折角のゴルフ、にも関わらずついてない雨。
ゴルフは雪を除いて天候に関係なくできるスポーツなので、雨の日でもプレーしますよね。
ただ、楽しみにしていたのにプレー日が雨の日だと気分もがっかりなのではないでしょうか。
雨の日はプレー中でも晴れの日とは違う気を遣わなければならない事も多いですよね。
特に雨の日のゴルフで気をつけたいのが、スイングする時にカッパの上着がかさばりミスショットしてしまう事です。
では、雨の日のゴルフで服装やプレーについて注意したい事を見ていきましょう。
ゴルフが雨の日だと朝から誰でもテンションが下がる
週末、楽しみにしていたゴルフが雨の日だと、テンションが下がってしまいますよね。
やっぱり、ゴルフは晴れの日に気持ち良くプレーしたいものです。
どんよりとした雲、そして雨だと大好きなゴルフであっても楽しさ半減です。
ショットし終わって、移動するごとに傘をさして、しまっての繰り返しです。
正直面倒くさいですよね。
面倒くさいのだけれども、グリップが濡れない様気を遣ってプレーする必要があります。
グリップが濡れてしまうと、すべってミスショットしやすくなってしまうからです。
もしかしたら、雨の日のゴルフが楽しめないのは、この動作があるからと言えるのではないでしょうか。
服装もカッパを着てのプレーとなるので、ゴルフウェアでおしゃれを楽しみたいゴルファーにとってみれば、恨みの雨となるのに違いありません。
最近はおしゃれなゴルフウェアが増えたので、こうした雨の日にはその効果を生かす事が全くできません。
こうなると、全ての面においてテンションが下がる雨の日ゴルフですね。
ゴルフスイングは雨の日の服装でミスショットしやすくなる
ゴルフスイングは特に雨の日ほどミスショットしやすくなります。
その理由としては、まず服装です。
カッパの上着を着ると、バックスイングがしにくくなります。
最近のカッパは高機能化されており、着ていてもスイングを邪魔しない様な設計になってはいます。
しかし、それでもカッパを着ているとスイング中気になるものです。
ゴルフスイングはものすごく細かい感性とタイミングが必要になります。
わずかな引っ掛かりや、感覚の違いが大きく結果を異ならせます。
特に、服装による感覚の違いは大きく結果に影響をもたらすと言えるでしょう。
カッパを着ている事自体が気になって、ミスショットしやすくなるのです。
カッパはできるだけ薄い素材で、おなか周りがスリム化されており、かつ雨をしっかりはじく物が良いのは間違いありません。
晴れの日の服装も大切ですが、こうした雨の日に着る服装についてもしっかりとリサーチしましょう。
ただ、高機能カッパはその分価格も高いので、予算を見ながら購入する必要がありそうです。
夏の雨の日ゴルフ、気をつけたい服装について
夏場は急な夕立など、ゴルフをプレー中に天候が急変することもしばしばありますよね。
そこで、特に夏場の雨の日に注意したい点について考えてみましょう。
夏は気温が高く、夕立後には気温と湿度が一気に上がります。
雨が上がった後、芝の上は蒸し風呂状態となる事もあります。
こうした場合、服装には特に注意が必要です。
雨が降っている時はカッパを着たりすると思うのですが、雨が上がった後、カッパを脱いでも湿度の上昇により、湿気がまとわりつく様な感覚になるからです。
すると、発汗による体温の調整がうまくいかず、熱中症になる危険が出てきます。
今時は、サッカーや野球、テニスなど屋外で激しいプレーをするスポーツには熱中症指数計WBGTの数値を計測する事は当たり前になりましたが、ゴルフをプレーする時にはそんな物がない事が殆どですよね。
WBGTを個人的に持っている人もいるでしょうか、そんなゴルファーは稀です。
また、日中ビールを飲みながらプレーする方も多く、飲酒による脱水状態がさらに危険度をアップさせます。
こうした事から、夏場のゴルフ、特に夕立などの後はカッパを脱ぎ、服装も汗が乾きやすい高機能な物を選ぶ事が大切でしょう。
ゴルフウェアも進化、雨の日を想定した高機能素材を使用した服装がある
昔のゴルフ時の服装と言えば、ポロシャツにスラックスでした。
ポロシャツも綿素材がメインで、汗や雨の水分を含むとジトーっとした嫌な感覚になる物しかありませんでした。
しかし、今時のゴルフウェアはかなり進化しており、汗をかいてもサラッとした肌感覚で、汗の乾燥するスピードも早くなりました。
また、こうした素材の物は雨の日にも強く、夏場や気温が高めのシーズンなら、カッパを着なくてもあまり気にならない様にもなりました。
カッパを着るとどうしてもスイングに影響が出るので、カッパを着なくても良いウェアというのは本当に助かります。
プロも多少の雨ならカッパの上着を着ない選手も多く、カッパのズボンと傘だけでラウンドする光景が殆どになりました。
ゴルフアパレルメーカーも繊維メーカーと共同開発するケースも増え、ゴルフギアだけでなくウェアも日々進化してきています。
汗などの内側からの水分は早く乾燥させ、雨などの外側の水分は内側に通しにくい素材と言うのもどんどん開発されています。
屋外で行うスポーツも快適に行える時代になりました。
雨の日のゴルフで気をつけたい服装以外の事
雨の日のゴルフで最も気をつけたい事はグリップが濡れる事です。
当然、グリップはラバー製ですので濡れると滑ります。
グリップが濡れると、スイング中特にインパクトでグリップがズレやすくなるので注意が必要です。
雨の日にグリップが濡れる事は避ける事ができないので、スイングをする前にタオルでグリップを拭いてからスイングする様にしたいものです。
また、服装もカッパが邪魔をしない様にする必要があります。
濡れたグリップにカッパがスイングを邪魔をすると、まず良いショットは打てません。
雨の日は普段とは違う気を遣わなければならないので、その分なかなか良いスコアで回るのは難しいと言えます。
また、雨の日はフェアウェイも濡れてランが出ません。
その分飛距離も出ない為、セカンド以降持つ番手が大きくなりがちです。
さらにグリーンも重くなり、転がりが悪くなります。
雨の日のゴルフは本当に難しいですよね。
雨の日ゴルフを楽しむには、気持ちの切り替えが必要!
雨の日のゴルフは難しいです。
気持ちも乗らず、服装もおしゃれができません。
できる事ならキャンセルしたいと思うゴルファーも多いでしょうが、同伴競技者がいるスポーツですので、なかなかそういう訳にもいかないものです。
そうした雨の日のゴルフに当たってしまった時は、気持ちの切り替えが必要です。
雨の日はつまらないとか、どうせやってもといった気持ちのままでは上手くいくはずがありません。
折角時間とお金を使って遊ぶのですから、気持ちをしっかりと割り切って楽しみたいものです。
何でもそうなのですが、気持ちの持ち方次第でいくらでも変える事ができます。
雨の日のゴルフもそれはそれとして割り切って楽しめる様になりましょう。
また、雨の日は傘やグリップを拭く行為など、普段のプレーとは違った所で気を遣う必要がある分、同伴競技者への気遣いがおろそかになる恐れもあります。
何かと面倒な事の多い雨の日ゴルフですが、同伴競技者への気遣いは普段の時と変わらず必要となるので注意が必要です。
雨の日のゴルフは高機能な服装を着ると良い
雨の日のゴルフは気分も乗らず、ゴルフも難しくなり楽しいとは言えないかもしれません。
できる事なら気を遣う部分を少しでも減らしたいものです。
服装に気を遣う事を減らし、その他への気遣いに回せるのなら、高機能な服装を選ぶと良いでしょう。
最近、ゴルフウェアはかなり進化しており、水分の調整機能がすばらしい物が多くなってきています。
どちらかと言うとデザイン重視だと思いますが、こうした機能についてもみる事で、雨の日のゴルフを変える事ができるかもしれません。