タイトリストと言うと世界中のプロが使っているproV1のボールが有名です。
しかしアイアンだって負けないくらい人気があるのです。
その中でも上級者用のイメージがあるmbシリーズ。
ぜひ試打をしてみて実は上級者だけではない人気の理由を感じてみましょう。
世界中で有名なタイトリスト
タイトリストの契約プロは、アダム・スコット選手、ジョーダン・スピース選手と言った世界ランキング上位の選手ばかりです。
proV1のCMを見ると分かりますが、とくにボールの契約プロはすごいです。
2015年の全世界でのボール優勝回数はなんと”69”です。
タイトリストのボールはレベル関係なく使用率が高いのが特徴です。
しかしタイトリストのクラブは上級者ゴルファーの使用率が高いのです。
とくにアイアンは、難しいというイメージが強いですね。
そうは言ってもタイトリストのゴルフクラブの流通量は多く、その中でも絶大な人気を誇っているのが、mbシリーズです。
多くのゴルフショップやゴルフ工房、中古ショップで販売されています。
またmbシリーズに限らず、cbやapシリーズとクラブの種類が豊富なので、ゴルフショップ等に立ち寄った際に一度試打してみると良いでしょう。
試打しみたら、上級者用というイメージを払拭できるかもしれません。
試打する前にタイトリストの中でも人気のmbについて知ろう!
試打する前にクラブのことを知っておくことは大切です。
タイトリストの中でも人気のmbアイアンは、「すべては、意のままに攻めていくために」を宣伝文句にしています。
この宣伝文句を聞いただけでも魅力を感じますよね。
mbアイアンは、番手ごとのソールデザインの完成度をさらに高め、厳しいコンディションでも切れ味鋭く振り抜けます。
世界のトッププロたちが信頼を寄せる高性能に磨きをかけた伝統の軟鉄鍛造ブレードアイアンです。
ショットのコントロール性能を上げるため、伝統的な統一ブレードとオフセットを最小限に抑えています。
インパクトエリアを肉厚にしたコンパクトなヘッド形状で、伝統的な確かな打感を保っています。
抜けの良さに繋がる、滑らかなリーディングエッジとラウンドバウンスのソールデザインを併せ持った高性能のソールデザインです。
意のままに攻めるを売りにするくらいショットコントロールの性能も向上させています。
タイトリストのテクノロジーがたくさん搭載された、高機能マッスルバックアイアンになっているのです。
タイトリストmb714の試打感想
まずはmbシリーズの一世代前のmb714アイアンの試打の感想を紹介します。
試打スペックはロフト7I、シャフト:ダイナミックゴールドS200です。
つかまり具合は程よく、ネック形状のイメージよりは中庸的です。
ヘッドが勝手にターンするというよりは重心距離が短いのでスイング軌道をより反映した球が打てます。
積極的に持ち球を活かしたり曲げて操作していくためのアイアンなので、直進性はありません。
優しさについては上級者限定という感じです。
マッスルバックの中では優しい方にはなりますが、ミスをすると大きく距離や方向性を失います。
打感はタイトリストが太鼓判を押しているだけあって、マッスルバックらしい重厚な感触と軟鉄アイアンらしい柔らかな食いつく感触が共存する満足いく打感です。
このアイアンの最大の特徴と言って良いのが操作性でしょう。
重心距離が短めで素直であり、スイングに対して弾道が再現される感じなので、自分がどんな軌道で振っているのか気づかされます。
その反面軌道がずれてしまうとそのままミスとなって現れます。
持ち球を活かしたり、積極的にボールを操作したい上級ゴルファー向けのアイアンです。
タイトリストmb716の試打感想
次に最新mbシリーズのmb716アイアンの試打の感想を紹介します。
試打スペックは、ロフト7I、シャフト:ダイナミックゴールドATM S200です。
打感は、mb714同様、タイトリストらしい軟鉄の柔らかさと適度な厚みもある押していける感触で非常に良いです。
球の上がりやすさは、ナチュラルな感じで7Iらしいロフトで自然な高さです。
食いついてスピンが適度にかかり上がっていくと感じます。
安定性はマッスルバックらしいシビアさがあります。
スイートエリアはそれほど広くはないと思いますが、芯を捕らえたときの打感は格別です。
操作性の高さは、mb714同様高いです。
左右に曲線を描いていけるので、ボールが活き活きとしているように見えます。
変な癖は無いので、ドローヒッターでもフェードヒッターでも扱いやすいアイアンでしょう。
バンバン飛ばしていくというよりは、距離や方向性をコントロールするタイプです。
こちらもやはり初心者が扱うには少し難しいかもしれません。
初心者でも使える、タイトリストのmbが存在する!
上級者向けと紹介し続けてきましたが、初心者でも使いこなせるmbシリーズをタイトリストは発売しました。
それは、『t-mbアイアン』です。
形状は、その名の通りマッスルバックっぽいのですが、ソールからヘッド後方にかけて、銅色のデザインが施されており、ソールにタングステンが装着されていることをイメージさせます。
タングステンが入れられているt-mbは中空構造で、素材と製法はステンレスの鋳造になっています。
「mb」と名前が付いていますが、実際は中空のハイブリッド構造です。
フェースは、丁度良い大きさで、グースの度合いもmbらしくほぼストレート。
全体的に丸みを帯びているフォルムなので、構えたときに優しさを感じます。
打感は軟鉄構造のマッスルバックに比べると芯を喰ったときの厚みのあるものからすると劣りますが、柔らかさという点では問題ありません。
人によっては、こちらのほうがソフトに感じるかもしれません。
軟鉄構造のmbとは違いますが、弾く感じがあり、くっつく感じも残されます。
弾道はやや高めで、高さとスピンでしっかり止めることができるでしょう。
直進性もあり初心者の方でも十分に使いこなすことができるので是非試打をしてみて下さい。
種類豊富なので試打しまくろう!
種類豊富なタイトリストのクラブの中でmbシリーズを中心にお話してきましたが、タイトリストには他にもたくさんモデルがあります。
ミスに強いのが特徴のcbシリーズ、許容性を追及したAP2、大きいヘッドで飛距離性能とミスの許容性を取り入れた初心者に人気のAP1があります。
また操作性を売りにしているmbと正反対で飛距離性能をとことん売りにしたVG3シリーズまであります。
全てのモデルは、ゴルファーの意見をたくさん取り入れて作られています。
ですから、自分が望む弾道や飛距離、直進性や操作性を考えてモデルを選ぶと良いでしょう。
ゴルフを始めたばかりでまだ自身が望むことが良く分からないという人もいるでしょう。そういった人は、とにかくいろいろなクラブを試打してスタッフと相談すると良いでしょう。
自分のスイングは客観的に見ることができないので、ショップに出向いて、クラブに詳しいスタッフに相談しながら、より多くのクラブを試打してください。
今後のゴルフをより楽しむために、そしてより良いクラブを見つけるために、クラブ選びには時間をかけて慎重にするようにしましょう!
クラブ選びに決まりはありません
初めてだから優しいクラブを…スコア平均がこのぐらいだからこのクラブを…
と言ったような決まりはなく、クラブ選びは個人の自由です。
ただし初心者だから安いものでという考え方は捨てて下さい。
どんなに安価であったとしても、購入後に失敗したというような選び方は間違っています。
クラブ購入で後悔しないために、クラブに関しての情報収集や試打など納得いくまで行ないましょう!