ドライバーのバランスは、d4など数字の大きな物がよいのか?

最終更新日:2017/01/27

ゴルフクラブのバランスって気になりますよね?
とくにドライバーなどウッド系のクラブだと、ショップにd1~d4とかが書いてあり、どのバランスがよいのか悩みます。

それではクラブのバランスについて考えてみましょう!

ドライバーのバランスがd4などウッド系のバランスを考える

ゴルフショップでドライバーを見ると、総重量やシャフトの種類、硬さの他にバランスも書かれていますよね。

あれはいったい何を表しているのでしょうか。

バランスとはそのクラブのヘッドの効き具合、振った時にヘッドの重さを感じ取れる値を表しています。

ドライバーなどのウッド系だと男性用のクラブでc9(最近あまり見かけませんが)からd4位の物が置かれているのではないでしょうか。

アルファベットと数字の組み合わせでできているのですが、cからdに向かって、数字が小さいものから大きくなるにつれてヘッドが効いているという事になります。

ゴルフスイングはリズムやタイミングが大切ですので、ご自分のクラブのバランスが揃っているといつも同じ感じで振りやすくなります。

もちろん、バランスだけでなくクラブの重量も大切になりますので、自分にとって扱いやすいクラブを選ぶ事が重要な事は言うまでもありません。

また、1つ2つ位のバランスの違いを感じ取る事は難しいかもしれません。

クラブの重量、バランス、特性など、ゴルフクラブの特性を探すのも、ゴルフの楽しみの1つになりますよ。

 

ドライバーのバランスでd4ってどうなの?

では、実際ドライバーのバランスでd4はどんなクラブになるのでしょうか。

d4だと結構ヘッドの重みが感じられるバランスとなるのですが、市販品で標準的な60グラム台のシャフトではなく、一段上の70グラム台のシャフトに多くなってくるのではないでしょうか。
もちろん、60グラム台のシャフトでd1だったとしても0.5インチ長くすればその分バランスは1つ出るのでd4にする事は可能です。

しかし、そのシャフトに元々備わっている特性があるはずですので、標準的に使用する事を目的として考えた場合、無理やりバランスを合わせに行く事は良いとは言えないかも知れません。
また、バランスd4のドライバーはヘッドの返りがよいつかまりやすいクラブと言えるかもしれません。

バランスがd4という事は、ヘッドが効いているという意味では、曲げたり、高低を打ち分けたりし易いと言えます。
ゴルフの腕を上げたい方は少し難しいクラブに挑戦してみるのもありかもしれません。

ただし、取扱いが出来るクラブというのは、スイングテクニックが高度になる事もお忘れなく。

 

バランスの違いによるスイングへの影響について考える

ドライバーのバランスがd4だから、他のクラブも全部d4にしなければならないのでしょうか。

そんな事はありません。

実際、1ポイント位の違いなんてほとんどわかりませんし、揃っていなければミスショットになるなんて事もありません。

ミスショットは他の要因によるものがほとんどです。

気持ち的に揃えたい!
って方はおられるかもしれませんね。

ドライバーのバランスを決めれば、後のクラブも大体のポイントで決めればよいのではないでしょうか。

ウッド系はカーボンシャフト、アイアンはスチールシャフトの組み合わせのプレーヤーも多いと思われます。

ドライバーがd4なら、全体的にはd1からd4位の間でまとめておけば、ゴルフクラブへの不安はなくなるのではないでしょうか。

女性用のクラブは軽量な分、バランスがd0より上の物と言うのは普通少ないと思われますが、体力に自信がある女性は重めのクラブを使って身体でスイング!を目指してみてはいかがでしょうか。

 

飛ばし屋のドライバーはバランス重視なのか

他人よりも飛ばないゴルファーの憧れ。
そう、飛ばし屋です。

いい身体で、アドレス時のスタンス幅も広く大きなアークで飛ばす。
憧れますよね。

では、そんな飛ばし屋達のドライバーのバランスはd4だったりするのでしょうか。

答えはノーです。

飛ばし屋でも、その振り方や癖に様々なものがあり、一概にバランス重視だとは言えません。

当たり前なのですが、2人の飛ばし屋が同じドライバーでバランスがd4のクラブを振っても結果は同じにはなりません。

リズム、タイミングが違うからです。

この事からヘッドスピードが同じでも飛距離は異なってきます。
(風などの影響は除いてもです)。

ボールの回転数や弾道の高低など他の要素が違うからなのですね。

いつも安定して振れる重量、バランスのクラブをオススメします。

 

そもそも、バランスがd4のクラブってあまり見かけません

ドライバーのバランスがd4のクラブは、普通のショップではあまり見かけない(マイノリティ)ですよね。

私も正直、あまり見かけません。

やはり、市販品で一番売れるウッド系のクラブのボリュームゾーンはd0からd2位までではないでしょうか。

シャフト重量も平均的でヘッドも適度に感じれる。
そんなクラブが一番売れますよね。

スイングチェック出来るショップで、実際にスイングしてみて、店員さんも平均があったほうがアドバイスしやすいと思います。

確かに、最近のクラブはシャフトの差し替えが出来るタイプの物が多くあり、量販店には多くの種類のシャフトが揃えてあります。

でも、休日に行くと他のお客さんもたくさんいて、1つ1つ確認するのは気が引けますよね。

それでもストイックにスイングを追い求め、クラブの適正を合わせたいというプレーヤーの皆さんには、量販店ではなく、お近くのプロショップへ行かれる事をオススメします。
最初は小難しそうなおじさんと感じるかもしれませんが、ゴルフに対する情熱、好きさ加減を感じてもらえれば、案外親切な対応をしていただけるかもしれません。

きっと、そんなあなたはゴルフに対する造詣が高まる事間違いなしです。

 

それでもバランスが気になる人に

私もそうでしたが、どんどんスコアがよくなっていっている時は、重量やバランスってすごく気になっていました。

ただ、最近はバランスの方はあまり気にならなくなってしまいましたが。

ドライバーでd4も使った事あります。
ヘッドが効いているので、振ってもボールのつかまりがよかったのを覚えています。

今は年齢的に当時ほど振れなくなっているので、どちらかというとクラブ重量を意識しております。

あまり練習に時間を割けないゴルファーは、クラブやバランスをしょっちゅう変える事はオススメできません。
それは、クラブの特性に合わせてある程度自身のスイングも固まるからです。

確かに、スイングの欠点をクラブが補ってくれますが、そもそも論としてゴルフはいかにミスを減らすかというスポーツです。

100点満点はあり得ません。

一度クラブを落ち着かせて、スイングを固めてみる方法もありかもしれませんよ。

 

ドライバーのバランスよりもスイング全体を考えてみましょう

ドライバーのバランスはd4を使っているのは、ある程度の腕前の人が多いのではないでしょうか。

自分が振れる、コントロールできるクラブが一番よいのですが、いきなりd4にチャレンジするよりも平均的なクラブでスイング固めをしてみてはいかがでしょうか。

クラブの癖みたいな物も、一定のクラブを使用していれば感じるはずです。