藤田寛之プロが使用していることで話題のヤマハ、その中にリミックスと呼ばれるモデルがあります。
ヤマハのクラブの中でも、アスリートモデルといえるシリーズで、口コミでも評判が良いです。
そこで今回はこのヤマハリミックスの口コミの理由についてまとめました。
楽器メーカーだからこそ注目できる点
そもそもヤマハと聞くと楽器をイメージする人も多いのではないでしょうか。
その楽器も手がけるヤマハだからこそ、クラブ作りに注目できる点があり、それがゴルファーにも伝わっていると思います。
まずは「音」の部分です。
楽器メーカーであるからこそ、快適が打球音はクラブの重要な性能のひとつと位置づけました。
そして、楽器の研究開発用である半無響室にクラブを持ち込み、実験を重ねて、こだわりの音を実現したのがリミックスなのです。
次は「デザイン」です。
最近のゴルフクラブは、様々なデザインが販売しています。
性能はもちろんですが、デザインが前面に押し出ていることもあるでしょう。
ここも長年の楽器づくりから生まれた「モノが中心ではなく、使う人を軸としたモノづくり」というポリシーを規範としています。
さりげない中に先進の機能が組み込まれ、それが多くのゴルファーの期待に応え、愛着を生むクラブづくりをしています。
こういったゴルファーのことを、ヤマハ独自の目線で捉えていることが良い口コミにも反映されているのでしょう。
契約プロの新プロジェクト!
クラブづくりに良い口コミが多いヤマハ、契約プロも増えてきました。
2017年度新規契約プロには、男子ツアーでは今平周吾プロ、女子ツアーでは大山志保プロや有村智恵プロ等といったメンバーが加わりました。
そこで誕生したプロジェクトが『ウイニング10プロジェクト』です。
藤田寛之プロや谷口徹プロといったトッププロと共に、様々なクラブ開発を進めてきたヤマハが更なる高みを目指したプロジェクトです。
「もっと勝ちたい」、「復活したい」といった高い志を持ったプロと共に年間10勝を目指すといったプロジェクト、それぞれのプロから本気度が伝わってきます。
その本気度はメーカー側も同じです。
プロが満足するクラブを今後作り上げていくための努力をしていくのですから、アマチュアゴルファーへもより良いクラブが発表されることでしょう。
リミックスも更なる進化が期待できますので、これからのヤマハ契約プロの活躍や、メーカー側の新作発表にも注目していきましょう。
ラインナップの豊富さがヤマハリミックスの良い口コミにつながっている
紹介してきた設計コンセプトやプロの取り組みだけでなく、リミックスのクラブ自体にも注目していきましょう。
良い口コミの理由には、様々なゴルファーに対応したモデルが発表されていることが1つに挙げられるでしょう。
まずはドライバーからです。
ドライバーは操作性に特化した「RMX116」と飛距離と安定性に特化した「RMX216」の2モデルがあります。
次はアイアンです。
まずはやさしく飛ばしたいゴルファーに向けた「RMX216アイアン」です。
前モデルよりも反発係数を向上させ、1番手アップの飛距離を実現しました。
そして、飛距離性能も兼ね備えた鍛鉄構造アイアン「RMX116アイアン」では、軟鉄構造というと難しそうなイメージがある中、高弾道でやさしく飛ばすことができ、大きめなフェースが安心感を持たせ、構えやすいモデルとなっています。
上級者には、操作性や打感に特化した「RMX116ツアーブレード」です。
プロ仕様の打感に近づけるための「焼きなまし製法」を採用し、硬度を約12%軟化することに成功しました。
このように、様々なゴルファーが満足できるクラブをリミックスは揃えているのです。
ヤマハリミックスはレディースモデルがあることも良い口コミの理由
良い口コミが多い理由として、リミックスのレディースモデルがあります。
レディースモデルというと、男性モデルに比べクラブの種類も少なく、スペックに制限があるといった難点があります。
レディースモデルに力を入れてきたメーカーもありますが、まだまだ流通量は多くありません。
その中でヤマハリミックスは誕生しました。
「あなたはもっと飛ぶはずだ」といったコンセプトから作らせたリミックスのレディースモデル。
普通のレディースモデルでは満足できない、ですが男性用はスペックが厳しいといったゴルファーを対象としており、リミックスの技術はそのままに、シャフトなどをレディース用に設計したモデルを発表しています。
また、リミックスの特徴であるRTS(リミックスチューニングシステム)があることで、上達に応じてシャフト交換や、重量変更等、様々なチューニングが可能です。
現在、女性アスリートゴルファーも非常に多くなってきました。
女性ゴルファーもクラブにはこだわりたいといったニーズをいち早く理解し、取り組んできたのがヤマハリミックスです。
ヤマハのフィッティングサービス「YPAS」
ゴルフクラブを選ぶにあたって最大のポイントは「自分に合っているクラブかどうか」だと思います。
魅力がいっぱいのリミックスでも自分に合うのか心配になると思います。
そんなゴルファーの悩みを解決するのがフィッティングサービスです。
ヤマハにもYPAS(ヤマハ・プロカスタム・アナライジング・システム)といったサービスがあり、知識と経験豊富なPGA会員であるプロのクラブフィッターがスイング解析をし、最適なスペックを提案してくれます。
正確なスイング測定をしてくれると共に、100本を超える試打用シャフトとクラブで、最適なスペックを追求してくれます。
ウッドであれば、その場でクラブを完成させてくれますので、非常にスピード感があることも口コミが多い理由となっています。
メーカーのフィッティングに行くことが面倒と感じる方でも安心してください。
お近くのゴルフショップに訪問して、フィッティングを行ってくれます。
スケジュールはホームページに掲載されていますので、お近くの店舗があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
リコール問題があってもヤマハリミックスの人気、口コミは衰えず!
このように、魅力がたくさん詰まったヤマハリミックス。
ですがこのような人気が出るには険しい道のりがありました。
ヤマハが可変式クラブの本格参入として製作したリミックスがリコール対象となったのです。
対象となったのは2013年モデルの初代リミックスで、可変ネジの寸法が規格外のRTSウェイトが混入してしまい、ネジの空回りやヘッドが抜けてしまうといった問題が発生してしまいました。
初の調整機能付きモデルだったため、大きな打撃になるかと思われましたが、ヤマハ側が早急に対応し、さらに検査済みモデルを発表するなどといったことから、悪い口コミはほとんどなく、逆にその対応のよさから、更なる人気商品となりました。
リコール問題から数年経過しましたが、現在そのような問題も出ていませんし、それがきっかけでクラブ製作への本気度が増したのではないでしょうか。
その結果が新契約プロの増加にもつながっていったのでしょう。
今後リミックスの更なる進化に期待が高まります。
ゴルファー目線をしっかり意識しているヤマハリミックス
ここまで見てきたように、初めにつまずきがありましたが、現在では多くのゴルファーに支持され、良い口コミが聞かれているヤマハリミックス。
アマチュアゴルファーはもちろん、プロの間でも支持され続け、新プロジェクトを立ち上げるまでとなりました。
今後も楽器メーカーならではのクラブコンセプトが発表されるかもしれませんので、これからのヤマハリミックスにも注目です。