ドライバーを購入するゴルフ初心者におすすめの選び方10選

最終更新日:2019/03/01

はじめてドライバーを購入するゴルフ初心者の場合、ショップでおすすめしてくれる品物が本当に合っているのか不安になることがあるようです。

ネット社会の現代ですから、パソコンやスマートフォンを開けばリアル店舗を回らなくても、豊富な種類の中から格安商品が見つかるはずです。

ただ問題なのはゴルフクラブの選び方が分からないことです。

そんな時は初心者でも簡単に自分に合ったドライバーを見つけられる方法があります。

今回はネットで販売されているドライバーを見ながら、その選び方とおすすめクラブを紹介します。

ゴルフ初心者におすすめするドライバーの選び方の基準

ゴルフ初心者がドライバーを購入するときの選び方には2つの考え方があります。

間違いない選び方の1つ目は、誰もが良いと評価している有名なドライバーを選ぶことです。

多くの人から支持されているのですから、たとえドライバーの性能が分からなくても「ハズレ」を引く可能性は低くなります。

しかも「多くの人」のすべてが上手なわけではなく、技量的に初心者とそう大差のない人たちも支持をしているはずですから、初心者にとっておすすめのドライバーと言ってよいでしょう。

そして選び方の2つ目は、練習用として安価なドライバーを選ぶことです。

ゴルフ初心者のうちは、ゴルフスイングが安定せずに、ドライバーを地面に打ち込むことで無用な傷が残ってしまいます。

ソールはもちろんのこと、フェース面でボールを弾くつもりがヘッドの上部や先端に当たって、無用な傷がドンドンと増えてしまうことになります。

そうしたドライバー傷を気にするあまりスイングを加減していると、いつまで経っても上達することはできません。

そんなときは低価格となっている型落ちのドライバーを選べば、傷を気にせずにドンドン練習を重ねることができるのではないでしょうか。

まずは国内人気NO.1と言われるおすすめのゼクシオから見てみましょう。

●ダンロップ:XXIO X ゼクシオテン ドライバー

ネット参考価格:49,479円(税抜き)

数年で消えていくドライバーが多い中、ゼクシオテンは長年愛されてきた10代目モデルです。

人気モデルをマイナーチェンジしながら、進化を続けているおすすめのクラブです。

特徴は270グラムに軽量化されたことで、初心者でもヘッドスピードを上げることができること、つまりは飛距離アップが期待できるドライバーなのです。

初心者におすすめの選び方はゴルフサイトのドライバーの人気度

初心者におすすめのドライバー『ゼクシオ テン』は、スイートスポットの広さが特徴です。

普通であれば打ちそこないのゴルフスイングでも、確実にフェースの芯近くでボールをとらえることができるので、ゴルフスイングが安定していない初心者には、特におすすめのドライバーと言えます。

ちなみに9代目モデルと比べると、スイートスポットエリアが34%も広く作られていて、インパクトで上手くミートすることができない初心者でも、簡単にボールをつかまえてビッグドライブを叩き出すことができるところに人気の秘密があるようです。

しかしながら人気の秘密は飛距離だけではありません。

同伴プレーヤーが注目しているドライバーショットのときには、「格好良くショットがしたい」と思うのはゴルファーなら誰しも思うところです。

ゼクシオテンはそこそこの当たりでもプロ並みの打音が発せられるので、「気分爽快」でティーショットを終えられるところが、ゴルファーの琴線に触れているようです。

本来のゴルフクラブの選び方は実際に試打するのが確実ですが、初心者の場合にはそもそも判断基準がないので、ネットの口コミなど評価を選び方の基準としていることが多いようです。

そんなネットショッピングでゼクシオテンと並んで人気なのが『テーラーメイド M4』です。

●テーラーメイド:2018年モデル M4 ドライバー

ネット参考価格:29,444円(税抜き)

今ではゴルフをするものにとって、「M4を知らない人はいない」と言われるほどの有名クラブなので、人気度からしてもおすすめのドライバーといって良いでしょう。

「ゴルフ初心者後を考える」のがおすすめのドライバーの選び方

なぜテーラーメイドのM4ドライバーが人気なのでしょうか?

いくつもの要因はあると思われますが、なんと言っても世界のトッププロが使用していることです。

ゴルフを始めたばかりの初心者から上級者まで、テレビ画面に映るツアー選手が使っているクラブに関心が集まるのは当然のことです。

しかし今まで人気となったドライバーは、プロが打ったら飛ぶけれどアマが打ったら飛ばず曲がってばかりと、意外に評価が低くなることが多かったのが事実です。

ところがM4ドライバーは、「大飛距離」「曲がらない」と、その2つの問題をクリアしていることが口コミで広がり、ゴルフクラブの選び方にも影響を与えたのではないでしょうか。

スピン量が減ることで曲がらず、また吹け上がりが抑えられ、さらに引っ叩いても引っ掛からないのがM4の持ち味です。

つまり選び方の基準となる、安心して振り回すことができるクラブというのが、「初心者にもおすすめ」とされている理由なのです。

たしかに素晴らしいM4ドライバーですが、選び方の視点を変えると、実はもっと簡単に操れる初心者におすすめのゴルフクラブがあります。

当たりそこねたミスショットでも飛び、しかも曲がらないのが『PING G400 MAXドライバー』で、初心者におすすめしたいドライバーです。

●PING:G400 MAXドライバー

ネット参考価格:42,800円(税込み)

ドライバーを選び方の基準をゴルフ初心者にして大丈夫?

初心者だけれど「ゴルフスイングは速い」と、選び方の基準のひとつであるスイングスピードに自負がある場合の、おすすめのドライバーはPING G400 MAXです。

「初心者は力任せに振る」と言われますが、ドライバーショットに関しては決して悪いことではありません。

ただそれでフェースの芯でボールをとらえることができるのかが、力任せのスイングのカギとなるところです。

一般的には振り回すゴルフスイングの場合、真芯に当たる確率が低く、結果的に飛距離ダウンに繋がっています。

さらに力任せにゴルフクラブを振ると、ドライバーのシャフトがしなりヘッドが遅れて、結果フェースが開いてしまいます。

ある程度のゴルフ経験があれば、フェースを返すことができますが、初心者には難しい技術なので、開いたままのフェースでインパクトしてしまい、スライスボールを打ち出すことになります。

ところが初心者におすすめの『PING G400 MAXドライバー』であれば、それでもスライスせずに真っ直ぐに打ち出すことができるのです。

460ccのデカヘッドでボールが弾むスプリング効果は十分、しかも重心が深いので曲げようとしても曲がらないくらいの直進性を持っているのがポイントでしょう。

しかしながら初心者だからという理由で曲がらないことを選び方の基準にしても、いずれ初心者は卒業するので、慣れてくると横風やレイアウトによってドローやフェードを打ち分けたいと思うものです。

初心者は一瞬の期間ですから、その後を考えると意識的に曲げられるクラブを選び方の基準にすると良い場合があるでしょう。

そこで球筋をコントロールしたい欲求を満たすのは、プロギアの『RS ドライバー』がおすすめです。

●プロギア:RS ドライバー

ネット参考価格:59,700円(税込み)

ゴルフ初心者におすすめのオールラウンドなドライバー

初心者におすすめのプロギアRSドライバーは、「ボールがつかまる」のが特徴です。

ゴルフ用語としてよく使われる「ボールがつかまる」ですが、初心者の場合には「スライスしないドライバー」と同義語になります。

ボールがつかまるゴルフクラブは重心深度の深いタイプが多く、球筋はストレートボールに特化しますが、後ろ側の膨らみが大きいRSはそれでもフェースがターンしやすい構造を持っています。

「中・上級者でないとフェースを返す技術を習得するのは難しい」というのが一般的な考え方ですが、そうなるとは初心者を卒業して中・上級者になると、おのずとドライバーを買い替えなくてはなりません。

そんな時RSドライバーは、力任せなゴルフスイングをする初心者のうちは曲がらないセッティング、ゴルフに慣れてきたら球筋をコントロールできるセッティングに変更可能なので選び方で迷いが生じることはありません。

RSのヘッドの中には、「ソールウェイト」がネジ止めされていて、その重さを変えることができるようになっています。

購入時に選び方を考慮しなくても、自分好みのセッティングすることで、ストレート重視、インテンショナルショット重視に変えることができます。

自分の成長に合わせてセッティングが変えられ、しかもスライスしないクラブですから、初心者の選び方の基準としてみると、おすすめのドライバーと言えます。

これなら初心者から上級者まで使い続けることのできる「魔法の杖」のようなクラブですが、調整するのが面倒、もしくは良く分からないと言う人は『キャロウェイ ローグスタードライバー』がおすすめです。

●キャロウェイ:ローグスタードライバー

ネット参考価格:40,556円(税抜き)

ゴルフ初心者におすすめのドライバーの選び方は100点が基準

キャロウェイのローグスターがドライバーとしておすすめなのは、前作の選び方の前提となっていた調整機能をすべて取っ払ってしまったことです。

回すだけでロフト角やライ角の調整ができた「カチャカチャ」を、多くのゴルファーが選び方のポイントにしていた前作ですが、ローグスターはあえてその利点を排除しました。

おすすめのポイントは、「調整するのが面倒」、「正しいセッティング位置が分からない」とのユーザーの声に応えた点です。

「今日イチ」のショットを狙うドライバーではなく、コンスタントにフェアウェイをキープしながらも距離が出せるドライバーが、このローグスターの選び方のポイントなのです。

その理由は内部構造にもありますが、ゴルフ初心者が一番に感じるヘッドを上から押しつぶしたようなシャローフェースのはずです。

フェースの上下幅が小さくて横幅が大きいヘッドは、スイートスポットでとらえる確率が高くなり、ゴルフ初心者でもコンスタントに「良く飛ぶ」と実感することができます。

しかも重心深度が深いため、フックフェースでインパクトを迎えることができて、スライスの不安がなくなるのはゴルフ初心者向きとも言えます。

100点はないかもしれないけれど、常に80点のドライバーショットができるローグスターがおすすめの理由です。

しかし最初からアベレージ狙いのゴルフでは面白くないと感じるのであれば、『ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー』で究極のゴルフを狙ってみても良いかもしれません。

●ヤマハ:インプレス UD+2 ドライバー

ネット参考価格:52,000円(税込み)

ゴルフ初心者が大飛距離を狙えるおすすめドライバー

発売から数年が経過しても人気が衰えないUD+2ドライバーの強みは、圧倒的な「飛び」にあります。

あえて「飛距離」ではなく「飛び」と表現するのは、UD+2ドライバーのキャッチコピーが「ぶっ飛び」だからで、初心者に限らず魅力的な性能は選び方に影響を与えるはずです。

ゴルフメーカーが売り出すときは、選び方のポイントとして飛距離アップを前面に押し出すのは普通のことですが、現在は高反発クラブの規制によって、操作性やアベレージ性が重視されているため、「ぶっ飛び」は珍しい表現方法です。

そんなゴルフ業界で、あえて「飛び」を前面にした選び方を提示したのは、スプリング効果を最大限でセッティングしたからです。

簡単に言うと違反ギリギリにセッティングして、ルール適応スレスレの高反発ドライバーがUD+2ドライバーなのです。

初心者とは言え「アベレージ狙いのゴルフだと面白くない」のであれば、絶対的飛距離を狙える可能性があるクラブでチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

ちなみにヘッドはシャローフェースなので、ボールのつかまりも良く球筋が安定しているところが、初心者におすすめできるポイントです。

最長距離を狙いながらも安定した球筋が期待できる究極のドライバーですが、「ヘッドスピードが速い」人にとっては魅力を引き出すどころか、暴れるジャジャ馬に感じてしまう可能性もあります。

そんなときは『タイトリスト TS3 ドライバー』がおすすめです。

●タイトリスト:TS3 ドライバー

ネット参考価格:50,799円(税込み)

ゴルフ初心者におすすめの選び方は気負いがないドライバー

ゴルフ経験者であれば「タイトリストのドライバー」と聞いただけで尻込みするくらいで、とてもゴルフ初心者におすすめすることはできません。

トッププロのコンセプトをそのまま市販ドライバーに反映させているため、一般ゴルファーでは扱いが難しく、憧れの選手のようなショットを打つことができないと、選び方を考えるより以前にレベルの高い印象があります。

まさに「プロが打ったら飛ぶけれど、アマが打ったら飛ばずに曲がる」という評価と否定的な選び方が浸透していたのです。

さすがにそういったアスリートレベルのゴルフクラブばかりでは売れないということで、初心者にもおすすめできるよう大衆向けに方向転換したのが、この『TS3 ドライバー』なのです。

初心者のレベルで打っても飛ぶし曲がらない、そんな選び方ができるドライバーですから、パワーや技量がなくても飛距離を出すことができます。

願ったり適ったりのゴルフクラブですから、おすすめをしないわけはありません。

ただ初心者が選ぶ看板にしては重過ぎると、もっと気軽に使えるメーカーを望むようなら『ブリヂストン TOUR B XD-3 ドライバー』なら安心して使えるかもしれません。

●ブリヂストンゴルフ:TOUR B XD-3 ドライバー

ネット参考価格:24,800円(税込み)

国産のアスリートモデルであるブリヂストンTOUR B XD-3であれば、初心者でも心置きなくアドレスを取ることができるはずです。

ゴルフ初心者のドライバーの選び方は低スピン量がおすすめ

選び方に迷うことのない『TOUR B XD-3』の理由は、親しみのある国内メーカーのブリヂストンのゴルフクラブなので、ハイグレードモデルやアスリートモデルであっても、初心者が気恥ずかしい思いをすることはないことです。

ただ選び方に性能を含めた場合、アスリートモデルとして開発されたドライバーなので、本来おすすめする対象者は中・上級者になってしまいます。

ただボールのつかまりの良さから、初心者にもおすすめできるドライバーに仕上がっているのがポイントです。

ゴルフクラブを構えてヘッドをセットすると、フェース面が飛球線に対してスクエアになるので、インパクトの直前でフェースを返せないゴルフ初心者は、もしかするとスライスを心配するかもしれません。

一般的なドライバーと比較すると、フェースにはレーザーミーリングという細かい溝が入っているため、バックスピン量が減って直進性が増すため、予期せぬサイドスピンも抑えることができます。

選び方としては狙い通りのドライバーですが、アイアンがダンロップの場合には、選び方も同じメーカーを希望することが多くなります。

ダンロップの場合なら『スリクソン Z785ドライバー』がおすすめです。

●ダンロップ:スリクソン Z785ドライバー

ネット参考価格:40,556円(税抜き)

ゴルフ初心者におすすめドライバーの選び方は恒久性

『スリクソンZ785 ドライバー』は、いわゆる優しいドライバーなのでゴルフ初心者におすすめです。

ダンロップのドライバーの特徴とも言える打音は、当たりそこないのショットでも良い音が出るので、爽快な気分でティーグラウンドを降りることができるはずです。

なによりも初心者におすすめなのが、ヘッドとシャフトが外れるように作られているため、自分でロフト角とライ角の調節とフェースの向きを変えることができることです。

初心者だからこそ日々ゴルフスイングが変わるため、その日によってゴルフクラブを調節できるとミスショットを防ぐことができるわけです。

ただ選び方は正しいとしても、「面倒は嫌」という人にとっては、シンプルなドライバーがおすすめです。

選び方に迷うときは、スタンダードタイプにプラスアルファのあるクラブを選びましょう。

『ミズノ JPX900 ドライバー』は、曲がりにくいシャローフェースです。

●ミズノ:JPX900 ドライバー

ネット参考価格:36,944円(税抜き)

ソールについているウェイトは専用レンチでスライドできるので、フェースから離すほど直進性が増し、フェースに近づくほどインテンショナルショットが打てるようになります。

つまり1度購入すれば、初心者から上級者まで選び方に迷うことなく、ずっと使うことができるドライバーなのです。

ゴルフ初心者におすすめのドライバーの選び方は期間を定めること

ゴルフ初心者でドライバーの選び方に迷うようなら、まずはネットの口コミを参考にしましょう。

自分と同じレベルのゴルファーの中で評価の高いドライバーや、購入者の中でおすすめしてるクラブが、選ぶときの判断基準の1つになるはずです。

球筋が安定していない場合は、ヘッドの形状がシャロー(上下の幅が狭い)タイプのドライバーで、できるだけ奥行きのあるものだと、ストレートボールを打ちやすくなります。

ただし優しいクラブは、初心者を卒業すると買い替えたくなるので、簡単な調節機能のついているものがおすすめです。