ゴルフの打ちっ放しに初めて行く方へのアドバイス

最終更新日:2016/11/23

ゴルフは年齢、性別問わず楽しめる生涯スポーツのひとつです。

どんなキッカケでもゴルフをやってみたいと思ったら、やっぱり体験するのが一番だと思います。

まずは自分がゴルフに向いているのか、続けていけるのか、楽しめるのか知るために打ちっ放しへ行きましょう。

初めてゴルフをやる方は必見です。

初めてのゴルフは打ちっ放しで楽しもう!

ゴルフでドライバーは上がらないと飛びません。

でも不思議なもので、上げようとすると上がらないので、あまり意識しない方がいいです。

ドライバーとはボールが上がるようにロフト角が設計されているので、意識せずとも芯に当たれば理想の弾道でボールは上がります。

打ちっ放しで打つドライバーは最高に気持ち良いです。

打ちっ放しでは球は飛ばないように作られているので、コース球で打つより距離は出ないのですが、コースより行く先も完全に見え、またボールとティーが自動で設置されるので思う存分打ちまくれます。

クラブの中でドライバーはヘッドが大きな分、芯に当たりやすいように思えますが、シャフトが長い分、実は一番難しいクラブです。

しかし、ラウンドで一番最初に使うクラブはドライバーです。

気持ち良くスタートするためにドライバーをバシっと打ちたいですよね。

打ちっ放しでガンガン打ちまくって初ラウンドに備えてください。

ドライバーが当たるようになると飛ぶし、音も響くし最高の気持ちで楽しめます。

初めてのゴルフはラウンドで打ちのめされるのではなく、打ちっ放しで打ちまくって思い切り楽しんでください!

初めてのゴルフへの心構えは必要?

初めてのゴルフはきっと皆さん打ちっ放し練習場だと思います。

ゴルフ練習場は、ゴルフが上手くなりたい人達が集まる場所なので初めてだと言っても遊び感覚で行かず、ある程度の心構えが必要です。

そのためには練習場の使い方やマナーを事前に知っておくことです。

練習場の使い方はそれぞれの練習場によって様々なので、同伴してくれる方やスタッフの方に遠慮せず相談してください。

基本的なマナーで言うと、大声で会話したり、笑ったりしないことです。

せっかく練習に来ているのに、集中できないばかりでなく、イライラさせられてしまってはいい気持ちではありません。

他のゴルファーの邪魔にならないよう心がけること、それには初心者も上級者も関係ありません。

もちろん携帯電話もマナーモードは必須です。

電話を受ける際は打席を離れて話すようにするのがベストです。

しかしあれもダメこれもダメと言われると楽しくなくなりますね。

心構えを簡潔にまとめると、「打ちっぱなし練習場は楽しく、真剣にゴルフを練習する場所なのです」。

お互いに気持ちよく利用することを心がけることが大切です。

初めてだらけの打ちっ放しゴルフ。

初めての打ちっ放し練習場。

心の中は不安で一杯だと思います。

特に一人なら尚更ですよね。

まず、服装はこれといって制限や決まりはゴルフ場のようにはありません。

ただ、ゴルフシューズを持っていない場合、ビーチサンダルなどゴルフに向いていない履き物は避けてください。

練習場によってはゴルフシューズをレンタルできるところもあります。

また、クラブをまだ持っていないという方も練習場でレンタルできます。

ボールの買い方は練習場によって違うので受付で確認してください。

唯一自分で購入しておくものがグローブです。

着けてキツいくらいのサイズがベストです。

さて、打ちっ放しを始める準備はできました。

次なる不安は何から始めれば良いかですね。

まず準備運動です。

軽いストレッチでも十分です。

その後、10回ほど素振りをしてください。

納得いくまで素振りをしても構いません。

素振りで体をほぐす方もいます。

練習するクラブの順番は、短いクラブから練習することをオススメします。

打つことに慣れてから長いクラブに挑戦しましょう。

最初から思い切り振って打つのは難しいのでハーフスイングくらいの感じで、芯に当てることに集中して練習してください。

初めてだらけの打ちっ放し練習はこのくらいで大丈夫です。

追い込むよりも楽しむことを優先させることが大事です。

とにかく止まっているボールを打つのが難しい

初めての打ちっ放しで必ずみんなが持つ疑問は、「ゴルフはなぜ止まっているボールを打つだけなのにこんなにも難しいのだろう」です。

解決法は、地面に止まっているボールを打つのだから、自分があまり動かないことです。

ポイントは、膝の高さ・腰の角度・頭の3つを動かさないことです。

慣れるまでは手打ちでも構いません。

自分があまり動かないことを意識してスイングしてください。

次にボールの位置を考えます。

自分のスタンスに対してどこにボールを置くか、いつも同じ位置に決めることが大事です。

当たらない原因は、スイングしたときに自然にクラブフェイスに当たる位置にボールがないだけです。

クラブをボールに当てにいくのではなく、当たる位置にボールを置くことが止まっているボールを上手く打つ方法です。

もちろん最初は難しいので、短いクラブを使ってハーフスイングで練習してください。

その際に一番低くティーアップをすると少し打ちやすくなります。

当たるようになってきたら少しずつスイングを大きくしていくといいでしょう。

最後はフルスイングで思い切り打ってみてください。

それで当たるようになれば止まったボールも怖くなくなります!

ゴルフの魅力を教えます!

ゴルフの最大の魅力は、老若男女関係なく楽しめるスポーツだということです。

プロでも年に1度、日立3ツアーズ選手権と言って、男子、女子、シニアのプロゴルファーが団体戦などで対決するイベントがあります。

シニアと若手のゴルファーでは50才近く差がある場合もあります。

それでも毎年接戦です。

またプロに限らず打ちっ放し練習場へ行くとおじいちゃんと孫、親子などなど他のスポーツでは見られない組み合わせをたくさん見かけます。

また初心者に優しいのもゴルフの魅力です。

ゴルフは難しく複雑なスポーツです。

そしてみんなそれを経験してきています。

だから打ちっ放しでも、ラウンドでもあなたが初めてで上手くいかなくてもそれを笑う人も、迷惑がる人もいません。

それどころかアドバイスをくれる人もいたりするでしょう。

だからまだ上手くないからと打ちっ放しに行くことを気後れしないでください。

気後れせず目いっぱい練習すると必ず結果に繋がります。

それもまたゴルフの魅力ですね。

続けたくなったら道具を揃えてください。

打ちっ放しデビューを終え、練習を何度かしてゴルフにはまったあなたの次なるステップは道具を揃えることです。

まず一番大事なのはクラブです。

最初は安い中古のクラブで十分です。

自分のゴルフスキルが上がってきたときに、どんなクラブが欲しいのか自分でわかってきます。

だから初めて買うクラブは、ゴルフショップのスタッフに相談してシャフトの硬さや重さなどを教えてもらい、後は打ったときのフィーリングを重要視してください。

ゴルフバッグも必要になりますが、中にはバッグをセット売りしている場合もあるのでゴルフショップに行ったら要チェックです。

次にゴルフシューズです。

履きやすいブランドはたくさんあります。

自分の履き心地と好きなデザインで選んでください。

ラウンドの際は沢山歩くので、きちんとサイズの合うものを選んでください。

靴が緩いとスイングの時に足が踏ん張れないので慎重なサイズ選びが大事です。

ゴルフを続けるために必要な道具は以上です。

次なるステップのラウンドデビューの際にボール、ウェア、帽子を準備すれば完璧です!

打ちっ放しでプロになる必要なし!

打ちっ放しは初心者から上級者までどんな人でも好きなだけ練習をする場所です。

上手くないことを恥じることは1つもありません。

お互いに気持ちよく練習できるよう最低限のマナーさえ守ればよいのです。

練習していく中で挫折を味わうこともあるかもしれませんが、まずゴルフを楽しむことを最優先にしてください。

打ちっ放しを続けていると自分の上達も良く見えてきます。

ゴルフ場と違って気軽にゴルフに触れられる場所なので、まずは打ちっ放しでゴルフの魅力を存分に味わってください!