ヤマハのfwは昔からソール形状に特徴がありましたね。
代々周到しているフリックオフソール。芝から打つときはソールが滑りやすい構造。
最新リミックスではさらに進化しています。
女性用アスリートモデルもラインナップされています。
今回はヤマハリミックスに注目してまとめました。
ヤマハリミックスのfwの特徴
藤田寛之プロや谷口徹プロ等が使用しているヤマハのゴルフクラブ。
その中でも、現行のリミックスfwに注目してみます。
キャッチフレーズは「スプーンのいらない日が来た。」といったように、飛距離性能に特化したモデルとなりました。
実ヤマハゴルフ調べで前モデルプラス10ヤードアップのようです。
その要因となる3つの特徴を紹介します。
まず1つ目は反発性能です。
より反発性能を上げるため、カップフェース構造となり、フェースのたわみの可動域を広げる事で反発エリアを拡大しました。
その結果SLEルールの限界に迫る反発係数0.81を実現しました。
fwでこの反発係数は凄いです。
2つ目は重心設計です。
ヘッド全体を軽量化し、余剰重量をソールの内側に68グラムのインナーウェイトとして設置してあります。
結果、ボール初速と打ち出し角アップ、バックスピン量の減少の実現させました。
最後は新ソール形状です。
今回のモデルは抜けのよさをさらに向上させた「新フリックオフソール」というもので、前モデルよりも重心より後ろのソール部分を削り、接地面積を減少させることで摩擦を軽減し、より抜けの良い設計となっています。
ヤマハリミックスはfwだけでなくUTも打ちやすい
様々な進化を遂げているヤマハリミックスfwですが、fwだけではなくUTにも注目してみてください。
UTでもfwの技術が搭載されている「飛び系」ユーティリティーです。
リミックス史上最高の反発性能により、ヤマハゴルフ調べでプラス7ヤードの飛距離アップを、UTにも新フリックオフソールを採用し、さらなる抜けの良さを実現しました。
また、fwも同様ですが、ヘッドの見た目が大きめで構えた際に安心感があるモデルとなっています。
UTで求めるものはアイアンより楽に、まっすぐ遠くにと感じるゴルファーが多くいらっしゃると思います。
その気持ちにマッチングするのが、リミックスのロースピン設計です。
抜けの良さにより、UT特有のつかまりすぎといった現象の解消され、ロースピン効果により、バックスピン以外にサイドスピン減少効果も発揮します。
フックやスライスが気になってしまうゴルファーも安心してフルスイングできるモデルとなっています。
fwの正しい番手の組み合わせ方
多くの魅力が詰まっているヤマハリミックスfw。
しかし購入するにも、どの番手を買えば良いのか迷ってしまうこともあると思います。
片っ端から買っていってもいいスコアが期待できない場合もあります。
ここでは、fwの正しい番手の組み合わせについてお話します。
fwはラフからでも飛距離を出しやすく、ロフト増加によって弾道も高くなる特徴があります。
一方で長さがあり、重心が深いのでミートしにくいといったデメリットもあります。
fwの中で3wが一番長く、ロフトも立っているので難しいクラブといえます。
3wが難しいと感じるのであれば、3wは入れずに5w、7wを選択すると良いでしょう。
飛距離は落ちますが、3wに比べラフからの抜けも良く、アイアンに比べ弾道が上がりやすいので、全体を通して安定した距離を求めるのであれば、オススメの組み合わせです。
3wをティーショット等で活用するといった考えがあれば、3w、5w、7wの構成がオススメです。
ヤマハリミックスは女性用Rフレックスの先駆け
女性用クラブというと、軽くやわらかいといったイメージがあります。
女性アスリートゴルファーでは、そのスペックに満足できずに男性用クラブを使用している方が多かったそうです。
ですが、男性用となると多くの女性には、スペックオーバーとなってしまい、ダフリやトップのようなミスや、飛距離のロスにつながってしまいます。
そういったところに着目し、「もっと振りやすく、距離の出るクラブがほしい」といった女性アスリートゴルファーの願いに応え、ヤマハが「R for Ladies」コンセプトを発表しました。
そこで女性用Rフレックス搭載のクラブが誕生しました。
リミックスにもそれは搭載されています。
クラブヘッド自体は女性用に軽く、そしてつかまりやすく設計し、シャフトも男性シャフトよりはやわらかく、重量は通常の女性用よりしっかりしています。
女性アスリートゴルファーの要望に早急に応えたクラブメーカーがヤマハであり、現在のヤマハリミックスがそのコンセプトを受け継いでいます。
女性アスリートゴルファーは迷わずリミックス!
女性アスリートゴルファーにとってリミックスはオススメの1本であると思います。
理由としては、先ほど説明したように、いち早く女性用Rフレックスを導入したことがあげられます。
また、ゴルフクラブ自体ににも魅力がたくさん詰まっています。
男性用リミックスと同様にフリックオフソールを採用し、抜けの良さは抜群です。
重心距離も短くなり、ボールが楽につかまるので、方向の安定性と飛距離アップが期待できます。
打ち出し角も高く、低スピン設計のため、飛距離アップにより磨きがかかっています。
ドライバー、fw、UTまでシャフト交換も付属のトルクレンチで可能なため、上達に応じて簡単にクラブをアップデートできます。
そのシャフトは黒と白のデザインも選ぶことができ、どちらもRシャフト、Lシャフトに対応しています。
女性用ゴルフクラブで、しっかりとしたクラブであり、かつデザインにもこだわりたいといった女性アスリートゴルファーにとってオススメのクラブと言えるでしょう。
ヤマハは残念ながらバッグやアクセサリーは種類が少ない
このように、ゴルフクラブに魅力がたくさん詰まっているヤマハのゴルフクラブ。
ですが、ヤマハのひとつ残念な点は、バッグやアクセサリー関係の種類が少ないことです。
キャディバッグ、グローブ、キャップ等の基本的な部分は押さえていますが、バリエーションはあまり多くありません。
女性用キャディバッグもインプレスのものはありますが、リミックスモデルは男性用のみとなっています。
キャップやバイザーも比較的シンプルなものが多く、派手さを求めるゴルファーには魅力にかけてしまうかもしれません。
ウェアや小物類も現在開発されていないようですので、すべてヤマハで統一することができないことが、ファンにとって残念な点だと思います。
しかし、藤田寛之プロ等の活躍によって、アマチュアゴルファーにもヤマハが浸透して来ましたし、野村敏京プロが契約する等、女性契約プロも増えてきました。
今後、ウェア等の発表もあるかもしれないので、楽しみにしていたいものです。
男性にも女性にもリミックスはオススメ
ヤマハリミックスには以前から特徴だったフリックオフソールをさらに進化して、抜群の抜けの良さを実現し、飛距離アップにつなげました。
その技術はfwのみでなくUTにも搭載されています。
また、女性用リミックスも女性アスリートゴルファーに魅力的なスペックが搭載されています。
この機会にヤマハリミックスの購入を検討されてみてはいかがでしょうか。