伝えたい!プロギアのアイアンを試打して感じる、思う事。

最終更新日:2017/02/06

皆さんはプロギアのアイアンクラブに対して、どの様なイメージを持たれているでしょうか。

試打された事のある方、ない方含めてなんか難しそう、ちょっと高そうなど様々なイメージがあるのではないでしょうか。

他のメーカークラブと比べてプロギアのアイアンがどうなのかみていきましょう。

まず、プロギアのアイアンを使用しているプロは誰?

プロギアのホームページより2017年に用具契約をしているプロゴルファーは、平塚哲二・矢野東・小平智・原江里菜・森田理香子・藤本麻子・辻梨恵・海老原清治・金井清一各プロとなっています。

みなさんショットメーカーですよね。

一部他のメーカーに比べると契約プロの数というのは決して多くはないのですが、プロギアのクラブ、アイアン含め非常に打ちやすいクラブだと思います。

試打された事のある人なら分かると思うのですが、上級者には上級者向けの取り回しやすいクラブ、アベレージゴルファーには打つだけでボールが上がりやすい構造のクラブとそれぞれのレベルに応じたクラブラインナップが用意されています。

ブリヂストンやテーラーメイドといったメジャーなゴルフクラブメーカーのクラブもよいですが、プロギアのクラブも負けず劣らずよいクラブだと思います。

一度使ってみてはいかがでしょうか。
きっと納得される事間違いなしです。

 

プロギアはユーティリティでロングアイアンを打ちやすくしたメーカーです!

今から30年近くも前にプロギアから発売された『インテスト』というユーティリティクラブがあります。

実は、今も昔も変わらないプレーヤーの課題としてあるのが、ロングアイアンを上手く打つにはどうしたらよいのかが挙げられます。

アマチュアゴルファーにとって、14本のクラブの中でのロングアイアンは3、4番アイアンになる方がほとんどではないでしょうか。
(昔、私はプロギアのDATA601といクラブの2番アイアンを入れてプレーしておりました。これはこれで当時打ちやすいロングアイアンではありましたが)。

距離を出さなければならないロングアイアンで「大ダフリ」なんて事も1度や2度ではないはずですよね。
結果、もっと短いクラブで刻んだほうが距離が出せたなんて事も。

そこで当時、アイアンよりもソールを厚くして芝の上を滑らせる様に構造されたユーティリティクラブが登場しました。

このクラブの登場により、課題だったロングアイアンをどう打ちこなしたらよいのかが解決されたのです。

以降、プロギアに限らず各社ユーティリティクラブを発売し、それぞれに機能が進化しました。
今ではロングアイアンに代わるクラブとして、各社各様のユーティリティクラブが発売されています。

昨今、ロングアイアンを入れているゴルファーって本当に少なくなりました。
これもゴルフクラブの進化ですね。

プロギアからも最新のユーティリティクラブが発売されていますので、ゴルフショップで試打されてみてはいかがでしょう。

 

最新プロギアのアイアンを試打してみましょう

現在、新しいラインナップとしてプロギアから発売されているアイアンが何種類かありますが、その中で上級者向けのFORGED軟鉄鍛造アイアンとアベレージ向けのTITANFACEアイアンを試打して次の様に感じました。

まず、上級者向けの「RS FORGEDアイアン」ですが、シャフトはダイナミックゴールドのS200を試打し、ヘッドはストレートネックの為、引っかかるイメージは全くなく、かといって意識してボールを捕まえにいかなくても適度につかまってくれるクラブといったイメージです。

重心も低めに設計されている為、ボールは上がりやすく、このクラブの一番の特徴である振動減衰材の効果によって飛距離が出やすい事が挙げられます。

次に、アベレージ向けの「RS TITAN FACEアイアン」については、こちらもストレートネックとなっており、極端にアベレージゴルファー向きといった事ではないクラブです。

こちらのクラブにも振動減衰材が入っており、TITANFACEと相まって、多少芯を外しても飛距離のロスは少ないクラブと言えますね。

打感を意識しなければ、軟鉄鍛造アイアンに引けをとらないスペックのクラブなのではないでしょうか。

 

各メーカーのアイアンの特性について考える

昨今、プロギアだけでなく各メーカーのアイアンには特性が出しづらくなっているのではないかと考えられます。

様々なクラブを試打しても違いに気づきにくくなっています。

確かに材質、構造などで多少の違いはあるものの、大きく分けてマッスルバック、キャビティバック、その中間といった仕様で考えると3種類のクラブ仕様という事になります。

今と比べて昔は製造技術、材質に差があったため、比較的重心位置の高いマッスルバックのアイアンが主流でした。

このクラブの特性だとダウンブローに綺麗にボールをヒットする必要がありました。
クラブが難しい分、練習量を重ねる程上手くなるといったイメージでしょうか。

それが、キャビティバックの登場により、ヘッドの重心が下に下がり、ダウンブローでなくレベルブロー(芝を掃くようなイメージ)で振ってもボールは高く上がるようになりました。
いわゆる、「タメ」がなくても打てるようになったんですね。

ただ、アイアンのフェースを薄くするキャビティバックは、どうしても打感が軽くなってしまうため、それを嫌がる上級者も多く、そこで登場したのが、マッスルバックとキャビティバックの中間の様なクラブです。

このアイアンだと、比較的重心位置も低く保て、かつ打感もマッスルバックの様な感触を得られます。

ここから、現在様々なアイアンが登場しておりますが、ソールの厚み、ヘッドの材質など細かな仕様の違いはあれど、基本的に大きな差は出しにくくなっていると考えられます。
もちろん、ヘッドの形状(顔)は各アイアンで違う為、自分の気にいったアイアンを選ぶのは言うまでもありません。

 

試打したい、プロギアのアイアンはかっこいい

これは、プロギアのアイアン全体に言える事なのですが、とにかく顔がかっこいいと言えるのではないでしょうか。
ただし、好みは分かれる所ではありますが。

構えた時のヘッドの座りやフェースは打つ物を安心させるのではないでしょうか。
昔からプロギアのクラブ、とくにアイアンはヘッドの格好良さが他のメーカーに比べ良かったと思っているのですが、これは、海外とくにアメリカUSGAの流れとは別の、日本国内マーケットがメインだったからかもしれません。

他のクラブメーカーは昔から国際的に展開されており、パワーヒッターの多い海外プレーヤーが好む小ぶりな顔のクラブが多かった様に思います。

プロギアも今では海外プレーヤーの使用するクラブとなっている為、ラインナップには外国人向けの仕様がありますが、国内向けのクラブの顔は相変わらずのお気に入りです。

ゴルフショップに行き、試打するクラブの優先順位が高いクラブです。

 

アイアンを試打する時に気を付けたい事

ゴルフショップにいくと、新しいクラブの試打ができますよね。
各メーカーのニュークラブって、ゴルファーにとっては良いものです。

アイアンの試打用クラブはプロギアに限らず、大体7番アイアンなのではないでしょうか。

皆さんは7番アイアンだけを試打してどう感じられますでしょうか。

ご存じの様に、アイアンは番手によってクラブヘッドの形状が変わっていきます。
同じクラブでは同じ様な感覚になる様セッティングされていますが、やはりそれでも7番アイアンと3番アイアンでは異なります。

7番では打ちやすいのに5番より上の番手は打ちにくいクラブもあるのです。

滅多にないと思いますが、番手によって感覚が変わるアイアンセットの場合は、試打用クラブ以外のクラブも打ってみたいと思いますよね。

販売店の事情もあるでしょうから、なかなか難しいでしょうが。

 

プロギアのアイアンをオススメしたい

プロギアのクラブ、とくにアイアンは上級者からアベレージゴルファー、初心者に至るまでライアンアップが揃っており、ぜひオススメしたいメーカーです。

ゴルフショップでも試打ができると思いますので、機会がある方は一度試されてはいかがでしょうか。