ミズノゴルフのクラブを使ったことがありますか?
ミズノと言えば軟鉄鍛造アイアン。
軟鉄鍛造と言えばmpシリーズですよね!
その中でも今回は一度は試打してみたいmp4を中心にお話いたします。
もう店頭には並びませんが、現在でも別注対応でまだ手に入れられるのです。
ミズノmp4を含む軟鉄鍛造アイアンの歴史
ミズノの軟鉄鍛造アイアンはいつから作られているか知っていますか?
なんと戦前の1933年らしいです!
これには驚きました。
そこから何年も軟鉄鍛造の技術を磨きあげ今に至っているのです。
それでは現在のmpの名前はどこから来ているのでしょうか?
これはmizuno pro(ミズノプロ)の頭文字だということ。
ミズノプロを冠したモデルといえば、そう1987年開発された中島常幸選手使用モデルのTN-87でしょう。
このTsuneyuki Nakajimaの頭文字ですね。
最近限定モデルで復活したときは話題を呼びました!
さらに遡れば、mizuno staff(ミズノスタッフ)というmsシリーズが1980年から発売しています。
かっこいいネーミングですよね。
実際のところ、ミズノプロのmsシリーズだったみたいですが。
ところでmpシリーズに変わったのはいつからなのでしょう?
正確な年ではないかもしれませんが、1991年にmp11だと思われます。
その後、1990年代に発売した、mp-14、mp-29を混ぜてコンボアイアンとして使っていたのは、そう21世紀最強ゴルファーのタイガー・ウッズ選手です。
プロになる前に使っていたのは有名ですね。
今でもそのミズノの顔、形を周到して使っているとの噂もあります。
すごいですね!
そんなmpシリーズのマッスルバックアイアンであるmp4。
一度試打してみたくなりませんか?
ミズノmp4アイアンの試打はどこでできるのか?
現在のミズノmpシリーズはmp4の後継機種であるmp5が最新マッスルバックモデルとして発売していますね。
ミズノのmpシリーズはよほどのことがない限り、型落ちモデルであっても値引きして安売りしないのはご存じですか?
なぜなら、型落ちしても定番外モデルとして、注文が入れば特注カスタムモデルとして販売していくからです。
さらに年月が経つと、定番外リストからも外れてしまいますので、そうなるともう中古市場でしか見られなくなってしまいます。
もし現在mp4アイアンが安く販売されているのであったら、それはかなりのレアなケースです。
お買い得といって間違いないでしょう!
ところで試打はどこでできるのでしょうか?
まずはミズノHPを見てみるとフィッティングできる場所は全国に13か所。
右打ちだけのところから、左打ち、女性、パターまでできるところまであります。
お住まいの近くであれば、予約をして一度フィッティングを受けてみることをオススメします。
試打クラブも廃番にならない限り置いてあるはずです。
また、全国にあるゴルフ5やヴィクトリアゴルフ、つるやゴルフやヒマラヤゴルフなどでもまだ試打クラブが置いてあるかもしれません。
問い合わせしてみてください。
また、ゴルフパートナーなどの中古ショップにあれば、問題なく試打することができるでしょう。
中古ショップなら全番手打てたり、試しに買ってコースで試して合わないと思えば9割以上で買い戻ししてくれる場合もあります。
探してみるといいですね。
試打してみたいmp4を代表とするミズノの軟鉄鍛造の特徴
まだミズノのアイアンを試打したことないゴルファーは一度は試してください。
ナイスショットしたときの感触は感動的ですから。
ところで、なぜミズノの軟鉄鍛造が他と違うのかご存じですか?
HPで見るとそのことが細かく謳われています。
ここでは簡潔に説明させていただきますが、以下の特徴があります。
まずヘッドが1本の鉄の棒から鍛造するだけでほとんど完成品となる、特許技術グレインフロフォージド製法。
よくある軟鉄ヘッドは、ヘッドとネック(シャフトが入っているところ)が別々に鍛造し溶接しているものが多いです。
もしくは大雑把に鍛造し、バリ取り作業などでたくさん削ることで個体差が生まれやすいのです。
さらに不純物の少ない鉄(昔はS25CM、現在は1025E)を使っているところが、他に類を見ない打感の優れたヘッドを作れるのです。
カスタムメイドではバランス指定もできるのですが、ヘッド重量を変えて作ってくれます。
シャフト先端に鉛や真鍮などを入れて微調整するのではないところが素晴らしいと思います。
また、ロゴなども彫刻で掘っているわけではなく、刻印として打っているのもカッコイイです。
mp4のようなマッスルバックモデルは、やっぱりキレイな形、顔つき、輝きなど惹かれる魅力はひとぞれぞれだと思います。
世界8カ国で特許を取っているグレインフローフォージド製法によって、この魅力は作られているのです。
ますます試打してみたくなりませんか?
もしくは自分のものにしてみたいと思う方もいるでしょう。
mp4を試打したときに感じたい音と打感
先ほどミズノの軟鉄鍛造アイアンのグレインフローフォージド製法のことを簡単に説明しました。
この製法のすごいところは、1本の鉄の棒の金属のつながり、流れが途切れないというところ。
これによって生まれるものが音だそうです。
ゴルフではよく打感がいいと表現するのですが、打感の良さはどこで感じているかご存じですか?
手で打った感触の違いを感じることでしょうか。
実はこの正体、打音らしいのです。
ミズノは耳を塞いでアイアンを試打したところ、打感の違いを全く感じないということに気づいたそうです。
つまり芯を喰った当たりのときの音がいい打感と表現されるのです。
日本のゴルフクラブの人気トップをひた走る皆さんご存じの「ゼクシオ」。
ゼクシオもずっと音にこだわって作ってきています。
人気の理由は、音の響きによる打感にあるのかもしれませんね。
これをアイアンで実現できるのもグレインフローフォージド製法があるからだと思います。
金属のつながりが途切れることなくつながっているので、綺麗に響き渡るのです。
まだ打ったことのない方はぜひ一度試打してみてくださいね。
ミズノアイアンのカスタムメイドの魅力
ミズノのカスタムクラブはほかのメーカーに比べて、パーツの組み合わせの選択肢がとても多く、ずば抜けていると思います。
よくあるカスタムアイアンの場合、ヘッドの選択、シャフトの選択、グリップの選択、ライ角ロフト角の選択といったところでしょうか。
まずヘッドの選択肢だけでも種類が多いのがミズノ。
そして、できないモデルもありますが刻印変更とオウンネーム。
さらには文字の色入れ変更。
ライ角、ロフト角も0.5度刻みで選べます。
通常は±2度ですが、±4度も選べるモデルがあります。
※ゴルフ5で謳っていました。
他のメーカーは±1度~2度の範囲が多いです。
ロフト角変更は飛距離に影響し、ライ角は方向性にとても影響します。
そのライ角が合わないゴルファーにとって、±4度は絶対魅力です。
ゴルフのスコアが劇的に変わることでしょう。
完璧な当たりであっても、ライ角が2度ずれると150ヤードのパー3で5ヤードほどずれてしまうのです。
5ヤードもずれてしまったら、アマチュアにとって命取りですよね。
現在スコアに伸び悩んでいる初級者や中級者のゴルファーの方、もしかしたらライ角を合わせるだけで、ぶち当たっていた壁を簡単に突破できるかもしれませんよ。
ぜひ、mp4に限らずミズノのアイアンを試打をして、自分の適性ライ角を見つけてみてください!
まだまだあるミズノカスタムアイアンでできること
私がオススメしたいmp4を代表とするミズノmpアイアンシリーズのカスタムは、メッキ変更です。
ゴルフクラブってほどんどがシルバーのイメージがあると思いますが、それはほとんどのメーカーがクロムメッキを使っているからです。
クロムメッキは強度、耐久性に優れているので定番として扱われています。
その定番を敢えて変えるのが、メッキ変更です。
シルバーではなくゴールドに見えるニッケルメッキ。
これにするだけで、高級感が倍増します。
また、傷が目立ちやすいけど輝きを重視したミラー仕上げや、擦り傷は若干目立ちにくいサテン仕上げでも変わってきます。
そのほかにも少し黒みがかったトワイライト仕上げなど選択肢もたくさんあります。
これらは現物を見ないと迷ってしまって、最終的には決められないかもしれません。
それから、グリップ変更も絶対オススメ!
ほとんどのゴルファーは最初から付いている定番グリップに慣れていると思います。
大抵はテープ下巻き1枚の状態です。
多くのゴルファーはゴルフクラブとの唯一の接点、グリップを甘く見ていると思います。
グリップが自分の手のサイズ、握力に合うとゴルフが劇的に変わることを知らないのです。
ジュニアのように手の大きさが変わってくる訳ではない大人ゴルファーは自分にマッチする太さが必ずあります。
これが見つけられるだけで、皆さんのゴルフ人生は変わるかもしれませんよ。
正しいグリップができていないかも、と悩む前にグリップのフィッティングをすることをオススメします。
グリップの太さ違いの試打クラブがあれば、ぜひお試しください。
びっくりするくらい握りやすいものがあると思いますから。
ミズノに限らずゴルフクラブは自分専用に
皆さんは現在のゴルフクラブに満足していますか?
ある程度いくと壁にぶつかり、スコアが伸び悩んできます。
誰もがぶつかる壁です。
そこで、スイングを変えてみたりすることも必要ですが、もしかしたらそれは上達への遠回りかもしれません。
まずは自分にあったアイアン、とくにライ角とグリップの太さを見つけてみるといいですよ。
それだけで、スコアがまた伸び始めるかもしれませんからね。