自宅でたっぷり練習できるダイヤアプローチ練習器具TR445

最終更新日:2018/03/14

ゴルフでスコアに直結するのはショートゲームです。

アプローチで確実にピンに寄せられるようになれば、シングルゴルファーも決して夢ではありません。

しかし練習場へ毎日足を運ぶのは大変だと言うゴルファーも多くいるでしょう。

そんな人たちのために、自宅で思う存分アプローチの練習ができる、ダイヤのアプローチ練習器具TR445があります。

ダイヤのアプローチ練習器具TR445とは

ダイヤのアプローチ練習器具TR445は、自宅でショートアプローチの練習をする人のための練習器具です。

ターゲットとなる的とボールを受け止めるネットがセットになっているので、自宅でも近所迷惑になること、物を壊すことを気にせずにショートアプローチの練習をすることができます。

パターマットと組み合わせて使うと、ホールカップ部分がボール受けネットの穴の下に来るように差し込めるので、打ったボールはパターマットのホールカップに落ち、手元に戻ってくるため、効率的な練習ができます。

パターマットを使用しない場合は、本体がぐらついたりして安定しないので、底面にあるポケットに雑誌等を数冊入れて、重り代わりにして安定させるのがオススメです。

狭い部屋だからそんなもの置けないと思うかもしれませんが、高さ1200mm、幅600mm、奥行き420mmとコンパクトな作りになっています。

また使わない時も邪魔にならないように折りたたんでコンパクトに収納できるようになっています。

作りが複雑ではないので、組み立て方も簡単になっています。

ダイヤのアプローチ練習器具TR445の練習法

実はダイヤのアプローチ練習器具TR445には、組み立て方法のマニュアルは付属していますが、その練習法についてのマニュアルは存在しません。

と言うのも、練習法は練習目的などによって変わってくるからでしょう。

しかしせっかく購入したのに、使い方が分からずに箪笥の肥やしにしてしまうのはもったいないので、ここで基本的な練習法を紹介します。

まずは自分の立ち位置と練習器具までの距離を調整します。

この練習器具には的が付いているのですが、距離感を養う練習の時はこの的をターゲットにはしません。

練習器具の受けのネットに落とす練習をしてください。

ですから自分の立ち位置と受けのネットまでの距離を調整するのです。

得意としたい距離は3~5mだと思いますが、いきなりそこまで離れた距離を部屋で打つのは、よほどアプローチに自信がない限りかなりの勇気が必要になります。

ですから最初は1.5mくらいの距離から練習を始めると良いでしょう。

その距離でミスショットをしない自信がついてから、少しずつ距離を伸ばしてください。

ダイヤのアプローチ練習器具TR445でランニングアプローチも練習できる

ランニングアプローチは転がすアプローチですので、自宅での練習は無理だと思っていませんか?

しかしダイヤのアプローチ練習器具TR445を上手く使えば、自宅でもランニングアプローチの練習ができます。

ランニングアプローチにおけるキャリーとランの比率は、PWを使った際で、キャリー4m、ラン4mの比率1:1で距離は8mになります。

この比率を基本として練習をします。

ピンまで残り8mならPWを使って4m先に落とせば良いのです。

アイアンを使ってのランニングアプローチも4mキャリーさせることを基本とし、ランの比率を考え運ぶ距離が分かります。

故に、いろいろなクラブを確実に4m先に落とす練習すれば、8~25mのランニングアプローチを打ち分ける練習ができるのです。

練習法は先に話した方法と同様で、受けのネットから4m先に立ち、受けネットにボールを運べば良いのです。

4mをマスターしたら、落としどころを3mや5mと変えて応用していけば、ランニングアプローチをさらに細かく打ち分けられるようになれます。

付属でついている的の使い方

ダイヤのアプローチ練習器具TR445には、付属で的が付いています。

先に紹介した練習法の2つは的を使わずに、受けのネットを使用しました。

ではその的はどういった練習で使ったら良いのでしょうか。

実は自宅での練習で的を使った練習が効果的なのは、ゴルフ初心者か上級者の両極端になります。

ゴルフ初心者の場合は、距離感を養うこと以前にボールを芯で捕える練習の方が大事です。

ですから的を狙って繰り返し打ち込むことで、ボールを芯で捕える感覚を養えます。

また同じ高さにボールを上げる練習もできるので、安定したアプローチを打つ練習にもなります。

また、ゴルフ上級者の場合は、どのくらいの立ち位置で、どのくらいの高さを上げるアプローチをすれば、どのくらい距離が出ると言うのを知っています。

だから自分の立ち位置から的を狙うことで、どのくらい先のアプローチの練習になると言うのを考えて練習ができるのです。

しっかりと的に当てることで、上げるアプローチで狙った距離を打つ練習になります。

これは、すでに確実な距離感を持っている上級者だからこそできる練習方法です。

ダイヤのアプローチ練習器具TR445を置くスペースもない人

ダイヤのアプローチ練習器具TR445がコンパクトな練習器具だと言っても、それを置くスペースも厳しいと言う人もいるでしょう。

そんな人はパターマットだけでもアプローチの練習はできます。

それは1ヤードのアプローチ練習です。

クラブは、ピッチエンドランに向いたPWから始めてください。

アプローチの精度が上がってきたら、AWなどクラブを変えていくのもスキルアップに良いでしょう。

まずカップから50cmくらい手前に目印をつけてください。

ボールが当たっても妨げにならないように、ガムテープなどを小さく切って貼ると良いです。

そこから1ヤード手前にボールをセットします。

後は目印にボールが落ちるように狙って、ひたすら打つ練習をすれば良いだけです。

1ヤードは短いですし、簡単なように思えるかもしれませんが、意外と短い距離のアプローチの方が難易度は高いです。

打ち方はコックを使わずにパターのように肩だけを動かすようにしてください。

スイングリズムや振り幅を調整しながら、目印にボールを上手く運べたら、同じリズムと振り幅で1ヤードを再現できるよう反復練習してください。

ダイヤが出している他のアプローチ練習器具

ダイヤはアプローチ練習器具TR445以外にもアプローチ練習器具を出しています。

その中でもオススメなのが「アプローチ名人ゴルフ練習器具TR410」です。

アプローチ練習器具TR445と同じ的での練習もできるのですが、ショット別練習ターゲットもあります。

ロブショット、ピッチングアプローチ、チップショット、ランニングアプローチとターゲットとなる受けがアプローチの種類によってあります。

4種類のアプローチを、的を狙い楽しみながら身につけることができます。

またパターマットを併用しなくても、ボールが戻ってくる滑り台みたいなシートが付いていますので、打ったボールが自分のところへ戻ってきて効率良く練習することができます。

またこの練習器具も使用しない時は、コンパクトに畳むことができるので、邪魔になりません。

使用時のサイズもアプローチ練習器具TR445と同じでコンパクトです。

また「ベタピンアプローチ」と言う練習器具もあります。

受けネットが付いた的だけの練習器具で、そのコンパクトさでどこでもすぐにアプローチの練習ができる画期的な練習器具です。

サイズは横430mm、縦370㎜です。

ただコンパクトな分、的を大きく外してしまうような初心者は危ないので使わない方が良いでしょう。

毎日練習するためにできることをしよう

時間がない、場所がないは理由になりません。

ゴルフに限らず、すべてのスポーツにおいて、絶対に上達するには毎日練習することが一番確実な方法です。

もちろん練習場へ足を運び練習するのが一番良いのですが、練習器具の良いところは、いつでも手軽に長く使えることです。

毎日1分でも5分でも練習するための方法はいくらでもあるので、ゴルフ上達したいのであれば、それを見つけ出してみませんか。