発売から数年経過したにも関わらず、いまだに愛用者の多いツアーADシリーズがBBシャフトです。
手元調子の先端剛性が高いシャフトですので、ヘッドスピードが早いゴルファーがしっかり叩いてもヘッドは暴れません。
ヘッドが暴れない為、安心してティーショットが打てるのがこのシャフトの良さと言えます。
またツアーADの愛用者は非常に多く、シャフトバリエーションも多いので選択の幅が広いのも特徴です。
では、ツアーAD_BBシャフトについて見ていきましょう。
シャフト全体が粘る感じのツアーAD_BBシャフトの特徴
ドライバーに装着した場合、シャフト全体が粘る感じでスイングできるツアーAD_BBシャフトです。
粘る感覚があるので、インパクトでボールを弾くというよりはボールを運ぶイメージになるのではないでしょうか。
このシャフトはディスタンス系のシャフトではない為、その分飛距離を稼ぐ事は難しいかもしれません。
しかし、ヘッドスピードが45m/sあればSの60グラム台シャフトを十分に使いこなせるでしょう。
そしてこのシャフトの良さはなんと言っても曲がり幅が少ない事です。
多少芯を外しても、左右へのばらつきは小さく、その分次打が狙いやすい所にボールを打てるはずです。
その結果ティーショットの心配が少なくなる分、スコアアップにつながるのではないでしょうか。
実際、このシャフトにしてからスコア70台を出せる様になったゴルファーを何名かみています。
目には見えませんが、結果として現れるのがこのツアーAD_BBシャフトなのです。
男性向けツアーAD_BBシャフトはヘッドスピードがある方が良い
ツアーADはシャフトバリエーションが豊富です。
その中でもBBは比較的コントロールを重視したいゴルファー向けと言えます。
ヘッドスピードが速く、ヘッドが暴れるというゴルファーにはBBシャフトは合うのではないでしょうか。
実際に振ってみるとすぐ感じる事なのですが、インパクトでシャフトがたわむような感覚が得られるはずです。
これはシャフトのしなり戻りが起きる為に得られる感覚なのですが、BBシャフトはこの戻りが比較的大きい様に感じられます。
これがインパクトでの粘りにつながるのですが、全体に硬めの仕様のシャフトですので、決してヘッドが暴れる様な事はありません。
かといって、硬くてしなりが感じられない様な仕様でもなく、適度にシャフトのたわみを感じる事ができます。
ただ、シャフトがしなると言う事は、それだけヘッドスピードが必要であるという事も言えます。
ツアーAD_BBシャフトの特性を余すことなく生かす為に、まずはヘッドスピードを高めましょう。
ドライバーのヘッドスピードが45m/sを超えるゴルファーには、ぜひオススメしたいシャフトです。
ヘッド重量や効きを感じやすいツアーADBBシャフト
ツアーAD_BBシャフトその他の特性としては、ヘッドの効きを感じやすいという事ではないでしょうか。
シャフトが適度にたわんでくれるので、ヘッドの走りを手から感じる事ができます。
ただ硬いシャフトだとヘッドの走りを感じる事は難しいのですが、このシャフトはインパクトゾーンでヘッドの走りや重みを感じる事ができます。
具体的には、ダウンスイングからインパクトにかけてヘッドがボールに向かっていく様な感覚を得る事ができる点です。
シャフトにはそれぞれの特性がありますが、こうしたヘッドの動きを感じやすいのもBBシャフトの特徴です。
シャフト重量も50グラム台から80グラム台と幅広く設定されています。
上級者でも使うシャフトのバリエーションとして、ここまでの幅を持たせてあるのも珍しいですよね。
50グラム台はシニアや女性向けとも言えるので、男性が使うには物足りないスペックとなりますが、60グラム台以上からのシャフトは男性ゴルファー向けと言えます。
80グラム台のシャフトにもなれば、ヘッドスピードが速い上級者を満足させるシャフトになっているでしょう。
ヘッドスピードに関係なく全体的にバランスの良いツアーADシャフトシリーズ
グラファイトデザインのツアーADシリーズシャフトは、どれをとっても全体的にバランスが良いと言えます。
また、BBなどそれぞれのシャフト型式には非力な女性から力のある男性ゴルファーまでをカバーする幅広い設定がなされており、型式だけを見て上級者かそうでないかを見分ける事は難しいのがツアーADと言えます。
カーボンシャフトメーカーとしてプロツアーNo.1の使用率を誇るグラファイトデザインですので、長年培った知識と情報を元に様々な特性のシャフトが発売されています。
もしBBシャフトが合わなくても、微妙に特徴の異なるシャフトが揃っていますので、同一メーカーの中でフィッティングしやすいのもグラファイトデザインの特徴です。
また、グラファイトデザインシャフトは日本でも製造されています。
国内メーカーとしての安心感もありますよね。
ただ、今後は国外工場で作られたシャフトも日本に入ってくる事もありそうですね。
ちなみにですが、現在、海外製造拠点としては北米から中国になっています。
海外、特に所得が増える事によってゴルフ人口が増えるとみられる東南アジア向けにグラファイトデザインのシャフトが多く発売されていくのでしょう。
日本人とアジア人の体格は似ているので、同じようなヘッドスピードのクラブバリエーションが取りやすそうですね。
ヘッドスピード50m/s以上でも振り切れるツアーAD_BB80シャフト
80グラム以上のツアーAD_BBのXシャフトなら、ヘッドスピードが50m/s以上ある様なハードヒッターでも使えるシャフトだと言えます。
BBシャフトはインパクトゾーンで適度なヘッドの戻りを感じれるシャフトです。
この事が、ボールがつかまる事になり、狙った所にボールを運びやすくなります。
また、これだけヘッドスピードがあれば、ドライバーで300ヤードを超えてきます。
そんな300ヤード先を安心して狙う事ができるのがこのシャフトです。
強く叩いても決して暴れる事のないヘッド、また振り遅れる事のないシャフトのしなり戻りがティーショットに安心感をもたらしてくれます。
構えた時に不安なく、安心して叩けるのがBBシャフトの良さです。
また、BBシャフトならインパクト時にボールの重みを感じる事ができます。
つまり球持ちが良いシャフトなので、感覚的に重く感じるのですが、これが上級者にとっては良い感覚と言えます。
ボールを弾く様な感覚だと、飛距離を出したい時にどうしても不安に感じてしまいます。
そういった安心感のあるシャフトがツアーAD_BBシャフトなのです。
青でクールなツアーAD_BBシャフト
カーボンシャフトの種類や色は実に様々な物がありますよね。
そのうちゴルファーがクラブを選ぶ際、色というのも重要な要素なのではないでしょうか。
そうした意味で、ツアーAD_BBシャフトの青い色はクールで格好良いと感じます。
落ち着いた青色ですので、構えた時の安心感もあるはずです。
色は好みが分かれる所なので、一概には言えませんが、BBシャフトは青と白のコントラストが素晴らしいと思います。
一見するとGTシリーズにも見えたりしますが、あちらの色よりは落ち着いた青色となっています。
注意しなければならないのが、最近ツアーADシャフトの偽物が出回っているという事です。
一見すると本物の様に見えるのですが、ゴルフシャフトは炭素繊維でできており、非常に難しい技術によって製造されているものです。
そのためデザインやカラーリングが同じでも、その実全然異なるものである可能性があるのです。
正規のBBシャフトを使用していれば得られるはずの感覚も偽物では難しいでしょう。
シャフトを購入する場合、安いからとネットショッピングに安易に手を出さず、信頼のあるショップに依頼する事をオススメします。
幅広いゴルファーに対応しているツアーAD_BBシャフト
ツアーAD_BBシャフトは上級者から初心者まで幅広いゴルファーに対応しています。
その事はラインナップとしてシャフト重量をみれば一目瞭然です。
50グラムから80グラム台と実に幅広い設定となっているからです。
これだけの幅があるシャフトは最近では珍しいのではないでしょうか。
生産と販売の効率を考えれば、もっと絞り込まれても良さそうに感じます。
他社メーカーのシャフトはレベルごとに絞り込まれている事が殆どです。
ただ、シャフトの粘りを体感したいのであれば、ぜひBBをオススメします。