ドライバーの評価も高いですが、アイアンの評価がかなり高いタイトリスト。
アイアンに関しては「タイトマニア」の人も結構います。
タイトリストのアイアン716シリーズには4機種あります。
これからタイトリストに挑戦してみようという人のために、ap1・ap2・cb・mbという4機種の違いを教えましょう。
タイトリストap1とap2の違いとは
日本でタイトリストで人気があるのがapシリーズになります。
その中でもap2は日本での支持者がとても多いです。
ap1はタイトリストのアイアンの中でも簡単なモデルと言われています。
初心者用的なイメージが敬遠されてしまうところかもしれません。
逆にap2は少し難しいので、腕を磨きたい!という方向けのモデルです。
プロゴルファーでもこのap2を利用しているのもあり、信頼のあるモデルといったイメージが強いでしょう。
このap1とap2の大きな違いはロフト角です。
7番アイアンで比較すると、ap1=30度、ap2=33度でap2の方がロフトが寝ています。
アイアンの飛距離はロフトの角度が1度違うと3ヤードくらい違ってきます。
故に、ap1とap2とでは7番アイアンで考えると、飛距離が10ヤード弱変わってくるのです。
飛距離を求めるのならばap1の方が飛ぶのですが、ap2の方が操作性に優れているのでドローボールを打てば、その差は埋められるかもしれません。
ap1とap2で考えると、自身の技術の段階を追って変えていくのをオススメします。
ap1を購入後、90台が安定してきたらap2に買い替えるのも一つの方法です。
そうなるとap2の後はmbになるのでしょうか。
タイトリストcbとmbの違いとは
キャビンティバックのcb、マッスルバックのmb。
どちらもタイトリストの中では上級者向けのモデルになります。
cbを使いこなすには、ドローにもフェードにも弾道の打ち分けをできることが必要です。
90台前半から80台のスコアで回る方が使うモデルというイメージです。
cbからすると、mbはかなりシビアですね。
失敗したら基本的に飛ばない、真っ直ぐ飛ばないです。
しかし、当たったときの打感は言葉にできないくらい「最高」です。
体力があり、ヘッドスピードも速く、ボールの回転も打ち分けられるようなシングルプレーヤーにこそ合うモデルです。
cbは、ap2からレベルアップした方へ。
mbは、cbからレベルアップした方へ。
と段階を踏んで使いこなしていくのが良いでしょう。
しかしmbとcbの違いはかなり大きいです。
mbの難しさは、mbを使いこなせることを目標にしている方がいるほどです。
cbはどちらかと言うと、ap2寄りのアイアンと言ってよいでしょう。
とくに最新モデルでは、mbとcbの差が広がり、cbとap2の差が縮まったという印象を受けます。
タイトリストmb714とmb716の違いとは
デザインで見ると、mb714は直線的なデザインでしたが、mb716は流麗のデザインになっています。
流麗なデザインになったことで、見た目のかっこよさは増した感じがします。
mb714はバックフェースが薄めのプレーンバックでしたが、mb716は若干厚みが増しています。
フェースはかなり小さめで微妙にmb716の方がコンパクトです。
ソール幅はかなり薄めです。
ネックはほぼストレートで、微妙にバンスもあります。
見た目にはcb716に近い感じがしますが、mb716の方が微妙にフェースが小さい分難しく感じるでしょう。
正直見た目以外にmb714とmb716に大きな違いはありません。
全体的に微妙な違いと言って良いでしょう。
そもそもウッドと違って、アイアン自体の進化がさほど大きくないのが現状です。
とくにタイトリストのmbシリーズの魅力としては大きく変化しないことでもあるので、あえて大きなモデルチェンジをしていないのでしょう。
今回の716シリーズの特徴と言えば、716t-mbの発売でしょう。
見た目はマッスルバックのような、タングステン内臓の中空アイアン。
優しいマッスルバックアイアンを探している方にはこちらはうってつけかもしれません。
タイトリストmb716の特性は
タイトリストのアイアン同士の違いをお話してきましたが、そもそもタイトリストmb716の特性は何なのでしょう。
mb716は軟鉄鍛造フィールとコントロール性能を最大限に発揮したいゴルファーへ向けた、タイトリストのピュアマッスルバックです。
ダイナミックゴールド装着の7番アイアンで、ロフト35度、クラブの長さは37インチ、シャフトフレックスはs200、キックポイントは手元調子、バランスはD2、クラブ総重量は433gです。
シャープなトゥ、薄いトップライン、プレウォーンリーディングエッジに、精密な分厚いマッスルバックデザインで、プレーヤーの意図した弾道を実現できる、ショットコントロールを最大限に発揮できる作りになっています。
軟鉄鍛造製法と分厚いピュアマッスルデザインが、mbシリーズらしい力強さと716で取り入れたソフトな打感を生み出しています。
悪いライに強いクラブと言うイメージです。
ソールが広すぎないので、ディボット跡やベアグランドなど難しい場面で、ボールを拾っていくことができるでしょう。
また、番手毎に最適化されたフライコントロール設計により、番手毎の弾道と正確さ、高い精度の飛距離性能を実現しています。
特性を聞くだけでも、上級者向けといった感じですよね。
タイトリストmb716を試打した方の感想
どの方もmb716を試打して、mb714やcb716と比較しています。
mb714と比較すると、打感の違いは分からないが、相変わらず柔らかくて最高なようです。
構えたときの顔にもさほど違いを感じないようです。
シャフトがフロー設計の新シャフトダイナミックゴールドAMTになったので、ロングアイアンが楽に振れるようになりました。
飛距離は716cbの方が平均的によく飛びます。
ロフト角が7番で1度違うのですが、実際に打つとそれ以上に差があるようです。
もともとcbとの飛距離の差はあったのですが、716ではより差が広がった感じです。
しかしmb716は飛距離のバラつきが少ないので、安心してピンを狙えます。
mb716は距離よりも操作性といったところですね。
タイトリストmb716のデザインは、ミズノのmp、ブリジストンのmbなど上級者向けクラブの中でも群を抜いて美しいです。
上級者のオーラが出ていて「アスリート」という感じがします。
mbシリーズで考えると以前よりは優しくなった感じがしますが、それなりに難しいというのは間違いありません。
タイトリストはウェッジも人気です
タイトリストのap1~mbまでの違いをお話してきましたが、タイトリストはアイアンだけでなくウェッジも人気です。
ウェッジは、初心者から上級者まで関係なく選ばれています。
タイトリストのウェッジは、世界でも日本でも使用率No.1と言われています。
ウェッジで求められるのは、距離の打ち分け、上げる、転がすなどいろいろなショットが打てること。
コンディションでも、フェアウェイや深いラフ、バンカーなど様々です。
タイトリストのマスタークラフトマンのボブ・ボーケイ氏は、それらのプレーヤーの要求を具現化し、それらのニーズに応えることにより、あらゆるプレーヤーの満足と信頼を得ているのです。
ロフト角、バウンス角、ソール形状に多くのバリエーションを持つボーケイウェッジなら、あらゆる状況に合わせ、それぞれのゴルファーが最適なウェッジを選択することができます。
例えば「SM5」のロフトは9種類でバウンスは5種類、「コールドフォージド」のロフトは7種類でバウンスは2種類もあります。
そういった豊富なバリエーションが様々なプレーヤーのゴルフスタイルによって選べるようにしているのです。
タイトマニアになってみてはどうでしょう
そろそろクラブ買い替えを考えている人がいたら、タイトリストのアイアンを是非試打して欲しいです。
初心者であればap1を、それ以上の人であれば自身のレベルに合わせてap2~mbを試打してみましょう。
段階を踏んでアイアンを選んでいけることもタイトリストの一つの魅力。
mbを使いこなすのを目標にタイトマニアになってap1からスタートしてみてはいかがでしょう。
何を言ってもまずは、試打からです。
どれだけ難しいかを知るためにmbを打ってみるのも面白いかもしれません。