ボール1ダース必須?初ラウンドで何個無くすかはコース次第

最終更新日:2017/07/29

ゴルフを経験している人なら当たり前のようなことでも、ゴルフ初心者で右も左も分からない人は、何においてもハテナばかりです。

ゴルフボールは1ダースも必要なの?
何個もあってどう使い分けるの?

そもそもゴルフボールは自分で準備しなければならないの?

今からゴルフを始める人、ゴルフを始めたばかりの人の疑問に答えます!

ゴルフボールの1ダースとは何個?

ゴルフをしたことがない人や始めたばかりの人だと、ゴルフボール1ダースと言われても、何個入っているのか分からないかもしれません。

しかしゴルフだからと特別な数え方や単位は使いません。
一般的に言われている「ダース」と同じです。

飲み物や食べ物などをダースで購入すると言われると「12個」ですよね。
それと同じでゴルフボールの1ダースも12個の組を表しています。

なんだか拍子抜けさせられた感じですよね。

ゴルフには専門用語がたくさんあるイメージが強いので、聞きなれた言葉を聞いても、違う意味かもしれないと考えてしまうかもしれません。

しかしゴルフボールの1ダースは他の数え方と同じなのです。

しかし一般的に使うダースと同じ数える単位と別に、ゴルフならではのゴルフボールの単位があります。

それが「スリーブ」です。
スリーブを訳すと「袖とか衣服の腕の部分・袖がないものはスリーブという意味」です。
果たしてゴルフボールの単位でスリーブとは何でしょうか。

ゴルフボールの1スリーブとは何個?

ゴルフショップへゴルフボールを買いに行くと、”1スリーブ”もしくは”1ダース”単位での購入になります。

ところで1スリーブとは一体何個のことを言っているのでしょうか。

ずばり1スリーブは3個入りです。
残念ながら、基本的にゴルフボールは1個ずつ購入することはできません。
新品のボールであれば、3個単位からでしか購入できないのです。

でも新品ではなく中古のロストボールであれば、お店によってですが1個からでも購入できます。

なぜ1スリーブが3個なのかと言うのには様々な諸説がありますが、その中の1つを紹介します。

3個入りの1スリーブで販売し始めたのは、日本向け使用だったということです。
海外から輸入する場合は、貿易上の単位として1ダースでなければいけませんでした。

昔はボールを識別するための番号は1~4までしかなかったので、同じ番号のボールは3個ずつになり、1スリーブが3個になったのです。

新発売であったり、使ったことのないボールなどを試しに使ってみるときは1スリーブくらいの単位が丁度良いですよね。
1個ではすぐに失くしてしまう可能性があるし、1ダースだとお試しにしては量が多すぎます。

ゴルフボールは練習場では借り、ラウンドでは買うもの

ラウンドへ行く前に準備をするものの1つとしてゴルフボールがあります。

打ちっぱなし練習場へ行くと、プリペイドカードなどの貸しボールで練習をします。

そこでラウンドも同じ感覚で行ってしまいがちですが、コースでは自分で購入したボールを使用しなければいけません。

ゴルフボールは安い物ではないのですが、初心者だとOBや池ポチャなどで失くしてしまう可能性があるので、多めに準備しておいた方が良いでしょう。

具体的に何個くらいと言うのはないですが、手持ちのボールが無くなってしまったらプレー続行ができなくなってしまいますし、ゴルフ場で買うとなると少々値段が張ってしまいます。

そこで最初からピカピカの新品ボールを1ダースも2ダースも買うのではなく、もっと安く済ませられる方法もあります。

それは「ロストボール」です。

ゴルフ場で回収されたボールを業者がきれいに洗って、袋売りにしています。
ロゴが薄れていたり、ラインが引かれていたりしますが、十分使えます。

安いものだと数十球入って1000円しないものもあるので、最初は何個失くすか分からないので、それで十分でしょう。

初ラウンドに何個ボールが必要?1ダースで十分?

ウキウキ、ドキドキの初ラウンド。

雑誌やネットで調べて準備万端!と言いたいところですが、準備するものとして「クラブ・グローブ・帽子・ウェア・ゴルフシューズ・ティー・ボール」と書かれているだけです。

それでは一体何個ゴルフボールを準備すれば良いのでしょうか?

実は初心者ゴルファーに限らず、1ラウンドでボールを1つも失くさないというのは珍しいです。
ほとんどのラウンドで少なくとも1個は失くします。

ゴルフ場には、OBや池、深いラフや林などボールを失くす場所がたくさんあるからです。ですからショットが安定しない初心者の場合は、必ずボールは失くすものと考えた方が良いでしょう。

そこで準備しておけば安心できるボールの数なのですが、1ダース=12個で十分と考えているかもしれませんが、実は20個は必要です。

1ダースを超えるのは多すぎのように感じるかもしれませんが、仮にホール毎にボールを失くしたとしたら、18個のボールを失くすことになります。
これだけで既に1ダース超えです。
下手すると1ホールでそれ以上失くす可能性もゼロではありません。

20個あれば安心ですが、25個持っていれば更に安心でしょう。

そう考えると最初はロストボールで十分と言う考えにたどり着くのです。

ロストボールから新品1ダースへランクアップするタイミング

ゴルフボールを新品で買うと1スリーブで1,000~1,500円くらいします。
と言うことは、1ダースで4,000~6,000円と言うことになります。

先に話したように、初心者が20個ボールを準備すると、最低でも7,000~8,000円は掛かるという計算になります。

しかしロストボールであれば、1個100円程度で販売されているので、20個揃えても2,000円になります。
このくらいのお値段であれば何個でも掛かって来い!と思い切り振り切れるのではないですか?

でもロストボールの利点は安いと言うことだけであって、性能にはそれなりの問題があります。

なぜならロストボールのほとんどは土に埋まったり、池に沈んだりした状態で長時間放置されていた物だからです。
ですからゴルフボールは水分を吸収し、飛距離やスピン性能、直進性などに影響を及ぼします。

ドライバーであれば飛距離が安定しなくても大きな問題にはなりませんが、アイアンショットで飛距離やスピン性能、直進性に影響があるとスコアはまとまるはずがありません。
そういったことからロストボール卒業のタイミングは、9ホールでボールを2個ボールを失くすか失くさないかくらいになった時と考えると良いでしょう。

新品ボールを安く買うテクニック

現在一番人気のゴルフボールは、タイトリストproV1やproV1xです。

これらを新品で購入すると1個500~700円くらいします。
となると、1ダースで6,000~8,400円になります。

ボールを失くす数が減ったと言っても、このようなブランドボールを毎回のラウンドで使っているとお金がいくらあっても足りません。

でも安心してください!
新品のブランドボールを安くで買うテクニックがあるのです!

昔はゴルフショップに足を運んで購入するしかなかったのですが、現在はインターネットでクリック1回で家にいながら購入することができます。
またネットショップだとまとめ買いすると安く購入することができます。
数ダースまとめ買いすると多少安い金額で買えるのです。

と言っても何個も購入できるほど安くはなりません。
そこで探すのが、旧モデルのゴルフボールです。
型落ちと言うだけで少なくとも定価の半額くらいまでは値段が下がっています。

もちろん最新モデルは、改良されているのでより良いかもしれません。
しかし旧モデルだからと言って性能が極端に悪いわけではなく、最新モデルよりは劣ると言う程度です。
より安いボールをゲットするためにネットサーフィンをしてみましょう!

分からないことは何でも聞くのが上達のカギ!

ゴルフと言うスポーツは他のスポーツと違う独特な言葉や単位があります。

何だろう、何でだろうと考えるだけで解決しないとラウンド時に困ったり、迷惑を掛けたりしてしまいます。

ゴルフ歴数十年の人であっても、初心者の頃は同じ疑問を持っていたはずです。

知らないことを恥ずかしがらずに、疑問に思ったら何でも質問したり、調べたりして解決していくようにしましょう。