ゴルフで難しい残り200ヤード。5Wと3Uのベターな選択を検討

ゴルフのラウンドで200ヤード前後の距離を打つクラブには、5番フェアウェイウッド(5W/クリークとも言う)と3番ユーティリティ(3U)のどちらが良いか、悩まれる方は多いと思います。

そこで5Wと3Uの違いを知ることで自分に合うのはどちらなのか、この記事を読んで参考にしてみてください。

後半では、コースや気象条件によって5Wと3Uを使い分ける方法についても説明します。

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グリーンまでの距離が長い時、3Wよりも成功率の高い5Wか3Uを選ぼう!

5Wや3Uはどういった場面で使いたいゴルフクラブでしょうか。

一般男性の平均ヘッドスピードと言われる40m/sで考えると、180~200ヤード前後の距離を飛ばしたい時に手に取るクラブだと思われます。

つまりロングホールの2打目や、ドライバーショットがミスしてグリーンまでかなりの距離が残っている場合です。

アマチュアの場合は、グリーンにとにかく近づけたい時に手に取るクラブの一つでもあります。

距離によっては3W(スプーン)を使いたくても、うまく打てる方は少ないのではないでしょうか。

3Wがうまく打てない理由の一つが、クラブの長さです。

クラブは長くなるほど遠心力が大きくなるため失敗しやすいのです。

そこで5Wを手に取るのですが、3Wよりも短いとはいえアイアンに比べれば長いためにうまく打てない方も多いでしょう。

自分の5Wの成功率が低いのは、そのクラブの長さに原因があるかもしれません。

その場合、クラブの長さが短い3Uを試してみるのは大いにありです。

ユーティリティとは、そもそもどんなゴルフクラブ?

ゴルフクラブの一つとしてユーティリティが広まるまで、180ヤード以上の距離を打つクラブはフェアウェイウッドかロングアイアンが選択肢でした。

ロングアイアンはフェアウェイウッドよりも方向性が出しやすいため、速いヘッドスピードでクリーンに打つ技術があるゴルファーに人気があります。

しかし、クリーンに打つ技術がないゴルファーにとってロングアイアンは難しく、うまく当たってもヘッドスピードが遅いとボールが高く上がりません。

また最近のアイアンではストロングロフト化が進んだことで、5番アイアンが昔の3番アイアンくらいまでロフトが立ってきたこともあり、ほとんど姿を見なくなってきました。

対してフェアウェイウッドはロングアイアンよりもヘッドスピードが出しやすいですが、ヘッドスピードが速すぎると球が曲がりやすく方向性も出しにくいクラブとなります。

また、ティーアップしていないためにアイアンのように地面にあるボールをうまく打てないという方もいます。

そんなプレイヤーの声から広まってきたのが、アイアンの方向性とミート率の高さ、ウッドの飛距離を兼ね備えたユーティリティです。

ユーティリティはアイアンの性質を兼ね備えているため、方向性を出すにはある程度のヘッドスピードが必要です。

ユーティリティは曲がりにくいですが3Uはロフトが立っているため、ヘッドスピードが低いと5Wよりもボールが高く上がりにくい傾向にあります。

この理由から、ヘッドスピードが速くてボールが曲がるのに苦労している方は、3Uを試してみると良いでしょう。

5Wと3Uの違いは、弾道の高さとランの出やすさ

5Wと3Uの違いとして、まず弾道の高さが挙げられます。

一般的にフェアウェイウッドの方がユーティリティよりも高弾道の球が打ちやすくなります。

そのため、200ヤード近いショートホールで高い弾道からピンポイントで落としていきたい場合は、フェアウェイウッドが有効です。

しかし、高い弾道は風の影響も受けやすくなり、フェアウェイが柔らかいとランもそれほど期待できません。

一方、ユーティリティはフェアウェイウッドよりも低い中弾道の球を打ちやすく、ランが出やすく風の影響も受けにくくなります。

しかし、同じロフトでもユーティリティの方が長さが短いため、キャリーの飛距離はフェアウェイウッドよりも短くなります。

5Wや3Uを使う場面では池越えや崖越えなど、飛距離だけでなくキャリーが求められるホールも多くなります。

どちらが良いかは、自分が行くゴルフ場での使用パターンを考慮して選びましょう。

ヘッドスピードが遅いなら5W、振りやすさやミート率を重視するなら3Uがおすすめ!

市販されている5Wと3Uの一般的なロフトと長さは、以下の通りです。

・5W:18°:42.5インチ前後
・3U:19°前後:40インチ前後

一番の違いは、ゴルフクラブの長さ(クラブ長)です。

5Wの方が3Uよりも2インチ前後長くなります。

一般的にクラブ長が長いほど遠心力が大きくなり、ヘッドスピードも上がりやすくなってボールに当たった時の飛距離は大きくなります。

またクラブ先端のぶれやすさはヘッドの形状や重さが影響します。

ヘッドスピードを上げるためにクラブ長を長くすると、遠心力が大きくなってクラブヘッドがぶれやすくなります。

この動きを抑えてボールに当てるミート率を高めるには、ヘッド形状かヘッド重量を変えるか、遠心力に耐える筋力と技術を身につけるしかありません。

フェアウェイウッドはクラブ長が長いためヘッドスピードが出やすく、当たった時の飛距離は出やすくなりますがミート率は下がります。

対してユーティリティはクラブ長が短いため振りやすく、ミート率が高くなります。

また、ロングアイアンよりもヘッドの重心距離が長いため飛びやすくなっています。

200ヤード前後の距離を求める5Wか3Uの場合、ヘッドスピードが遅い場合は5Wで少しでも距離を稼ぎ、ヘッドスピードが速い場合は短くて振りやすい3Uを選ぶのも良いでしょう。

5Wか3Uかは、自分の身長や筋力、ゴルフスイングの違いで選ぼう!

5Wと3Uを選ぶ際は、自分の身長やゴルフスイングの癖も考慮しましょう。

スイングには横振りと縦振りがあり、クラブの動かし方は人によって違いますが、身長の高さに影響されやすくなります。

一般に身長が低いとトップの高さが低くなることから、クラブヘッドのトップからインパクトまでの位置エネルギーが低くなり、インパクトでボールに当たるパワーが弱くなることから同じヘッドスピードでも飛距離が出にくくなります。

横振りは身長が低い方に多く、飛距離不足をヘッドスピードで補おうとするためクラブ長が長いウッドを練習することが多くなり、長いクラブの扱いがうまくなりやすいようです。

一方、縦振りは身長が高い方に多く、アイアンなどクラブ長が短いクラブが得意な傾向にあります。

高いトップにクラブヘッドを上げるには身長と筋力が必要になり、高い位置に上がったクラブヘッドは位置エネルギーが高いため、筋力に任せた手打ちでもそこそこ飛びます。

しかし、筋力に頼った手打ちのスイングはクラブが長くなるとクラブヘッドの動きが不安定になりやすく、ミート率が低下します。

うまく当たらないのであまり練習しなくなり、フェアウェイウッドがますます不得意になるケースも多いようです。

もちろん、練習方法によって身長が高くても横振りの方もいます。

飛距離を求める5Wと3Uでは、自分がどちらのタイプなのかを把握してから選ぶのも一つの方法です。

5Wと3Uを両方持って、ゴルフコースや天気によって使い分けるのもあり!

5Wか3Uのどちらを使うかは、プレーするゴルフ場や天気によっても変わってきます。

丘陵コースでピンポイントに落としたい場面が多いコースでは、ボールが高く上がりやすい5Wで攻めると良いでしょう。

林間コースや河川敷のように平坦で距離が長いコースでは、曲がりにくくランが期待できる3Uで攻めると安全です。

また、同じコースでも天気によってクラブを使い分ける方法もあります。

風が弱かったり、フォローの風に乗せて飛ばしたい場合は高弾道が出やすい5Wで攻め、雨や風の影響を抑えてランを稼ぎたい場合は中弾道が出やすい3Uで攻める、といったように使い分けてみるのもおすすめです。

ショートホールで風が強い場合はキャリーの飛距離が計算しにくくなるため、中弾道が出やすいユーティリティを使い、ランで転がしてグリーンオンを狙う方法もあります。

それからトラブルショットやアプローチでも5Wや3Uは使えます。

林の中から低い弾道でフェアウェイに打ちたい時はクラブが短くて振りやすい3Uがおすすめです。

花道から距離が長めのアプローチを打ちたい場合は、5Wで打つとヘッドが滑ってダフリにくくなります。

5Wか3Uのどちらが合うかは、試打してから決めよう

5Wと3Uのどちらが自分に合うかは、ゴルフショップで試打するのが一番です。

製品によってロフトや長さが違うため、事前にスペックを調べてから振りやすさやインパクトの感触などを確かめます。

最近のショップでは弾道計測器を備えていることも多く、その結果を見ながらどちらにするかを選ぶのも良いでしょう。

お金に余裕があれば、両方買って使い分けるのもおすすめです。