ゴルフが上手くなりたい、スコアアップを目指したいと思うのであれば、練習こそが大事です。
でもゴルフのことばかりを考えていられないので、効率よく練習の効果が現れるように、便利なグッズを利用したいものです。
そこで今回は練習や実践に活用できる便利なグッズの数々をを紹介します。
スコアアップを目指す練習用のゴルフグッズと言えばスポンジボール
ゴルフが上手くなるためには何をすべきでしょうか?
その答えは練習です。
「ただボール打つだけでは上手くならない」と言ったことを聞くことはありますが、練習しない人ほど効率の良い練習法を求めたがります。
まずは道具に慣れることが大事です。
そのためには四六時中、クラブを握ってボールを打つことです。
目を閉じてクラブを握っても、何番アイアンなのかを瞬時に分かるくらい、クラブに慣れることが大切です。
それは練習も同じで、最初はとにかくボールを打つことです。
自分で目標数を決めて、とにかく毎日打てば必ず上手くなります。
ただし、毎日練習場でボールを打っていたら、お金のほうが続きません。
そこで自宅で練習ができるように、屋内練習用グッズとしてスポンジゴルフボールを購入しましょう。
1パック10個で通常のボール1個分くらいの値段なので、2パック20個もあれば練習に支障はないはずです。
あとは暇さえあればボールを打ち続け、1万球くらいに達したら、自然に芯でボールを捉えることができているはずです。
ちなみに1日200球を毎日打てば、わずか50日でスコアアップが可能になります。
屋外用ゴルフグッズのアプローチ用ネットでスコアアップ!
自宅での練習スペースが屋外にもあるようなら、アプローチ用のネットはスコアアップに直結するゴルフのグッズです。
直径80センチ程度のリングに網がついていて、アプローチショットで中に入れるための練習用グッズです。
室内練習場でも活用されていますが、自宅であればボール代がかからないので、目いっぱい練習することができます。
アプローチ用ネットを購入するときは、一緒にロストボールも50球くらい買いましょう。
1度も外すことなく50球すべてが入ったら終了、外れたら1球目からやり直しという練習法です。
もちろん最初は入れるだけでも大変なので、入れる数ではなくボールの数で練習しないとエンドレスになってしまう可能性大です。
練習のコツは、ロブショットではなく、的に当てるような低い球筋で入れることです。
これを身につければ、グリーン周りのリカバリーで直接カップインを狙えて、スコアアップが可能になるはずです。
自宅で高度な練習グッズを使ってゴルフのスコアアップを!
自宅で練習ができるのであれば、自分でゴルフの練習用グッズを作ってみてはいかがでしょう。
作ると言ってもホームセンターで木板を切ってもらうだけです。
通常大きな板のサイズは、3×6板(サブロクバン)です。
3尺(91センチ)×6尺(182センチ)の板を半分に切ってもらい、2枚の板をボルトで固定します。
足を乗せる台なのでコンパネ(安価な合成材)で十分ですが、室内で使うのであれば表面にパンチカーペットを張るとトゲを気にしなくて済みます。
このコンパネ台は傾斜を作るためです。
ゴルフ場では、ティーグラウンド以外の足場は、フェアウェイであっても傾斜しているほうが多いはずです。
つまりわずかな傾斜を作って、その上でのスイングになれるためのものなのです。
極端な傾斜は必要ありません。
雑誌1冊を左端に挟むと左上がり、右端に挟むと左下がり、前側に挟むと前上がり、後側に挟むと前下がりです。
実際にクラブを振って、軸を意識した姿勢やスイングの幅などをチェックします。
もしもボールを打てるようなら、スポンジボールを使ってボールの位置を確かめることもできます。
実践に則した練習グッズで、ゴルフのスコアアップが近づくこと間違いなしです。
確実にスコアアップに繋がるゴルフグッズとは
ゴルフのスコアアップで役立ちNo.1とも言えるのは、プラスチックの半円形グッズです。多くのプロも愛用しているもので、しかも実践で使えるありがたいグッズです。
それはボールにラインを引くための便利グッズ。
一般的には「ボールラインマーカーカップ」といった名称で販売されていますが、ボールにかぶせて切り込みの入った隙間に油性ペンでラインを引くだけのものです。
これはパッティングの方向性を確認するときに便利な線となります。
ターゲットに向けて線を合わせて、その線の延長線を元に両足のつま先を合わせることができます。
またドライバーのティーショットでも、同じようなライン出しができるので、ターゲットを決めるだけで方向に迷う心配はなくなります。
ちなみにゴルフ規則では、ボールに書いてある線は違反ではありません。
またプレー中に消えてしまうこともあるので、速乾性の油性ペンとラインマーカーカップは、常にキャディバッグに入れておくとよいでしょう。
悪天候のゴルフでもスコアアップが期待できるグッズ
ちょっとイレギュラーなスコアアップグッズですが、悪天候用のグローブがあります。
雨の日のゴルフは誰でも嫌なものですが、予約した以上我慢してでもプレーをするのも、ゴルファーとしての責任と諦めるしかありません。
昔は皮製のグローブが主流で、濡れると滑るし翌日には硬い塊になって異臭を放っていたものです。
そんなこともあり、雨の日はグローブなしでプレーをしていました。
ところが合皮製のグローブができて、雨の日でもグローブを使えるようになります。
でもさすがに滑らないとまではいきませんでした。
今ではさらに技術が進歩して、シリコンを表面に貼ったグローブができています。
濡れてもすべることはなくなり、雨だけではなく、暑い夏の日の汗などでもすべることはありません。
また両手に嵌めるとさらに滑らずに使えるため、雨に日のゴルフが楽しくなるという優れものです。
変り種では冬用グローブと言うものも市販されています。
材質に吸水性があって、手汗などで体温よりも3度暖かく感じるグローブです。
防水防風対策も備わっているので、寒い日のゴルフの楽しむことができます。
今後のゴルフ界でスコアアップグッズNo.1になるものとは?
昔はキャディつきゴルフが当たり前で、ノーキャディといえば手引きカートでラウンドしたものです。
でも現在はセルフコースが主流となり、その多くは乗用カートでプレーを楽しむことができるようになりました。
そんな乗用カートについて功罪はありますが、プレーの迅速化という点では、時代に合ったものと言えます。
ただキャディというコースガイドがいないため、ティーショット後の残り距離が判らないことがあります。
そんな要望に応えるように、ゴルフ規則では、2006年から計測機を用いて距離を測ることを認めています。
ただし「ローカルルールズで」という一文が入っているため、保守的なゴルフ場では今でも使えないところがあります。
2019年からのルール改正によって計測器の使用ができるようになります。
今後は「キャディバッグに計測器」というのは、普通のことになるかもしれません。
今後のスコアアップの便利グッズと言えば、間違いなく最初に挙がるのは計測用のスコープということになるのではないでしょうか。
スコアアップのゴルフグッズを集めるより練習が大事!
続々と便利なゴルフグッズができていますが、それを利用してもさっぱりスコアアップに繋がっていないというゴルファーの嘆きを聞きます。
どんなに良いものを持っても、練習して使いこなさないと、効果は現れてきません。
1に練習、2にも練習……、その先にきっと目標とするスコアがあるはずです。