ゴルフの腕前を客観的に判断する値はハンディキャップですよね。
ゴルフを始めて間もない初心者はハンディキャップを上げる為に日々練習に励んでいるのではないでしょうか。
では、ゴルフの初心者がハンディキャップを上げる為にすべき事は何か見ていきましょう。
ゴルフのハンディキャップはどの様にして決まるのか
ゴルフのハンディキャップはどのようにして決まるのでしょうか。
実はハンディキャップはコースによって難易度が異なる為、同じスコアでも異なるコースではそのスコアで上がる為の腕前が異なる為、コースレートとスロープレートという客観的にハンディキャップを算定する為の係数が存在しております。
まず、コースレートですが、この値は皆さん聞かれた事がある様に、古くから存在するものです。
そのコースをハンデゼロのゴルファーがラウンドした時のスコア指標になります。
数字が大きいほど難しいコースという事になりますね。
そしてスロープレートについては、コースレートよりも新しい指標で、コースによって難易度が変わる事を指標化したもので、その日のコースのティー位置によっても変わります。
低難易度の55から高難易度の155まであり、標準が113となっています。
コースレートの考え方がスクラッチだった為、もっと広い様々なレベルのゴルファーにとって利用しやすい指標の考え方が導入されるようになりました。
スロープレートが低難易度のコースではハンディキャップの値が小さくなり、逆に高難易度のコースではハンディキャップ値が大きくなります。
特に初心者にとってスロープレートの値を使用する事はゴルフを楽しむのにはよい指標と言えそうです。
今後、導入の普及が見込まれる考え方となりそうですね。
本来ゴルフのハンディキャップの上限は36なので初心者には厳しいかも
ゴルフコンペに参加された事のあるゴルファーならご存知だと思いますが、ゴルフコンペで使用される一般的なハンディキャップ算定方法はダブルぺリアですよね。
隠しホールと言われる18ホール中12ホールを決め、合計の打数を1.5倍にし、そのコースのパー数を引いたものに0.8倍を掛けます。
ダブルペリア方式は、そのコンペが開催されたコースで幅広い参加者にとって上位も狙えるように考えられたハンデ方式です。
多くのゴルフコンペではホールのスコアをダブルパーでカットしハンディキャップの上限を36とするケースが多いと思いますが、正直110打や120打、それ以上の初心者ゴルファーにとってはハンデがあっても上位を狙うのは厳しい数字ですよね。
ただ、あまりにスコアが悪いゴルファーが優勝できる様なハンデの算定方式では、練習して上達したゴルファーが白けてしまう為、この辺は仕方ないと思われます。
ゴルフは上達してなんぼの世界なので、ダブルペリアのハンディキャップでは優勝を狙えない初心者ゴルファーは上手くなるしかなさそうです。
ゴルフのハンディキャップを上げたい初心者の練習方法
ゴルフを始めて間もない初心者で、ハンディキャップの値を上げたい、すなわちゴルフの場合ハンディキャップの値を小さくしたいゴルファーの練習方法についてですが、まず、練習場でドライバーを振る事、これをやめましょう。
遠くに飛ばしたい気持ちは分かりますが、ドライバーの練習でゴルフは上手くなりません。
短い、出来ればウェッジの練習を多く行ってください。
ウェッジの練習の良さは、飛ばすクラブではない為、力む必要がない事、フェースの開閉でゴルフクラブの特性が分かる様になる事です。
ゴルフの初心者はフック、スライスがゴルフクラブの軌道でどの様になるのかが分からないと思います。
ウェッジの練習でハーフショットを行うと、この事に気づけます。
逆に、ドライバーショットではゴルフクラブの特性に気づきにくい、恐らく初心者にはほぼ気づく事が難しいと言えます。
遠くに飛ばしたい気持ちは分かりますが、ここはハンディキャップを上げる為にぐっと我慢して、まずグリップとアドレスの完成度を上げて、短いクラブを使いスイングを作りましょう。
ゴルフのハンディキャップは初心者でも取得できます
ゴルフのハンディキャップというと、初心者には遠い存在に思えるかもしれません。
確かに、一昔前まではどこかのゴルフコースの会員権を購入し、そこのメンバーにならないとハンディキャップは取得できませんでした。
しかし、今ではパブリックゴルフ場でもスコアカードを5枚提出すればハンディキャップの取得が出来る様になり、ゴルフ初心者にとってハンディキャップは身近な物になりましたね。
高いお金を払わなくてもハンディキャップの取得ができる様になったので、このハンディキャップをもって大会にも出場できたりします。
ただ、ゴルフの初心者で取得できるハンディキャップは数字的によいものではないはず!?
ですので、仲間に公言しにくかったりしますよね。
しかしハンディキャップという客観的な数字を持つ事によって、ゴルフを頑張る指標とする事ができます。
ゴルフは練習すれば必ず上手くなりますので、自分のハンディキャップの数字が小さくなっていく喜びが感じれるはずです。
ゴルフの上達と共にハンディキャップが下がっていく、目に見える喜びを感じれるゴルフを楽しんでください。
初心者はゴルフのハンディキャップを取得してコースの月例会に出てみては
JGA加盟のパブリックゴルフ場でもハンディキャップを取得出来る事には触れましたが、メンバーシップのゴルフ場のメンバーになる事によって、ハンディキャップ取得後月例会に参加する事ができます。
多くのメンバーシップゴルフ場では、最上位のAクラスから下のDクラスといった階級になっていると思われます。
同じレベルのハンディキャップの他のメンバーと月例会で腕を競えるのですね。
当然、ハンディキャップが上がれば上のクラスへ行けます。
月例会のよい点は、皆上を目指すべく日々練習やラウンドを重ねているゴルファーばかりであり、良い刺激を受けられる事です。
競技ですので、結果がクラブハウス内で貼り出される為、モチベーションの向上にもなります。
特に初心者は競技の機会に触れる事がまだ少ないと思われますので、こういった月例競技会などは日々の練習の腕試しにはもってこいと言えますよね。
初心者の皆さん、恥ずかしがらずに月例競技会の様な沢山の競技に参加してください。
すると普段のラウンドの緊張感が薄れて上達への近道になる事間違いなしです。
ゴルフのハンディキャップが1ケタのゴルファーへの憧れ
ゴルフのハンディキャップが1ケタ、すなわちシングルプレーヤーへの憧れを特に初心者は持っているのではないでしょうか。
全てのゴルファーの数パーセントしかいないと言われるシングルプレーヤーです。
ゴルフコースの月例会でもAクラス参加で、しかもハンディキャップ10から9の実力を認められた場合でも、多くのメンバーシップゴルフコースでシングルになる為の審査があります。
理事会で同じくシングルプレーヤーと一緒に回って結果を出さなければなりません。
このようにシングルプレーヤーはやはり特別な存在と言えるのではないでしょうか。
ゴルフ初心者の皆さんもいつかはシングルプレーヤーにと憧れを持っているのではないかと思います。
ご存知の様に、安定してスコアを出さなければハンディキャップは上がりませんので、日々の練習が大切ですよね。
さらに、シングルプレーヤーになれれば、クラブ選手権やスクラッチ選手権への参加も出来る様になります。
初心者もいつかはクラブチャンピオン、クラチャンになっていただきたいものです。
ゴルフのハンディキャップを上げる為に基本的な練習をしましょう
ゴルフのハンディキャップは少なくなればなるほど簡単に上げる事が出来なくなってきます。
特にシングルプレーヤーになる為には、繰り返し繰り返しショートゲームの練習の積み重ねが必要になります。
ゴルフの憧れでもあるシングルプレーヤーになる為に、遠い道のりかもしれませんが、初心者の時からゴルフの基本的な練習を心がけていきたいものです。
ゴルファーから見るとかっこいいですよ!
ハンディキャップが1ケタのシングルプレーヤー。
千里の道も一歩からですね。
がんばりましょう!