初心者ゴルファーにとって、周りのことって結構気になりますよね。
周りが上級者ばかりであると、なおさら比較材料がないので、他の初心者のスコアやラウンドの内容、悩みなどを共有したくなります。
ここで初心者の平均スコアや悩みなどを知って、あなた自身と照らし合わせましょう。
自信に繋がったり、課題が見つかったりと気づきがたくさんあるはずです。
コースデビューした初心者ゴルファーの平均スコアは
初心者ゴルファーの初ラウンドでの平均スコア。
ラウンド経験済みであっても、未経験であっても気になりますよね。
ざっくり言いますと、良い人で120~130、悪い人で140~150というのが平均です。
1発目で100切りをしたのが0.58%と0%でないところを見ると、奇跡的な天才もいるようです。
相当練習を重ねてからのデビューだったのでしょうか。
また200以上というのも1.74%といるようですが、200以上叩くのは、ちょっとマナー違反にも成りかねないので(スロープレー)、もう少し練習をしてからラウンドデビューを果たすべきだったのではないでしょうか。
初心者ゴルファーたちのコースデビューの感想は、ワクワクと楽しんだ人もいれば、周りに迷惑をかけないようにと緊張したといった意見が多いです。
中には、コースが綺麗で感動したといった人もいます。
コースデビューを控えてる人が知っておくことは、スコアを気にするよりも、ゴルフ場や他人に迷惑をかけないように、マナーに気をつけるということです。
打数が増える分、他の人より遅くなるのは仕方がありません。
そこをどう補ってプレーファーストにできるかを事前にしっかりと勉強しておきましょう。
初心者ゴルファーから半年の平均スコアは
まだまだ初心者ゴルファーの枠に十分入るゴルフ歴半年の人の平均スコアも気になりますよね。
その平均スコアは110~120です。
これくらいのレベルであると成長が著しいです。
ゴルフがより楽しくなる時期でもありますし、何よりラウンド経験を重ねることで、初めての頃よりも落ち着いてプレーできることが要因ではないでしょうか。
そしてこのくらいになると、ワクワクとか緊張とかを通り越して技術的な悩みが出てくるのです。
ゴルフ歴半年程度の初心者ゴルファーの代表的な悩みと言ってよいのが、
「スライスが止まらない」
ということ。
ドライバーを打てばOBばかりで、どうすればスライスが治るのか頭を抱えている人が多いでしょう。
スライスが出ている原因はいろいろとあると思うので、原因を冷静に判断して、少しでもOBを出さないようにすることがスコアアップに繋がります。
まだスイングが安定しない時期でもあるので、ここでしっかりと悪い癖を治しておくことをオススメします。
初心者ゴルファーから1年の平均スコアは
初心者ゴルファー卒業間近なのが、ゴルフ歴1年です。
ゴルフ歴が1年にもなると、ラウンドの経験も増えて、全体的なゴルフに関して、少しずつ自分の何がいけないのか気づき始めるでしょう。
そんな1年目ゴルファーの平均スコアはグッと伸びて、100~110です。
ちょうどこのくらいの時期から、雑誌やレッスン番組等でよく目にする「目指せ100切り」になるのではないでしょうか。
この時期の悩みは、よく出るミスやスコアを伸ばせない原因などが分かってはいるのですが、それをどうすればよいのかが分からないことです。
ゴルフを始めて1年経つと、もう初心者ゴルファーとは言えないくらいかもしれません。
本格的に100切りを目指すところまで来ているのであれば、間違いなく初心者卒業です。
100を切れない理由は、スライスやグリーン周りでのショートゲームでのミスなど人それぞれ違ってきます。
しかしそんなすべての悩みを解決してくれるのは、ビジネスゾーンでの練習法です。
ビジネスゾーンとは腰から腰までのハーフスイング幅のことです。
小さいなスイング幅を完璧にすることで、ショットの正確性に求められるコントロールができるようになります。
コースデビュー間近の初心者が知っておくべきこと
初心者ゴルファーにとって、コースデビューは一世一代のビッグイベント状態ですよね。未知のゴルフ場で、どのようにラウンドが進んでいくのかもイメージできないでしょう。
ツアートーナメントやレッスン番組等でイメージはできているかもしれませんが、100%イメージ通りにラウンドは進まないことを覚悟しておきましょう。
コースデビューの際は、ボールにクラブを当てることすら難しい状態で、空振り、OBは当たり前でスコアを気にしている余裕など全くないと思います。
気づいたらラウンド終了なんてこともあり得るかもしれません。
初デビュー間近の初心者ゴルファーは知っておくべきことがあるので紹介します。
まだ上手くショットができない分、どうしても進行を遅らせてしまいます。
自分の進行が遅れると、前後の組全員に迷惑がかかってしまうので、気を付けましょう。
気をつけるポイントは、
1.不安だからと必要以上に素振りをしない(Max2回)
2.慌てていてもグリーン上で走らない
3.グリーンにスパイク跡をつけない
4.常に使うであろうクラブを数本持って次打の場所に行く
5.十分に予備ボールを持つ
6.興奮しても大声を出さない
以上の注意事項を知っておいてください。
初心者ゴルファーが勘違いするOBや池ポチャのスコアの数え方
初心者ゴルファーはラウンドすることで精一杯かもしれません。
しかしルールはルールなので、正しいスコアの数え方を覚えておく必要があります。
まず初心者ゴルファーが勘違いしてしまうスコアが「ペナルティ(罰打)」です。
間違えるとトラブルの元にもなりかねないので、ここでしっかりと覚えておきましょう!
まずはティーショットがOBになった場合のペナルティです。
基本的には1打罰で3打目としてティーショットを打ち直すのがルールです。
しかしローカルルールでは、プレーイング4で特設ティーからスタートというのもあります。
次は、セカンドショットがOBになった場合のペナルティです。
1打罰で打った場所の近くにボールをドロップしてプレーを続けます。
そして池ポチャしてしまった場合のペナルティは、1打罰で元の打った場所から打ち直すか、1打罰でハザードの区域を最後に横切った地点とピンを結んだ後方線上にドロップして続けます。
池ポチャは少々複雑なので、経験のある同伴競技者に聞いてその都度確認するようにしましょう。
初心者ゴルファーが勘違いするスコアの数え方②
初心者が陥りやすいミスショットからペナルティに繋がるのはまだまだあります。
力が入り過ぎてついついしてしまうのが、空振りです。
もちろんごまかすのはマナー違反です。
ペナルティではないですが、空振りした分も1打としてカウントして続けます。
それからグリーン上でマークをしないでボールを拾ってしまった場合、プレー中にボールを拾う時には必ずマークをしなければなりません。
もしマークするのを忘れてしまったら、1打罰になります。
バンカーではボールを打つ前に砂にクラブが触れてはいけません。
もし砂にクラブが少しでも触れてしまったら、2打罰になります。
ちょっと厳しいですが、それぐらい起こってはいけないことなのです。
最近レキシー・トンプソン選手が、マークした場所からちょっとずれた所にボールを戻した上に気づかずに続行して、すべてのペナルティを合わせて4打罰になり優勝を逃しました。
プロゴルファーでも気づかずに起こり得ることなので十分に注意しましょう!
ゴルフのスコアでは1打がとても大きいので無駄な1打にならないようにしなければいけません。
経験しながら覚えていくのが一番
ゴルフの上達に近道はないと良く言われます。
それはゴルフのスコアアップだけに限らず、たくさんあるマナーやルールを覚えていくことも含まれています。
ゴルフは勉強ではなく、スポーツなので、分からないことは恥ずかしがらずに経験者やキャディさんに尋ねて、1つずつ確実に身に付けていくことが大切です。