ゴルフクラブの買い替えをする際、やっぱりどこのメーカーがいいか迷ってしまいますよね。
自分のスイングや予算に合わなければダメですが、選択肢が多かったりカスタムメイドが出来れば、自分のスイングに合ったアイアンは必ず手に入ると思います。
そこで今回は最近のゴルフクラブでアイアンを買うなら、どこのメーカーがいいかお話ししたいと思います。
【ゴルフクラブの選び方】アイアンの選び方
アイアンといっても様々な種類があって迷ってしまいますよね。
数あるゴルフクラブメーカーから様々な形状のモデルが発売されておりますが、アイアンは大きく3つのタイプに分類されます。
まず1つめがマッスルバックアイアンです。
ヘッドが比較的薄く、小さな形状のモデルです。
構造上大きく作れませんが、フェース部分は厚みがあるので、打感でいえばマッスルバックが1番良いものです。
優しいモデルではありませんが、弾道や球筋をコントロールしたいゴルファーにオススメです。
次はキャビティアイアン。
フェースの後ろ部分がへこんでいる構造のモデルです。
マッスルバックに比べ、ヘッドを大きく作りやすく、重心も深くすることができるので、ボールが上がりやすく、ミスに強いといえます。
キャビティはヘッドの大きさやソール部分の広さが様々なので、初級者から上級者まで使いやすいモデルが揃っています。
最後は中空型アイアンです。
これはヘッドの中が空洞になっている構造でキャビティ同様ミスに強いモデルです。
キャビティよりもさらに重心が深いので、よりボールを上げやすくなっています。
【ゴルフクラブの選び方】人気のメーカーで選ぶならこのアイアン
「購入するなら人気のあるメーカーで」と考えるのであれば、まず1番に挙がるのがダンロップです。
松山英樹プロも使用しており、非常に人気ですね。
実際中古ゴルフクラブ市場においても、ダンロップ製のアイアンが上位を独占しています。
その中でもゼクシオアイアンは、年間を通じて優秀なクラブを選定するホットリストジャパンでも金賞を受賞しています。
ゼクシオというとシニア層のイメージがあるかもしれませんが、アスリート向けのゼクシオフォージドアイアンの設計もありますので、現在は幅広い年齢層のゴルファーに使用されています。
また、ダンロップでは松山英樹プロが使用しているスリクソンアイアンの設計もしています。
こちらもポケットキャビティ、ハーフキャビティ、マッスルバックといったラインナップがあり、すべてのレベルのゴルファーにマッチングするようなモデルが発売されています。
楽に飛ばしたい、真っ直ぐ飛ばしたい、ボールをコントロールしたい等、ゴルファーの様々な要望に応えてくれるアイアンが揃っているといえるでしょう。
【ゴルフクラブの選び方】カスタムメイドで自分専用アイアンを作るならこのメーカー
いざゴルフクラブを購入しようとなると、自分に合うように様々なカスタムをした上で購入したいといった気持ちも出てくると思います。
そういったゴルファーにはPINGがオススメだと思います。
アイアンヘッドの種類はもちろんですが、グリップやシャフトといった点ではほとんどのメーカーがカスタムできるように取り揃えています。
その中でもPINGは非常に細かなカスタムを実施してくれています。
身長や体重、手足の長さ、スイング軌道等、ゴルファー1人ひとりに違いがあることは当然で、クラブも同じように違いが出てこないと、ナイスショットは実現できません。
PINGフィッティングでは身長、手の長さ等、細かな身体測定でその人の適正なライ角や長さを設定し、スイングテストをすることで、自分にあったスペックのクラブに導いてくれます。
もっと飛ばしたい、ドローを打ちたいといった細かな点にも対応してくれますので、ぜひPINGフィッターが在籍している店舗に足を運んでみてください。
【ゴルフクラブの選び方】価格でアイアンを選ぶならこのメーカー
アイアンを購入する際に気になってくるものが価格だと思います。
比較的安いとされるメーカーはどこでしょうか。
1番安いと思われるのが、NEXGEN等ゴルフショップのプライベートブランドです。
ではゴルフクラブメーカーで考えるとどうでしょうか。
メーカーで考えるとキャロウェイやテーラーメイドといえるでしょう。
この2つは外資系メーカーの中でも日本で普及率が非常に高い人気メーカーです。
ゴルフショップでこの2つもメーカーは必ずといっても良いほど目にすると思います。
普及率が高い分、中古ショップに並んでいる数も他のメーカーに比べ多めだと思います。
その分、セット商品が安めに設定されていたり、フルセット販売が並んでいたりすることもあります。
また、外資系メーカーは日本メーカーと比べ、モデルチェンジのサイクルが早めです。
その分、モデルが古くなった商品の価格低下の幅が大きくなっていると思います。
最新モデルでなく、比較的新しく、安めでと考えるのであれば、この2つのメーカーを検討してみてはいかがでしょうか。
アイアンと併せて買いたい人気のウェッジ
アイアン購入についてお話してきましたが、合わせて購入したいものがウェッジです。
アプローチやバンカーで大きな役割となるウェッジ、これもアイアンと同じゴルフクラブメーカーが人気といわれると、多少違いが出てきます。
まずウェッジと言われると挙がるメーカーはタイトリストでしょう。
ゴルファーのほとんどは「ボーケイウェッジ」といった言葉を耳にしたことがあるでしょう。
ツアーでの使用率が1番であることが、その人気を物語っています。
実際、ソール形状やロフト角等、バリエーションに富んだモデルを発売しています。
また、日本では角溝形状(現在ではルール上の問題が出てしまいましたが)でブームとなったフォーティーンも非常に人気のメーカーです。
初代モデルはショットすると、ボールにキズが付いてしまうほどのスピン性能で、プロアマ問わず人気となりました。
現在ではしっかりルール上問題なく、スピン性能はもちろん、バンカー脱出に特化したモデル等、様々なモデルを製作しています。
以前は、ゴルフショップにほとんど流通していませんでしたが、現在は多くのショップで販売されています。
必ず試打して熟考した上で購入しましょう!
ここまで、様々な視点からアイアンを選ぶ際のメーカーを見てきましたが、1番重要なことは「そのクラブが自分に合っているか」です。
評判が良いから、安かったからといった理由で購入し、いざ打ってみるとナイスショットしないといったことはありませんか。
そうならない為に重要なことが、購入前の試打です。
現在ほとんどのゴルフショップには試打スペースが存在します。
これをぜひ活用してください。
評判が良いからといって、感覚は人それぞれ、実際に打ってみて感触が良かったものを購入することが1番です。
ゴルフショップには、知識が豊富なスタッフがたくさんいますので、アドバイスしてもらったりして、しっかりと考えた上で購入を検討しましょう。
また、カスタムクラブで説明したPINGのフィッティングサービスも受けてみると、自分が抱えている悩みが解決するかもしれません。
ゴルフクラブの購入は非常に高価なものです。
購入してからがっかりすることがないように、試打等でしっかり検討してから購入しましょう。
多くのクラブを検討して、マッチングしたクラブを!
人気メーカー、価格等クラブメーカーそれぞれに特徴があります。
多くのゴルファーの様々なニーズに応えるように、メーカー側もバリエーションに富んだクラブを製作してくれています。
多くのクラブが流通している現在、選択肢が多い分検討する時間をしっかり準備することが重要です。
試打、スタッフのアドバイス等を有効に活用して、最高の1本にめぐり合ってください。