ゴルフスコアで100切りと言えば、最初の大きな目標です。
しかしその目標を達成するために、どのような練習をすれば良いのか悩んでいるのではないですか?
そこで、簡単かつ効果的な練習法をここで全部教えます。
参考にして、100切りを目指してがんばりましょう!
ゴルフスコア100切りにはパターの練習
社会人として働いていると、コースや練習場にいつも行けるとは限りません。
しかし毎日クラブを触ることがゴルフスコア100切りするには大切なことです。
そこで自宅の空いたスペースで、いつでも練習できるのがパターです。
それでおいてスコアの3割近くを占めるのはパターなので、スコアメイクに最も重要なのもパターなのです。
まずパターで大事な距離感をつかめるようになるための練習方法です。
距離感をつかむ為には、1mと3mのように、ロングとショートを交互に打ち分ける練習をしましょう。
そうすることで感覚の違いがつかめてくるのです。
自宅でパターの練習をすると、いつも同じ距離だけに集中してしまいがちですが、ロングとショートで可能な距離を打ち分けて練習をするようにしましょう!
そして次は真っ直ぐ打てるようにする練習です。
2本のクラブを平行に置き、その間からはみ出さないようにストロークをする練習法です。
パターのヘッドより少し大きいサイズで枠を作り、パターヘッドがクラブのシャフトに当たらないように練習してください。
タイガー・ウッズ選手やパク・インビ選手がティーやボールの間をくぐらせる練習をするのと同じ原理です。
100切り目指すゴルファーはアイアン練習をメインに
駅のプラットホームで電車を待っている間に、傘でゴルフスイング!というイメージがありませんか?
それはちょっと危険なので、自宅の駐車場や空いたスペースでアイアンを使って素振りの練習をすると良いでしょう。
それでもスペースがあまりないと言う人は、子ども用クラブのような短いアイアンを使って素振りをすると良いでしょう。
アイアンでの素振りは、正しいスイングを作る上での基本になります。
練習場へ行けない日は、50~100回くらい素振りをすると良いのです。
もちろん練習場へ行った際も素振りは大切です。
ゴルフスコアで100切りを目指すなら、練習場で100球打つのであれば、素振りを100回~200回はしましょう。
その際に、50球は50~100ヤード以内のショートアイアンの練習をしてください。
そして残りの50球はPWやAWなどアプローチの練習をしましょう。
間違いなくドライバーの練習よりもアイアンの練習を重視した方が、100切りへの近道になります。
アイアンの練習をしっかりとしておけば、自然とドライバーショットもしっかり振れるようになるのです。
ゴルフスコア100切りにはイメトレを
ゴルフスコアでの100切りに大切なのは、自分に合ったリズムとテンポを見つけることです。
そのために必要なのが「プリショットルーティーン」です。
プリショットルーティーンは、ショットの前に決まった一連の動作をすることで、緊張をほぐしたり、邪念を払うことができます。
もちろんこれに決まりなどはありません。
自分が良いイメージを作れ、自分に合うリズムやテンポを作り出せる一連の動作を練習場などで見つけ出すと良いでしょう。
想像も付かないとい人は、プロゴルファーでこれを実践している選手が多いので参考にしてみると良いでしょう。
ジェイソン・デイ選手は、ショットの前に目を閉じて自分のショットをイメージしてから打つようにしています。
100切りを目標にしている方は、残りホールが少なくなるにつれて目標達成が見えてきたら、緊張してしまう人が多いです。
そして最後の数ホールで大叩き!なんてことになってしまい、結果100超えしてしまうというような経験をしたことがありませんか?
そのようなときに効果的なのが、プリショットルーティーンなのです。
スコア110~150の人のピンポイント練習法
現在平均ゴルフスコアが130~150の人が、100切りをするためにする練習法を紹介します。
まずは当たり前ですが、ボールにしっかりとクラブをヒットさせるようにすることです。
きっとダフりやトップなどのミスショットが多いのではないでしょうか。
ダフりのミスを直したい場合は、ボールの手前にガムテープを貼って、それをはがさないようにスイングする練習をしてください。
またトップのミスを直したい場合は、ボールの飛ぶ方向にガムテープを貼って、それをはがすようにスイングをする練習をしてください。
この練習で意識するのは、インパクトでクラブがどこに着地しているかということです。インパクトの着地点を知ると、自分の欠点が見えてきます。
スイングでは考えることや意識する箇所はたくさんあるのですが、まずは他のことはすべて忘れて、インパクトの着地点だけに意識を集中するようにしてください。
次に平均ゴルフスコアが110~130の人は、トラブルに対処できるようになる練習をしましょう。
シングルゴルファーであってもフェアウェイのキープ率は50%いけば良いくらいです。
ですから、フェアウェイ以外へボールが行ったときに、どのくらいリカバリーできるかが鍵になってきます。
トラブルに対処できるようにする練習は、片足ショットです。
この練習の際は、最初からフルスイングするのではなく、徐々にスイング幅を広げるようにしていくとスムーズです。
あとひと息110~110の人のピンポイント練習法
もう少しでゴルフスコア100切りという方に必要なのは、コースマネジメントです。
コースマネジメントとは、コース戦略のこと。
その日のコースコンディションやコースレイアウト、ピンの位置、自分自身のコンディションなどに合わせて、どう攻めていくかを決めるのです。
コースマネジメントはスコアメイクに欠かせないことです。
そして最も適したクラブを選ぶことは100切りに大きく貢献します。
そのための練習では、一球毎にクラブを替えてスイングする練習を実践することです。
実際のコースでは徐々に短いクラブを使っていきます。
練習の際にもコース上にいると仮定し、順番にクラブを替えて打つことで、マネジメント力を養うことができます。
よく行くゴルフ場を想定して、イメージ上でハーフラウンドをする練習もなかなか面白いです。
そして実際のラウンドでコースマネジメントに関してですが、ティーグランドから考えるのではなく、グリーンからの逆算で考えるようにしましょう。
ピンの位置から考えて、その位置に打つ為のクラブを考えるのです。
そしてセカンドでそのクラブを使うには、ティーショットで何を使うかを決めていきます。
100切りを目指すならとにかく毎日クラブを触ろう
ゴルフスコアで100切りを目指しているのなら、短時間でも良いので、必ず毎日クラブを握ることが大事です。
人は最低でも21日毎日同じことを続けないと習慣にできないと言われています。
こんなにがんばっているのに、なぜ100切りができないのだろうと悩んでいる方は、自分自身がやっている練習を見直してみましょう。
その練習はあなたにとって必要なのか、そしてその練習は習慣化されているのかを考えてください。
ゴルフの練習で最も効果のある練習は、特殊な練習法でなく、みんながやっているようなありふれた練習です。
プロゴルファーであっても、特別な練習をしているのではなく、ありふれた練習をただ根気強く続けているのです。
ラウンド中にスイングについていろいろと考える人がよくいます。
でもラウンドで結果を出す人は、無意識なところまで習慣化しているのです。
ラウンドで考えるのは「コースマネジメント」だけです。
ですから、いまあなたにとって必要なことは、何も考えずとも同じリズムとテンポで同じスイングができるほどスイングを習慣化(体に覚えさせる)ことなのです。
「100」を意識すると100を切れない
あと少しで100切りというスコアを出すと、徐々にスコアに対しての意識が強くなってきます。
そして意識が強くなればなるほど、100を切れないことへの苛立ちも大きくなってしまいます。
「100」が重みになってゴルフが辛くなるようでは、ゴルフをしている意味がありません。
ゴルフは楽しむスポーツです。
楽しんでゴルフをすることも100切りに必要なことの1つだということを忘れないでください!