プロにも人気のつるやゴルフのドライバーの試打の評価とは?

最終更新日:2017/06/14

日本ゴルフブランドでは、ゼクシオやミズノ、ホンマなどが頭に浮かびます。
でも「つるやゴルフ」がすぐに頭に浮かんでくるゴルファーは少ないかもしれません。

つるやゴルフのイメージと言えば、ゴルフショップではないですか?
しかし実はツアープロが使用するなど、オリジナルブランドのドライバーやアイアンなどクラブとしての評価が高いのです。

そこで今回はドライバーに注目して、実際に使用している人や試打した人の評価を見ていきましょう!

つるやゴルフって

「つるやゴルフ」と聞くと「ゴルフショップ」と考える人がほとんどなのではないでしょうか。
しかしつるやゴルフはショップだけでなくゴルフに関する様々なことに関わっています。
兵庫県に「つるやゴルフカントリークラブ」があり、全国に6箇所のゴルフ練習場、全国に4箇所のゴルフスクールがあります。
リシャフトや修理なども行い、彦根にゴルフ工場まであります。
そしてつるやゴルフオリジナルブランドのクラブも取り扱っているのです。

もちろん大手に比べ選択肢は少ないものの、

「すべてのゴルファーに本物だけを届けたい」

と言う開発理念のもと、ゴルフクラブの理想を追求したものになっています。

より遠くへ、より正確にと言う全てのゴルファーの願いに応えるべく作られたのが、つるやゴルフのオリジナルブランドなのです。

飛びや正確性を売りにしたドライバーは数多く売られていますが、果たしてつるやゴルフのドライバーはどうなのか、試打などで実際使ったことがある人たちの感想はいったいどうなのでしょうか。

つるやゴルフのアクセルZX HMドライバー

つるやゴルフのクラブの特徴は、独自の理論から開発されていることです。

まずアクセルZX HMドライバーは、「コアエナジー理論」と言う芯についての理論から始まっています。

一般的に言われている芯とは、ヘッド単体の重心からフェース面に垂直投影した点です。しかしつるやゴルフは、ヘッドやシャフト、グリップを単体の性能だけでなく、クラブとなった時の重量バランスにもとづいて精密に設計したのです。

コアエナジー理論によって、クラブ全体の芯をフェース中央に設計することができ、エネルギーロスが少なくなるので飛距離が伸びると言うことです。

もう1つは、「デュアルインパクト理論」です。

従来のクラブはインパクトの衝撃で、ヘッドが変形を繰り返しエネルギーロスを起こしていましたが、デュアルインパクト搭載のアクセルZXは余分なヘッドの変形を抑えエネルギーを効率よくボールに伝えるのです。

また最近はスタンダードになりつつある、ロフト角を最大2度調整することが可能になっています。

この特徴を踏まえた上で試打感想を見ていきましょう。

つるやゴルフのアクセルZX HMドライバーの試打感想

試打スペックは、つるやゴルフアクセルZX HMドライバー。
ロフト9.5度、クラブの長さ46インチ、シャフトはスピーダー、フレックスS、キックポイントは先中調子、クラブ総重量289gです。

打感はしっかりとした印象を受けます。
打音はやや高めですが、おとなしめなので、気持ちよく振ることができます。

ボールの上がりやすさはイマイチなようです。

難しいイメージはないのですが、最近は高弾道系のドライバーが多いので、それらと比べるとしっかりめのタイプと言って良いでしょう。

もちろんある程度高く打つこともできますが、ヒッター向けのドライバーです。

多少の打点のブレにも対応してくれるので、安定性は高いです。
そして球筋もブレにくいです。

ボール初速は速いので、強く長く伸びる球が打てます。

しかし操作性には欠けているので、自然に振りたいドライバーです。

つるやゴルフのゴールデンプリックス X9ドライバー

ゴールデンプリックスX9ドライバーは、つるやゴルフの中でも高級ブランドと言われています。

アクセルZXドライバー同様「コアエナジー理論」を元に作られています。
反発力はフェース周辺にいくほど低下するのですが、パワーチャンネルを設置することで、ソール側での反発力を高く維持することを可能にしています。

このパワーチャンネルによって、安定した初速を生み出しています。

従来モデルのドライバーよりもバックフェース部を低くすることで、低重心化を実現。
そのおかげでバックスピン量が減少し、飛距離性能がアップするという、飛距離に悩むゴルファーには注目の性能です。

Weight Adjustable Technology(W.A.T)でウェイトを交換する事で、重心位置とヘッド重量の調整が可能になっています。
この調整機能が、適正なスピン量を実現しているのです。

またアクセルZXよりも更に2度多い最大4度までロフト角が変更できます。
その日の状況、自身のスイング等いろいろな場面で調整が自在にできるのです。

この特徴を踏まえた上で試打感想を見ていきましょう。

つるやゴルフのゴールデンプリックス X9ライバーの試打感想

試打スペックは、つるやゴルフのゴールデンプリックスX9ドライバー。
ロフト9.5度、クラブの長さ45.5インチ、シャフトはモトーレスピーダー、フレックスS、クラブ総重量313gです。

打感はソフトな感じですが、ボールの重さを感じることができます。
またフェースがたわむ感じが伝わってきます。

打音は、少し高めで軽い感じの音です。

ボールの上がりやすさはそれほどではなく、高弾道をイメージしているゴルファーは不満を感じるかもしれません。
しっかりしている感じで、中弾道系だと考えると良いでしょう。

しかしロフト調整機能が付いているので、ロフトを調整して打ち出しを高くすることはできます。

安定性は一般的と言って良いくらいで、優れた直進性や曲がりにくい感じは受けません。
飛距離性能は非常に高く、飛距離で悩んでいるならぜひ試すべき1本です。

操作性は、左右に曲げるのも難しくなく普通の印象を受けました。

つるやゴルフのドライバーの中では、ハイテク機能が搭載されて、独自の最新技術を盛り込んでいる感じが強いです。

好き嫌いがはっきりと分かれるクラブでしょう。

飽きるほどに試打比べ

つるやゴルフのドライバーには数種類あります。

試打したからと言って購入しなければいけないことはありません。
ふらりとゴルフショップに立ち寄ったついででも良いですし、このクラブを試打してみたい!と言う目的を持ってでも良いので、嫌になるくらい試打するべきなのです。

その時の調子、天気などに寄って試打の感想は変わってきます。

口コミや人に試打感想、好きなゴルファーが使っているからなどで安易に購入するのは避けるようにしてください。

何度もお店に足を運び、同じメーカーやブランドばかりでなく、お店に置いてあるクラブを全部試打するくらいの気持ちでも良いくらいです。
自分のマイクラブを持参してもいいでしょう。

自分に合う1本を見つけることは相当労力の要ることです。

ゴルフクラブはドライバーでもアイアンでも決して安い買い物ではありません。
そしてクラブ1つでゴルフの調子、スコアは大きく変化します。
試打しながら、お店の人といろいろと話し、ネットでは得られない情報までしっかりとゲットしましょう!

自分のスイングでの悩みをしっかり見つめよう

つるやゴルフにも試打室があります。
専門のスタッフが待機していてスイング診断をしてくれます。

もちろんつるやゴルフのオリジナルブランドのクラブだけでなく、それ以外のメーカーのクラブも置いてあるので、スタッフに相談していろいろと試打してみましょう。

その際に、自分が現在どんなスイングで悩んでいるかを話せるように、まとめておくとよいでしょう。