいるものがあります。
それが小腹を満たすためのお菓子などです。
ゴルフのプレーは朝早くに家を出発するのがスタンダードです。
そのため、朝ご飯を食べて家を出たとしてもお昼ごはんにありつけるのは5時間以上も先になるということも少なくありません。
初心者であればなおさら、前半のプレーだけでも歩きまくってかなりの体力を使うはずです。
9ホールも打っては歩きを繰り返すのですから、それはお腹も空いてきて当然です。
空腹は集中力を奪いますので、お腹がすいて集中できず更にボールが変な方向へ…ということも多くなってきてしまうのです。
そういった時のために飴やチョコやお菓子などがあると非常に助かります。
他の人が打っている間に一口で食べられるものや、次に打つボールまでの間に口に含みながら歩くことができるものなど、小さくて手軽なものを選ぶのが良いでしょう。
ゴルフ初心者にとって実は最もいるものがコレ!
これまで必要なものを述べてきましたが、実はゴルフをプレーするにあたって何よりいるものがあります。
それはプレイファーストの精神です。
プレイファーストとはゴルフラウンジにおいてのスローガンというか常識の考え方です。
時間をかけずにスムーズに回ろうというものであり、初心者のうちはなかなかこの考えを意識するのが難しくなります。
自分のプレーで精いっぱいで、何度も素振りを繰り返したり、使用するクラブを途中で変更したりなどして、どんどん時間を使ってしまう初心者プレイヤーは少なくありません。
そうやってプレーに時間をかけてしまうと、一緒に回っている仲間たちのみならず後続の組の人たち全員にも迷惑をかけてしまうことになります。
そうなってくると、本当はマナー違反なのですが、中には煽ってくるような気の短い人がいるのも事実。
しかし誰もが最初は初心者であり、プレーに時間がかかってしまうのは仕方がないことです。
移動は歩くのではなくて走るとか、後続の人にも誠意を見せればそれは必ず伝わるはずです。
プレイファースト精神を常に心に持っていることを忘れないでください。
ラウンドに必要なものは自分次第
ラウンドをするにあたって必要な持ち物を書いてきましたが、全員に共通する必須アイテムはあるものの、いるものは人によって意外とバラバラだったりします。
花粉症であればティッシュが必要でしょうし、女性で化粧直しをする人であればファンデーションなど、自分にとっての必要なものは必ずしも一致しません。
ラウンドを重ねることによって徐々に分かってくることなので、最初は探りながらラウンドを楽しんでみてください。