ゴルファーが100人いれば100通りのスイングがあります。
クラブフィッティングと聞くとどこか上級者感がありますが、初心者から中級者の方こそ上達のために必要です。
ゴルフショップや工房、いろいろなメーカーが独自のフィッティングを行なっていますが、今回はミズノのパフォーマンスフィッティングについてお話します。
経験したことがある人もない人も、ミズノフィッティングを体験したくなるでしょう。
ミズノフィッティングを体験する前に知っておこう
ミズノフィッティングで重要視されているのが「SWING DNA」です。
フィッティングを体験する前に「SWING DNA」とは何かを知っておきましょう。
SWING DNA=個性とミズノゴルフは言っています。
ゴルファーが生まれながらにして備えているゴルフスイングの癖や特徴のこと。
SWING DNAを発見することで、その人特有のスイングの個性を知ることになるのです。
個性を知りクラブを選ぶことでスイングが良くなる可能性が出てきます。
ミズノではSWING DNA測定後、あなたの現在のスイングと理想の弾道を生み出すスイングのギャップをクラブフィッティングで埋めていくのです。
あくまでもSWING DNAとは、発見することで上達するのではなく、自分に合うクラブを見つけレベルアップのカギにするのです。
SWING DNAと言う言葉から、血液検査などイメージしそうですが、実はとても簡単な測定方法です。
ミズノが開発したシャフトオプティマイザーと呼ばれる計測器を3~5回ほどスイングするだけです。
ミズノには「フィッター」という人がいて、SWING DNAとコミュニケーションからクラブを選択してくれるのです。
ミズノのウッドフィッティング体験
それでは、ウッドフィッティングの体験の流れを説明します。
まずSWING DNAを構成する、ヘッドスピード・スイングテンポ・トゥダウン・前反り角・しなりスピード・スイング半径の6つの要素を計測して高精度に数値化します。
ここでミズノ専用の計測器「シャフトプティマイザー」を使います。
数回の試打で適したシャフトを3~4本に絞り込みます。
次は、選んだシャフト候補にヘッドを組み合わせて試打をします。
あなた自身のスイング感を確かめると同時に、フィッターがフェースの打点位置やボールの弾道などからシャフトの硬さが合っているかをチェックします。
ここでシャフト候補の中からベストな1本を決定します。
シャフトが決まったら、グリップ選びです。
ここで一番大事なのは、あなたの手の感触に一番フィットするグリップを選ぶことです。
このウッドフィッティングでは太さの違うタイプのグリップを自身の感触で自由に選択できます。
こればかりは、自分の感触で判断するしかないのです。
全部が決まったら、最終チェックのための試打をします。
そのショットが理想の放物線を描くかをフィッターが確認します。
描ければ、あなたのSWING DNAにマッチしたクラブだと言うことです。
描けなければ当然もう一度最初からフィッティングをし直します。
ミズノのアイアンフィッティング体験
今度はアイアンのフィッティング体験の流れについてお話します。
先ほどと同じくSWING DNAを構成する、ヘッドスピード・スイングテンポ・トゥダウン・前反り角・しなり係数の5つの要素計測して高精度に数値化します。
もちろんここでもミズノ専用「シャフトオプティマイザー」を使用し、数回程度のスイングでシャフトを3~4本に絞ります。
ここまではウッドフィッティングと同じです。
フィッターがあなたのゴルフスタイルや好みを考え、最適なヘッドをセレクトします。
アイアンの試打クラブは、独自のシャフト取替えシステム「インターチェンジャブルシャフトシステム」によって数百通りものシャフト×ヘッドの組み合わせが可能になります。
もちろんその場でヘッドを取り替えて試打できるので、候補のシャフトに最も相性のいいヘッドが見つけ出せるのです。
ヘッドが決まったら、そこからヘッドのライ角を微調整していきます。
ライ角はボールの方向を大きく左右するとても重要な要素です。
シャフトとヘッドの相性が良くても、ライ角がスイングに合っていなければ、狙い通りのショットは打てません。
ですからフィッターはとても慎重に微調整します。
以降はウッドフィッティングと同じになります。
ミズノのパターフィッティング体験
ゴルフで一番繊細なのがパッティングです。
ボールの距離感や方向性が重要なのは分かっているのですがなかなか上手くいきません。
実はその原因もSWING DNAとパターとの相性が関係しているのです。
ミズノのパターフィッティングでは細かな挙動を感知する高性能センサーと独自に開発したソフトを使ってSWING DNAをチェックします。
1.ボールの打ち出し角を2~3度にすることで適正な転がりを手に入れる。
2.目標に対する方向性がよくなる。
3.安定したヘッドローテーションとパターストロークを体得する。
のパッティングでは理想の3つの向上を目指します。
上記した高性能センサーをパターシャフトに取り付けて4~5球打って分析します。
シャフトアングル・インパクトロフト・インパクトライ・ロケーション・フェースバランスアングルの5つが瞬時に表示されます。
計測結果から、ロフト角・ライ角・ヘッドモデル。クラブの長さ・グリップを選定します。
ベストパター完成後、理想値に近づいていることを確認します。
大げさに言うと、これで目を閉じても入れられるあなたのためだけのパター完成なのです!
パターフィッティングをぜひ一度は体験しておくことをオススメします。
ミスノ認定クラブフィッター常駐のお店だけ
夢のようなパフォーマンスフィッティングですが、どこででもできるわけではありません。
ミズノが認定したクラブフィッターが常駐し、質の高いフィッティングサービスを受けることができるお店でたけ体験できます。
どこででもできないから不便かもしれませんが、それだけのこだわりがあると思ってください。
フィッティングできる施設では、ウッドとアイアンの両方のシャフトオプティマイザーがあり、最新の診断ソフトを使って短時間であなたにピッタリのシャフトを選択できます。
限られた店だけということもあって、ウッド・アイアンともにヘッドとシャフトの在庫を多数置いています。
両方が多数あるので数百通りの組み合わせで試打することを可能にしているのです。
また、ヘッドとシャフトだけでなくグリップまで含めたトータルのフィッティングで、必ずあなたにぴたりと合ったクラブが仕上がるでしょう。
ミズノパフォーマンスフィッティングセンターとミズノパフォーマンスフィッティング店では、ゴルファー憧れの限定モデル「JPX FT-1」アイアンもフィッティングできます。
もっと凄いミズノのフィッティング
ミズノには、ゴルファー憧れの「ミズノテクニクス養老工場」というところがあります。
トップクラフトマンによるオリジナルアイアンのカスタマイズフルセットのフィッティングができるのです。
トップクラスのクラフトマンと一緒に、必要な情報をカルテに書き込んでいきます。
フィッティングブースで、色々なシャフトを試していきます。
そこはさすがトップクラスのクラフトマンです。
一度のスイングでスイングの多くが見えるようで、適切なアドバイスを元にフィッティングが進められていきます。
このフィッティングを体験した人にしか分からないでしょうが、フィッティングしているうちに自分の合うクラブに導かれているのが実感できると皆さん感想をおっしゃっています。
通常のミズノパフォーマンスフィッティングでも内容を見ると十二分な感じがするでしょう。
しかし全国のミズノパフォーマンスセンターで手軽にフィッティングできるのにも係らず、ゴルファーの聖地・ミズノテクニクス養老工場でのフィッティングを求めて沖縄から日帰りで行く人もいるほどなのです。
フィッティングで大きくゴルフは変わる
フィッティングはまだ自分にはまだ早いと思っている方がいるのではないですか?
それは「大間違い」です。
ゴルフが上達しないのは、練習不足や才能不足ではなくて、自分に合っていないクラブを使っているせいかもしれません。
プロだってスイングは個性があって様々です。
自分に最適なクラブを使うと、ショットだけでなくスコアも見違えるような結果がでるのです。
必ずしも購入する必要はないので、躊躇せずにまずは体験してみて凄さを実感してみましょう!