ゴルフクラブはブランドイメージで選んでも大丈夫ですか?

最終更新日:2017/01/22

ゴルフクラブは種類が沢山あって初心者の方にとって選ぶのは大変ですよね。

先輩や上司から使っていたから、ショップ店員にオススメされたからなど、選ぶ基準は様々です。

各メーカーにはブランドイメージがありますが、それを基準に選んでしまってもいいものでしょうか?

今回はブランドイメージにはどういったものがあるか調べてみました。

ゴルフクラブで安いイメージがあるブランドは?

安いゴルフクラブを販売しているブランドはどこでしょうか。

現在は各メーカーが様々なモデルを発表しているので、価格にも差が出ています。

その中で、比較的安いメーカーはゴルフショップのプライベートブランドがまず挙げられます。

有名なプライベートブランドだとゴルフ5のFitwayやIGNIO、ゴルフパートナーのNEXGEN等があります。

ゴルフショップに行くと目にしたことがあると思いますが、フルセットで販売されている等ゴルフを始める人向けのモデルを販売していたり、NEXGENは使用しているプロゴルファーもいますので、アスリートゴルファーも十分満足できるモデルを作っています。

プロゴルファーの使用率も高いブランドの中で比較的安いものはPING(ピン)が挙げられます。
PINGは世界同一価格を目指しており、アメリカのブランドでありながらも、日本で購入してもアメリカで購入するのとほとんど変わりありません。
ドライバーも5万円以下と安めの価格設定となっています。

 

ゴルフクラブで高いイメージがあるブランドは?

では逆に高いイメージがあるブランドはどこでしょうか。

有名なブランドで高いイメージがあるものはダンロップのゼクシオではないでしょうか。
ゼクシオというとシニアゴルファーのブランドというイメージをもたれる方も少なくないと思います。
ですが、ゼクシオは最近だと男性、女性プロゴルファーも使用しているくらいなのです。楽に飛距離を出せるというコンセプトが大きな利点となっているのでしょう。
ただ新モデルを買うとなると、比較的高価なので手が出にくいことも事実です。

更なる高級感があるブランドはマルマンのマジェスティです。
マジェスティドライバーは高いものだと1本20万円ほどの価格設定となっています。
フェース面がゴールドになっているものもあり、クラブ自体にも高級感がたっぷりあふれています。

また、パーシモン時代は高級ブランドとして絶大な人気であった本間ゴルフもまだまだ高いイメージがあります。
イ・ボミプロ谷原秀人プロ等のプロゴルファーやアスリートゴルファーの使用率が高いので、高級感よりも競技志向なゴルファーをターゲットとしていますが、他メーカーと比べると価格では高めの設定です。

 

ゴルフクラブで難しいイメージのあるブランドは?

価格の面で各ブランドを紹介してきました。
次は難しさでブランドを見てみましょう。

難しい、上級者ゴルファーの使用率が高いゴルフクラブは、まずタイトリストが挙げられます。

タイトリストといえば軟鉄マッスルバックといったイメージを持っているゴルファーが多いと思います。
実際、アスリートゴルファーでタイトリストを使用している率は高いといえます。
そのため、タイトリストは難しいといったイメージを持たれるでしょう。

ですが現在のタイトリストは他のメーカーと同様に、初心者でも十分に使えるモデルも発売していますので、チェックしてみてください。

また、日本のメーカーで上級者というイメージがあるブランドはミズノでしょう。

ミズノのMPシリーズといえば、小ぶりなヘッドで薄いブレードとまず芯に当てることが難しいイメージがあります。
ミズノを使用しているゴルファーは上級者ばかりの印象もあり、なかなか手が出せないゴルファーも多いのではないでしょうか。

このミズノもタイトリスト同様に様々なレベルのゴルファーに合わせたモデルを製作していますので、ミズノを使ってみたいというゴルファーは検討してみてください。

 

ゴルフクラブであまり知られていないブランドは?

ゴルフクラブには様々なブランドがあります。

プロゴルファーが使用しているブランドは、ほとんどのゴルファーが知っていると思いますが、あまり知られていないブランドはあるのでしょうか。

大きくまとめてしまうとゴルフクラブには、「地クラブ」と呼ばれるものがあります。

地クラブとは大手ブランドとは違い、ある地域で製作されたゴルフクラブのことです。

地クラブは大手ゴルフショップにはほとんど販売されていません。
ゴルフ工房等で取り扱いがある程度なのですが、最近はゴルフ雑誌等で特集を組まれたりしていますし、多少目にしたことがあるかもしれません。

その地クラブでも有名なブランドをいくつか挙げると、クラブデザイナー増田雄二が手がける千葉のマスダゴルフや、トップアマで使用率が高い新潟のエポンゴルフ、2012年日本オープン優勝の実績のある久保谷健一プロが所属する東京のアキラプロダクツ、あのタイガー・ウッズプロのアイアンを製作していた兵庫の三浦技研等、多くの地クラブメーカーがあります。

ぜひ「地クラブ」で検索してみて下さい。

 

ゴルフクラブでレディースモデルが充実しているブランドは?

これほどに充実しているゴルフクラブですが、レディースモデルとなるとこれほどの充実感がないところが残念な点です。

そんな中でもレディースクラブを充実させているブランドがあります。

まずはヤマハです。
初心者向けモデルはもちろん、様々なレベルの女性ゴルファーに対応したクラブを販売しています。
初心者クラブだと物足りなく、男性用はスペックが厳しいといった意見を元にレディースRシャフトの採用や、女性用では珍しい可変式ゴルフクラブの発表といった女性アスリートゴルファーにも嬉しいスペックを製作しています。

このように、初心者からアスリートまで充実したブランドが人気となっています。

そういった点では男性ゴルファーに非常に人気のあるM2シリーズのテーラーメイドも女性用M2ドライバーの製作をしていますし、可変式ゴルフクラブで言えばキャロウェイもライ角やロフト角の調整ができるドライバーがあります。

以前ではほとんどのブランドが力を入れていなかったレディースモデルは、多くのブランドが製作し始めています。

 

ゴルフクラブでレフティモデルが充実しているブランドは?

レディースモデルと同様選択が限られがちなものがレフティモデルです。

レフティモデルが充実しにくい理由として、ゴルフ人口の中でレフティが少ないことが挙げられます。

ここではそのレフティモデルが充実しているブランドを紹介します。

レフティモデルにはプロゴルファーの影響が大きいと思います。

そう考えるとまず挙がるのがキャロウェイでしょう。
キャロウェイにはフィル・ミケルソンプロという大きな存在がいます。
レフティモデルは種類が限られたりしますが、キャロウェイでは様々なモデルを販売しています。
レフティのゴルファーも多くの選択肢があるのです。

また、ババ・ワトソンプロが所属するPINGも非常に充実しています。
PINGのすごい点は右用ゴルフクラブと同様のフィッティングサービスを受けることができることです。
レフティとなると試打もあまりできないといったことがあると思いますが、PINGフィッティングでは右用と同様、何種類もの組み合わせが体験できます。

こういった充実しているクラブブランドで、最高の1本を見つけてください。

 

クラブ選びは無限大!

ここまで、様々なブランドを紹介してきました。

ゴルファーにとって、価格を重視したり、操作性を重視したり、デザインで選んだりとそれぞれこだわりがあるはずです。

その中に自分にぴったりの1本が出てくるはずです。

クラブ選びもゴルフをやる上で楽しみの1つでもあります。

様々なブランドのモデルを調べたり、試打してみたり、楽しみながら最適の1本を探してください。