初心者はたくさん無くすゴルフボールを格安で手に入れたい

最終更新日:2017/04/02

初心者ゴルファーは、右へ左へボールが飛んでしまい、1回のラウンドでたくさんのゴルフボールを無くしてしまいます。

それでもゴルフボールは必要だから、格安でたくさん欲しいですよね。

今回は格安でゴルフボールを手に入れる方法からゴルフボールに関していろいろと教えます!

ゴルフボールの基礎知識

ゴルフボールの良し悪しは、スピン性能、打感、正確さ、飛距離、直進性、コントロール性能、耐久性などでたくさんの項目をもとに決まります。

ゴルフボールメーカーはターゲットとなるゴルファーに対して最適なスペックのボールを使ってもらうために、多種多様なボールを製造、販売しています。

ゴルフボールの構造の中でも、2ピースのボールが最もシンプルで経済的です。

望ましい性能や特徴を持ったゴルフボールであると、3ピースや4ピース、場合によっては5ピースなど、それ以上の多層構造のボールになります。

練習場で使用されている1ピースのボールは例外として考えてください。

最も良く出回っているボールは手頃な価格で買うことの出来る2ピースです。

2ピースのボールは、硬いカバーで反発力を確保し、柔らかめのコアでドライバーのスピン量を減らす作りのディスタンス系と、柔らかめなカバーと硬めのコアで反発力を確保するスピン系・ボールに大別できます。

このゴルフボールの基礎知識を元に自分合った格安ゴルフボールを探しましょう。

格安ゴルフボールと言えばロストボール

まずゴルフ初心者の方がゴルフボールを購入する時に、薦められるのが「ロストボール」です。

通常販売されているゴルフボールに比べてかなり格安で販売されています。

しかし格安だから何でも良いという訳ではありません。

ロストボールの選び方における注意点についてお教えします。

「ロストボール」とは、ゴルフ場で一度無くされたボールのことです。
それをゴルフ場が回収し、それらを業者が買い取り、洗浄して再販売しているものです。
ロストボールが性能的に、新品の物と差があるかどうかは、はっきりとはしていませんが、一度使われたボールではあるので、少なからず影響はあるでしょう。

初心者の方は、ロストボールで練習をするという考え方で使用しましょう。

そんなロストボールにはランクがあります。
ゴルフボールの状態によってAランク、Bランクなどに分かれています。

Aランクが最も高いランクになります。
後は自分がどこまで納得できるかによって選び方が変わります。

ランクの低いものは少し傷が付いたものやラインを引かれたものなどがあります。
逆にAランクになると、新品と大差ない見た目ということです。

ゴルフボールを格安で手に入れるなら型落ちを狙え

前述したように2ピースのゴルフボールは比較的安価で購入できます。

しかし更に格安で買える方法があるのです。

それは「型落ち」です。

モデルチェンジをするゴルフボールは、新品でも叩き売りのようにセールをすることがあります。
モデルチェンジ情報を耳にしたら、ゴルフショップを一度覗いてみると良いでしょう。

型落ちゴルフボールが最も安く手に入るところは、ゴルフ場の一角にあるゴルフショップです。
理由は分かりませんが、ネットでも見たことのないような安い価格で売られていることがあるのです。

ゴルフ場へ行った際は、ぶらりとゴルフショップを覗いてみると掘り出し物を見つけることができるかもしれません。

またネットでゴルフ用品販売をしているところも、定期的にゴルフボールのセールをしています。
型落ちのゴルフボールほど格安ではありませんが、30%オフくらいにはなります。

ゴルフボールは無くすだけでなく、傷が付いても使えません。
明らかに性能が落ちるからです。

少しでも安い価格で購入したいですよね。

ゴルフボールまとめ買いだと格安になる

まだまだ格安でゴルフボールを手に入れる方法があります。
それだけゴルフボールを購入する人が多いのでしょうね。
消費者には嬉しい限りです!

GDOゴルフショップでは、ダースのまとめ買いをすると安くなるものがあります。

全種類のゴルフボールではないですが、人気のタイトリストやキャロウェイ、スリクソンなど豊富な種類があります。

3ダース購入と5ダース購入があって、5ダース購入の方が更に安くなります。
中には型落ちのダースまとめ買いもあり、それになると驚くほどの格安価格です。

そんなにたくさん必要ない!と思うかもしれませんが、いづれ絶対に使うことになるものです。
食べ物ではないので、ストックとして置いておいても何も問題はないですよね。

思いの外、いつもよりボールを無くしてしまって、持ち合わせのボールがなく、ゴルフ場で購入となると、取扱い商品によっては割高になってしまう可能性があります。

ゴルフボールを多めに持っていても損はしないので、まとめ買いで買い物上手になりましょう。

ある程度上達してきたら価格よりも性能を

格安ゴルフボールは経済的には非常に魅力的です。
しかしある程度、ゴルフが上達してきたら価格でなく性能でゴルフボールを選ぶ方が良いです。

ある程度ゴルフが上達してきたら、ゴルフボールを無くすこともだいぶ減ってくるでしょう。

しかし高いボールであっても自分に合わないものもあります。

プロゴルファーやシングルなどの上級者が好んで使用するボールは3ピースか4ピースのコア、ケース、カバーという構造でマルチレイヤー・ソリッドコア (MLSC) と呼ばれるタイプのボールです。

価格は比較的安くなったものでも、1ダース4,000円くらいします。

こういったゴルフボールは、かなり上級者でないと、インパクトでボールを十分につぶしきれないために反発力を得られなかったり、スピン量が不安定になって飛距離が落ちてしまうのです。

ですから、コアが柔らか目のものを選ぶようにしましょう。

初心者のうちは、ゴルフボールで打感やショットへの影響はほとんど分からないと思います。

しかしある程度上達してくると、その違いを実感できるようになるでしょう。

自分に合ったゴルフボール選び

スイングのヘッドスピードが遅い、女性やシニアプレイヤーにあった2ピースのゴルフボールがあります。

それは一般的にはコンプレッション(いわゆる硬度)の低いボールで、ボールが上がり易いディンプル・パターンのものです。

上級者で、価格に敏感な人の中には、ソフトな感触を得られるこのようなボールを使う人もいるくらいです。
意外と様々なレベルやタイプの人に使われているボールなのです。

ヘッドスピードが遅い人は、球がドロップしないようなディンプル・パターンで低いコンプレッションのゴルフボールが合います。

例えば、ヘッドスピードが速くて飛距離に拘っている人は、タイトリストPro V1xを選ぶべきです。
しかし、ヘッドスピードのあまりない人にV1xは不向きなボールといえます。

最近は、柔らかいのにヘッドスピードが速い人が打っても飛ぶボールが出ています。
メーカー側もゴルファーの声に耳を傾け、研究をし、より優れた細かくタイプ別に分けれるようにがんばっているのでしょう。

その証拠に、ネット販売されているゴルフボールだけでも、300種類以上あるのです。
それだけの種類あるのですから、格安ボールを見つけ出すのも一苦労です。

格安ボールはあくまでも練習用というスタンスで

ロストボールや格安ボールを使用する際は、練習用と思うようにしてください。

実際に、値段を考えずに自分に合ったゴルフボールを使用したら、打感はもちろん、飛距離も大きく変わります。

格安ゴルフボールばかり使用せずに、自分に合ったゴルフボールも使用してみるようにすると良いでしょう。
ある意味、そのときがあなたの本当のゴルフレベルなのです。

飛ばないボールはいくらがんばっても飛びません。
飛距離に悩み出したら、ゴルフボールを変えてみるのも手です!