キャロウェイのxhotシリーズと言えば、300ヤード飛ぶスプーンとして注目を浴びました。
同じくドライバーも初心者から上級者まで評価が非常に高かったキャロウェイの大ヒットモデルです。
そんな大ヒットxhotシリーズの期待を背負った「x2hot」のドライバーを試打したことありますか?
良いも、悪いも一緒に見てみましょう!
試打する前に知っておこうx2hotドライバーのこと
xhotと言えば「爆発的な飛距離」がでるドライバーです。
x2hotドライバーは、そのイメージを更に超える飛距離を見せます。
それを聞いただけでも試打魂に火が付きますね。
前作と比べ、ディープフェース設計とし、フェースの厚みを薄くすることで反発性能を高め、ボールの初速をアップさせています。
芯でとらえたらもちろん高弾道の爆発的な飛距離を出しますが、芯を外してもより安定して高いボール初速をもたらします。
スピンを減らして距離を稼ぎたい人や弾道調整機能が欲しい人、軽めのヘッドが好きな人に向いているドライバーです。
ヘッド体積は460ccで、シャローバックになっていることで、投影面積が大きくなり安心感が前作よりもより増しています。
ヘッドとシャフトは脱着式で、弾道調整機能がついています。
ホーゼルのリングを回転させて、オープン・スクエア・クローズの3種類のフェースアングルを選択でき、-1~+2度までロフト角も調整できます。
クラブの長さは45.5インチでバランスはD1。
クラブ重量は303.6gでヘッドが少し軽く感じます。
ヘッドを軽く感じることより振りやすくなっているのです。
キャロウェイx2hotドライバーの試打した感想①
x2hotドライバーの試打スペックは、ロフト9度、シャフトが純正カーボンシャフトSです。
飛距離は、メーカーが大体的に売り出してるほどの印象深いものはありません。
と言っても決して飛ばないドライバーではなく、まずまず飛ぶドライバーなのですが、どうしても強烈な印象が残らないのです。
球は上がりやすく中弾道の低スピンで安定して飛ぶといった印象。
弾きが良く飛んでいる感じはするのですが、xhotシリーズのスプーンほど群を抜いて飛ぶことはないです。
メーカーが言う「爆発的飛距離」よりも、安定して飛ばすタイプに感じます。
方向性については、ストレートに打てばつかまり感のあるストレートボールが出るニュートラルな印象です。
曲がりやすい感じもないので初心者からでも使えるドライバーといえます。
やさしさに関しても初心者から中級者が癖なく使える感じで、アスリートモデルのようなシビアさはありません。
形状的につかまり感があるのでフェードヒッターもドローヒッターも構えやすいです。
ヘッドも大きめなので、構えた時の安心感が大きいでしょう。
弾き感のある爽快な打感で打っていて嫌になることはなく、楽しく打つことができます。
総括すると、悪いところのないバランスの良いドライバーです。
キャロウェイx2hotドライバーの試打した感想②
x2hotドライバー試打スペックは、ロフト10.5度、シャフトが純正カーボンシャフトSです。
飛距離は、前作よりも若干アップしています。
すごく大きな違いではありませんが、前作モデルは思っていたよりも飛ぶ感じがしなかったのですが今回のモデルではより飛ぶ感じがします。
10.5度らしい球の上がり方で、タフな感じは全くしませんでしたが、しっかりとキャリーを稼いでくれます。
打つ前に予測していた以上に、寛容性が高く、シャフトの動きすぎによる打点のブレをヘッドが吸収してくれるので、安定性を感じます。
決して難しいヘッドではありません。
キャロウェイらしい顔で、ボールを前にして構えてみるととても良い印象。
中立的な感じでどちらにも癖なく対応してくれるでしょう。
構えるとよりつかまりやすそうな印象を受けます。
少しこもった感じの打感です。
硬すぎることなく、しっかりと球の重さが伝わります。
シャフトを変えることによって、様々なタイプのゴルファーに対応している印象を受けます。
総括すると、前作よりも若干レベルアップし、球数を重ねれば良くなっていくタイプのドライバーです。
x2hotドライバーを実際試打や使用した人達の評価は
x2hotドライバーを実際試打や使用した人たちの総合評価では、コストパフォーマンス4.5点、打感4点、構えやすさ4点、やさしさ4.5点、方向性4点、飛距離4.5点の総合評価5.5点となっています。
高評価を付けている方の評価としては以下の通りです。
x2hotではスプーンの印象が強かったので、併せてドライバーも購入しました。
弾道は力強く、球も上がりやすいです。
150ヤード先の練習場ネットの中ないしは上段に球が突き刺さるように飛んでいきます。
自分でもほれぼれするような球筋で曲がりも少なく大満足です。
飛距離も申し分なく、音も金属音ではなく大人しめの上級者好みです。
安定感があり、安心して叩きにいけて、エースドライバーを見つけた感じです。
また中には低い評価の方もいます。
その方の感想は、シャフトとスイングとの相性が悪く、ドライバーの苦手意識を助けてもらえるクラブにはならなかったとのこと。
やさしくて飛ぶドライバーを求めているのですが、運命の1本ではなかったようです。
どんなに評価が高くても、低くてもスイングや癖は人によって違うので万人が満足するクラブというのはありません。
だからこそ他の人の評価を参考に、試打をすることが必要なのです。
女性も負けてられないx2hotレディースドライバー
飛距離が売りのx2hotドライバーはメンズモデルだけではありません。
白ティで男性ゴルファーと張り合う女子ゴルファーは、ぜひ一度x2hotレディースドライバーを試打してみましょう。
クラブ全体に重さがあって、シャフトも通常のレディースドライバーより硬めなので、ヘッドスピードが35m/sくらいの女子ゴルファー向けです。
白ティから男性と張り合っているくらいなら、きっとそのくらいのヘッドスピードと体力は十分にあるでしょう。
またレディースドライバーも弾道調整機能がついていて、ロフト角を-1~+2度変えられる設計になっています。
購入時はニュートラルになっているので、クラフトマンなどに相談して理想の弾道に合わせてもらいましょう。
弾道調整をすることで、球のつかまりも良くなるし、球も上がるのでスペック幅が少ないレディースクラブとしてはうれしい機能です。
ブラックのクラウンにブラックフェースと、レディースクラブとしては珍しいクールなフェースデザインになっています。
しかし難易度の高いクラブなので、すべての女性向けというよりは、上級女子ゴルファー向けのドライバーです。
試打するときに気を付けること
試打する際は、1つのクラブに3球くらいまでにしましょう。
x2hotドライバーのようにいつもより飛距離の出るドライバーを打つとうれしくてついつい何球も打ってしまいがちです。
しかし何球も打ってしまうと、どうしてもそのクラブにスイングを自然に合わせるようになってしまいます。
たくさんのクラブを試打する中からその3球で納得のいくショットを打てたものだけをチョイスしていくのです。
意外と大事なのが、1発目の当たりです。
・タイミング良く振れる
・芯をとらえることができる
・イメージした通りの弾道で打てる
この3つのポイントを試打1発目でクリアしたクラブは、高い確率で自分に合っていると考えて良いでしょう。
ゴルフショップだと室内での試打になります。
できれば練習場などの屋外での試打をオススメします。
室内での試打では、スピン量や球筋などを正確に計測できるという点では良いのですが、不思議と普段のスイングとは違ってしまう欠点もあります。
練習場ではしばしばメーカーが大々的にニューモデル試打会を行っているので、気になるクラブがあったら足を運ぶといいですよ。
試打を重ねてカスタムするのも1つの方法
試打は1度でなく、何度もしてみることが大切です。
その日の体調やゴルフの調子によって感じ方が変わってくるからです。
その都度、自身の感想やショップの人の意見などをメモしておくと良いでしょう。
数か所気に入らない点があったとしても、どうしてもそのクラブが気になるようでしたら、シャフトやグリップをカスタマイズして自分使用のクラブに仕上げることもできます。
クラブのカスタマイズに目を向け出すのはゴルフが上達してきた証拠ですから!