ゴルフの服装で迷ったら白と黒のシックなカラーにしよう!

最終更新日:2018/09/25

ビジネスシーンでは、取引先や上司からゴルフに誘われた際の服装について悩むことがあります。

失礼のない服装とはどんなものなのか、白と黒を基調としたシックな色合いを中心に、外さないゴルフの服装について紹介していきます。

年長者とのゴルフのときの服装はシックな白と黒を選ぶ

ゴルフのときに、どんな服装にするかは迷うところです。

そんなとき同伴者が年配であれば、白や黒を基調にしたシックな服装が良いかもしれません。

ゴルフ場によっては、メンバーが還暦のときに赤のセーターや帽子を贈っている場合があるので、知らずに赤シャツでいると奇妙な視線を受けるなんてことがあるかもしれません。

確かにシックな服装をしていれば、不快な思いを与えることはありませんが、面白味に欠けるとも考えられます。

特に白色のシャツは学生ゴルファーのような清楚なイメージはありますが、堅苦しさを与えてしまう可能性もあります。

こんなときは、上の白から黒の下へグラディーションのかかった服装を用意します。

白の襟に薄いグレーのシャツ、濃いグレーのズボンに黒いシューズ、上から徐々に黒に移行していくとイヤミのないお洒落感が出てくるはずです。

ちなみに白一色は全英オープンに出場する時くらいしか着ることはない服装ですし、黒一色は反社会勢力のように間違えられるかもしれないので、年配者とのラウンドには不向きです。

仲間とのゴルフのときの服装は黒にワンポイントを入れる

仲間とのプライベートゴルフのときの服装であれば、色を取り入れるだけでガラッとイメージを変えることができます。

たくさんゴルフ用の服がある場合、またはその時々に合わせて買い揃える人は別ですが、月に1回のゴルフであれば使い回しで、アクセントを変えるだけでも十分だと思います。

いわゆる同じ服を着続けるときは、なるべくスタンダードな形でシックな柄の服装を選ぶことです。

大きなロゴのあるシャツやプリント柄は、インパクトが強い分だけ時間が経っても覚えているものです。

ところがスタンダードなシャツは、前のイメージが薄い分だけ記憶に残りません。

しかもポイントとなるアクセントがあれば、それに気を取られてあとの服装は覚えていないものです。

さすがに何度か着ていると、前の服装と同じと思われますが、白色のようなシックな色のシャツを着る人は、買い替えも同じものを選ぶことが多いので、気にする必要はありません。

同じように黒いズボンは、ある意味ゴルフでは定番のような色ですから、こちらも問題はありません。

問題なのはワンポイントのアクセントです。

ゴルフで白と黒の服装にワンポイント入れる3つのポイント

ワンポイントのアクセントとなるのは、キャップ、ベルト、シューズの3点です。

3つのアイテムの中で、もっとも安く手に入るのがキャップです。

ただし、キャップは流行りの影響を受けやすく、使用期間は1シーズン程度と短いため、いくつも変えるとかえって高負担になってしまいます。

ベルトは日常生活でも使えるタイプもあるのでおすすめですが、白と黒の服装の差し色にするのであれば定番色は赤系です。

目立つピンクや地味な朱色など、自分の好みに合ったものから選ぶと良いと思います。

ちなみに差し色のベルトを選ぶときは、ゴルフショップよりもネットのメンズアイテムから選んだ方がバリエーションは多いはずです。

注意しなければならないのは、パッティングラインを読もうとしゃがんだときに、「パツン!」と切れない丈夫な素材とバックルが必要だということです。

ネットでは分かり難い部分もありますが、ベルトの太さや厚み、バックルの留め金なども確認できるものを選ぶようにしましょう。

服装に気を使って黒のズボンに合わせる色違いのゴルフシャツ

白いシャツに黒いズボンの服装は、プロゴルファーも身につけている、至って当たり前の服装です。

白シャツに黒ズボンの服装でもまったく問題はありませんが、少し冒険をするのであれば、シャツをピンク系にして白いベストを用意します。

次回のゴルフでは、薄いブルーのシャツや薄いグレーのシャツに変えるだけで、あとは同じ着こなしをすれば良いはずです。

月1回程度のラウンドペースのゴルファーなら、3パターンの服装があれば、あとは使い回しでも問題はありません。

ただ上から下まで白一色や黒一色だと、インパクトが強すぎて、2回目に同じ服装をしたときに「また、あれ着ているなぁ」と思われてしまいます。

単体で白や黒のシャツやズボンを選んでも使い回しはできますが、白や黒の同色で統一してしまうと、今度はデザインを変えないといけなくなります。

ファッションもゴルフの楽しみのひとつではありますが、パターやウェッジなど他にも揃えたい道具があるようなら、移り変わりの激しい服装は、最低限のものを用意しておくだけで十分だと思います。

ゴルフシューズを変えて黒の服装にワンポイントを入れる

ゴルフシューズの買い替えは初期費用がかかります。

ただし大事に扱えば、長く使用できるので、結果的に安い買い物になる場合もあります。

また量販店では現品セールやワゴンセールなどが行われていることがあり、格安で手に入れることができます。

ただしワンポイントの差し色にするほどのバリエーションがあるかは微妙なところなので、定番を選ぶついでに探してみると良いかもしれません。

白シャツに黒ズボンの服装であれば、シューズは黒色が無難です。

お洒落な人なら上が白で下が黒に靴が白を選んで、コントラストを演出するのも良いかもしれません。

昔はコンビがあったので、トゥとヒールが黒でアッパーは白というのが定番でした。

いまでも探せばあるかもしれませんが、どうせなら今風のメッシュ素材のアッパーを使った靴にしてみてはいかがでしょう。

靴としての性能は陸上のオリンピアかと思うほどですが、ここでは性能よりもカラーを重視します。

夏のゴルフで黒の服装にすると虫を引き寄せるかも

ゴルフの服装は年々インパクトの強いロゴや、華美な柄のものが売り出されています。

頻繁にゴルフをするのであれば、シーズンで使い捨てにするか、練習常用にすることもできますが、ラウンド回数が限られるのであれば、スタンダードなモデルでシックな色合いのものを選んだ方が長く使うことができるはずです。

ただし黒は色抜けするタイプがあるので、生地の素材を確認したほうが良いかもしれません。

また白は襟や袖口が黄ばむため、長期といっても限界はあります。

また色合いは天候に左右されるので、例えば黒シャツは熱を吸収するので暑い夏には向きませんし、白シャツは汗をかくと下着が透けるので、女性の場合はベストが必要になります。

なるべく吸水性が高く、しかも撥水加工されていれば、暑い夏の日でも雨の日でも使うことができます。

それと蚊やブヨは黒色に引き寄せられることが多いので、時期やコースによっては白色を基調とした服装のほうが良い場合もあるでしょう。

ゴルフでは白と黒の清潔感のある服装がベストチョイス!

ゴルフの服装を迷うときは、シンプルな白シャツに黒ズボンが無難です。

特にビジネスや上司とのゴルフであれば、清潔感のあるシックな色合いは好感度を上げるはずです。

なお黒のズボンが合わない暑い時期もあるので、違和感のない服装を心がけるようにしましょう。