最近ぞくぞくと店舗を増やしているゴルフ5。
住んでいる地域にあるという方は多いのではないでしょうか。
フィッティングがすぐに行けるお店でできるというのは嬉しいことですよね。
フィッティングをしているメーカーは多々ありますが、今回はゴルフ5が力を入れているミズノのフィッティングに注目してみましょう。
ゴルフ5のフィッティングシステムは
ゴルフ5では最新のフィッティングシステムを採用しています。
専門のクラフトマンが在中して、スイング診断を行ないます。
3台のカメラで立体的に解析し、スイングだけでなく、インパクト時のヘッドの軌道、フェースの向き、シャフトの傾き、打点をチェックできます。
それだけでなく、インパクト時のライ角までチェックできます。
そして数値では、ヘッドスピード・ボールスピード・バックスピン・サイドスピン・トータル距離・ミート率・打ち出し角度・左右のぶれを出してくれます。
3台のカメラで解析したデータを元に専門のクラフトマンが診断を行なうのです。
ウッドでは、ゴルフ5独自の分析で18パターンのスイングタイプに分類します。
アイアンでは、スイングに合ったライ角のクラブを提案してくれます。
ライ角を調整すると、芯を捉え易くなり、スムーズに抜けて方向性がよくなります。
とここまでは無料ですが、有料でさらに詳しいフィッティングをすることができます。
ゴルフスタイル・飛距離・体力などに合わせて各クラブの診断、全番手のセッティングまでしてくれる有料プランまであるのです。
ミズノのフィッティングもこの中に含まれます。
フィッティングできるミズノのクラブ
ミズノでは「MP」と「JPX」の2種類がフィッティングして個人に合ったオーダーメイドクラブを作ることができます。
なんといってもゴルフ5だけの特典で「MP」シリーズがライ角別注±4°(0.5°刻み)で選べるのが強みです。
フィッティングできるクラブは、ウッド・アイアン・パターと全種類です。
「MP」は「JPX」より上級者用のクラブのイメージがあります。
フィッティングすれば初心者だってと思うかもしれませんが、初心者では個々の癖というのははっきりとしません。
まだ修正の効く段階と考えてもらうといいでしょう。
もちろんフィッティングしてクラブを作った後でも、再度フィッティングして修正することもできます。
しかしクラブにも限界というものがあります。
フィッティング毎に直していては、クラブは段々弱くなります。
微調整なら大丈夫かもしれませんが、大きな調整を何度も繰り返してしまうと、クラブの特性が無くなってしまう可能性もあります。
「上級者」とまでは言いませんが、フィッティングができると言っても「MP」はある程度のレベルまでいってからが良いでしょう。
ゴルフ5でできるミズノのフィッティングとは
ミズノでは、ゴルファーの数だけ存在する”SWING DNA”を見つけ出すことを大切にしています。
スイングが実際どのようなものかを知るために、いつも通りのスイングをし、スイング特性をフィッターが最新の計測器などを使って診断します。
それがゴルフ5でもできる「ミズノパフォーマンスフィッティング」と言います。
ゴルフ5にも設置してありますが、「ミズノパフォーマンスフィッティングカート」というのがあります。
多彩なヘッド、長さ・硬さの異なるシャフト・アイアンシャフトオプティマイザーという”SWING DNA”を計測するものが入ったケースです。
ライ角はボールの方向性を大きく左右する重要な要素です。
そのライ角を中心に理想に近づけるため、シャフトとヘッドを組み合わせます。
そこまででも十分な感じがしますが、良いスウィングをするためには、グリップの太さがフィットしていることも大切です。
ですから最後に太さの異なるグリップの中から握った感触を確かめながら選ぶことができます。
ゴルフ5ではミズノ以外もフィッティングできる?
ゴルフ5では、ミズノ以外のメーカーもイベントとしてフィッティングしています。
イベントと言っても定期的に行なっているので、ゴルフ5のイベント情報をこまめにチェックしておくといいでしょう。
最近では、プロゴルファーをサポートし、クラブの特性やフィッティングに詳しいオノフラボスタッフがお店で現在使用しているオノフゴルフクラブをフィッティングし、各種調整してくれるイベントもあります。
また標準仕様以外の特注クラブや限定商品のオノフラボスペックの組立、グリップ交換もしてくれます。
メーカーのスタッフに直接フィッティングしてもらえる機会はなかなかないので、このような機会があったら絶対にフィッティングしてもらうべきです!
またゴルフ5ではクラブのフィッティングだけでなく、ゴルフシューズのフィッティングも行なっています。
これもイベントではありますが、メーカーの専任スタッフが常駐していて、特別なカスタムオーダーを作ってくれます。
ゴルフシューズのフィッティングで最近行なわれているのが、フットジョイのフィッティングです。
もちろん完全オーダーなので、最適なサイズ・ウィズ(横幅)を選び出してくれる上に、左右違うサイズも作ってくれます。
フィッティングでの注意点
フィッティングで気をつけなければならないのは、悪いゴルフスイングに合わせたゴルフクラブを作らないことです。
100%言えるのは、理にかなっていないゴルフスイングで真っ直ぐ飛ぶという魔法のようなゴルフクラブはありません。
ゴルフ5に限らずフィッティングをしているゴルフショップは数多くあります。
そこで確かなフィッターを見分ける大きなポイントは、その場でゴルフスイングを矯正してくれるかどうかです。
こういったフィッターは、フィッティング中のゴルファーが1年でどのくらいスイングが変わるかという先を見て、フィッティングしてくれます。
故に、フィッティングするということは、現在のスイングの悪いところに合わせて打ち易いクラブを作るのではなく、上達を導いてくれるクラブを作るということなのです。
上達を導いてくれるクラブなので、最初は上手くいかないかもしれませんが、そのフィッターを信じて練習を重ねてください。
そうすればきっと上達するでしょう。
そういった意味でも、フィッティングというのはやはり初心者ではなく中級から上級者がした方が良いのかもしれませんね。
クラブをフィッティングするメリット
クラブフィッティングではスイング解析で、ボールの初速・打ち出し角・スピン量を数値化して、それを元にあなたのスイングに最も適したロフト角やシャフトの長さ・硬さを選んでくれます。
そうすることでボールの飛距離は確実に上がります。
またゴルフ5などにいるフィッターがあなたの体格を測定し、アドレスやスイングを見極めて、方向性を安定させるのに適切なライ角やモデルを選んでくれます。
そうするとスライスやフックなどの悪い癖を直し、方向性を安定させることができます。
またスイングが安定してくると、もちろんスコアも安定してきます。
スコアが安定しない人こそフィッティングすることをオススメします。
上記した3点はゴルフにとってとても大切なことです。
フィッティングしたことで上記した3点ができるようになると、確実にゴルフへの自信に繋がってきます。
そういった自信が今度はメンタルが重要なゴルフでは大きく効果をもたらすでしょう。
ミズノであってもフィッティングクラブを使ったその日から完璧にできるわけではありません。
多少時間はかかるかもしれませんが、上達へは繋がるので、フィッティングクラブを信じて地道に練習をがんばってください!
フィッターを魔法使いと勘違いしている人は間違いです!
皆さんが勘違いするのも仕方ないと思います。
ショップのHPやメーカーのHPのフィッティングの説明を見ると、フィッティングしたクラブを持ったらもう怖いものなし!と言った文言が目立ちます。
長い目で見ると確かにそうですが、短期間でという話になると大間違いです。
スイング改造を試みた人ならわかると思いますが、スイングを少し変化させるだけでもそれに慣れるのにかなりの時間を要します。
いくらフィッティングして自分に合うクラブになったからとすぐに上達するなんて、そんな美味しい話はありません!
正しいフィッティングであれば時間は掛かりますが必ず上達します。
結果を急がずに、自分とフィッターを信じて練習を続けて理想のスイングに近づけるようがんばりましょう!